体調はいまいちだがモリアオガエルの季節を見逃すことは出来ないと愛車に飛び乗る
先日の台風で森の中はゴチャゴチャになっている
折れて飛ばされた枝や根こそぎ倒れた木が散乱するのを避けながら奥へ奥へと進む
沼のほとりのホウの枝がつぼみごと千切れて散らばっていた
モリアオガエルは無事だろうか?と探しまわる
あっ!良かったぁ~!ゼンマイの葉っぱの上にちゃんといた~♪
今朝産みつけれられたとおぼしき卵塊もあるが
台風以前に産みつけられた卵塊の多くが沼の中や地面に落ちていた
真っ白な卵の状態の卵塊はもうダメだろう・・・
小さなオタマジャクシが孵っているものもあったがまともには育つまい・・・
助けることは容易いが野生の掟に反することは慎みたい
強がりを言ってモリアオガエルたちがコロリコロリと歌い続ける沼を離れた
千切れた枝が降り積もった森の地面でヤマガラが餌を探していた
早くもベニタケが顔を出している
おっ!ツチアケビだ!
こいつに会いたかった!
地味な茶色の花を良く見れば判るようにツチアケビは蘭の仲間で
何事も無く育てば15センチほどの赤い実が生るのだが
薬効があるために盗掘されてしまうのでそれはなかなか見ることが出来ない
あれっ?これはちょっと違うぞ?
ツチアケビ同様に葉緑体を持たない蘭のようだが??
判らないので次回この森を訪れた時にもうイチ度観察することにして家路に着く
森の空気を胸イッ杯に吸い込んだせいか気管支の熱は収まっていた
今日の晩飯のおかずは万座のネマガリタケの煮付け