午前5時半に目覚める
気管支は重いが外は晴れているようなので身支度をして散歩に出かける
朝日を浴びながら土手を越えて河川敷に向かうと
ガビチョウが複雑なメロディを歌い上げている
ウグイス オオヨシキリ キジ それぞれ競い合うように鳴いている河川敷から富士を眺めたら
昨日のスコールで頂上の白い雪の部分が大きくなっていた
クコの茂みの中から「ミャゥ! ミャゥ!」と子猫の声がする
母猫とはぐれたのか? 捨てられた子猫なのか? 単に母親を待っているだけなのか?
茂みを手でかきわけたらちいさなグレーの背中が 一瞬見えて 消えた
切ない気持ちを抱えたまま土手を登ったら茶トラっ子が待っていた
こうして見ると本当に綺麗な猫だ
身体は大きいし性格は優しくておっとりとしているのだから
茶トラっ子が野良猫ポイントのボスになればイイのに・・・と思いながら土手を降りると
圏央道の工事現場で新ボスキジが水たまりの水を飲んでいた
ボスが交代してから野良猫ポイントの雰囲気は一変した
前のボスキジはおっとりしていたのでメス猫たちも子猫たちもリラックスしていたが
若い新ボスキジが歩いているだけで猫たちは姿を現そうとしない
乱暴者に「徳を積めよ!」と声をかけて野良猫ポイントに移動すると
黒猫ちゃんが駆け寄って来た
いつものように尻尾を「?型」に丸めて甘えてくる
黒猫ちゃんのお腹は日に日に膨らみ おっぱいは赤く飛び出してきている
こんな幼い子猫に子育てが出来るのだろうか?と心配しながら家に戻る
1時間ほど歩いたのに食欲は湧いて来ない
コーヒーと牛乳だけで朝食を済ませる朝
黒子猫は、本当に心配です。お腹をさすってあげないと、産めないんじやないかなぁ。私がいきます!悲しいサガ!(-ω-)うーん。可哀そうで。いてもたってもいられない。