AKB48グループ&坂道グループ情報ブログ

[各グループ推しメン] 乃木坂46→与田祐希 日向坂46→佐々木美玲 櫻坂46→守屋麗奈

櫻坂46、“個の確立”を強く打ち出した4周年ライブ 現在のフェーズで結果を残し、限界を超えた2日間

2024年12月03日 23時00分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ





 櫻坂46の周年ライブ『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』が11月23日&24日、千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催された。昨年に引き続き同会場で行われ、両日合わせて約7万2000人というZOZOマリンスタジアム史上最大動員数を記録。特に今回は、開催前から「チケットがまったく取れない」という声を多方面から耳にしており、昨年以上のチケット争奪戦が繰り広げられたことは想像に難しくない。



 事実、2024年に入ってからの櫻坂46のライブ人気は高まる一方で、春の『4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?』やその追加公演として東京ドームで行われた2DAYS公演『4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム』に対する反響は、昨年以上だったと実感している。また、セールス的にも6月リリースの9thシングル『自業自得』は過去最大の売り上げを記録し、続く10月発売の10thシングル『I want tomorrow to come』もそれに匹敵するセールスを打ち出したばかり。最近では韓国や香港での音楽フェスにも出演するなど、国内のみならずグローバルな活躍ぶりを見せている。





 そんな彼女たちの4周年ライブ。筆者には“個の確立”を強く打ち出したステージだったと感じられた。もちろん、活動歴の長い一期生や二期生の多くはすでに各々の個性を手にしているだろうが、ここにおいて特筆したいのは2023年初頭にグループに加入した三期生について。同年11~12月に初の期別単独公演『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』で着実に実力を付け始め、2024年に入ると『自業自得』や『I want tomorrow to come』といったシングル表題曲で山下瞳月がセンターに抜擢されたほか、多くの三期生が選抜メンバーに選出。また、2024年1月から再開された『BACKS LIVE!!』に初めて三期生が参加するようになり、ライブ経験を着実に重ね始めたほか、石森璃花や村井優がBACKS楽曲センターや『BACKS LIVE!!』座長にも就任し、活躍の場を増やしている。







 その一方で、毎シングル収録されている三期生楽曲では村山美羽(「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」)、向井純葉(「引きこもる時間はない」)、遠藤理子(「本質的なこと」)がそれぞれ初センターに選ばれ、個性を発揮。今年9~10月には東京と大阪でのアリーナ公演『櫻坂46 三期生ライブ』も行われ、大盛況ぶりを見せたばかりだ。同公演を観ても感じたが、もはや三期生の誰がセンターに選ばれても不思議ではないほどに個々が実力と個性を身に付け、櫻坂46にとって欠かせない戦力にまで成長したのだ。







 2023年の『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』は、初代キャプテン・菅井友香の卒業(2022年11月)や2022年末の『NHK紅白歌合戦』落選などを経て、新しい戦力となる三期生を迎えて再出発を図っていた最中。グループとしての一体感や突破力を強化していく過程でのひとつの集大成であると同時に、グループとしての多様性を含むオリジナリティを確立させる上で、その時点での“答え”を提示したステージだったと筆者は捉えている。そこを踏まえて、今年の『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』はさらにこの2点を強化させつつ、三期生が一人前のメンバーとして一期生や二期生と肩を並べたことを証明するための、重要な2公演にしたかったのではないだろうか。今年8月から始まった四期生オーディションの結果発表も控えている中だからこそ、その前に現在のフェーズとして“結果”を提示しておくことは、絶対に必要なことなのだ。







 昨年はDAY1に土生瑞穂の卒業セレモニーをフィーチャーするなど、2公演で異なる演出やフォーメーションが用意されたが、今年は2公演を通じて一部日替わり曲は用意されたが、大まかな流れは一緒。DAY1では客電がついたままの状態で、メンバーがステージ上のみならず客席からも次々に登場するオープニングなど昨年の公演を踏襲する演出を交えつつ、不吉の前兆のような赤い月に導かれるようにスタートした「嵐の前、世界の終わり」でガラリと空気感を変え、「何歳の頃に戻りたいのか?」「BAN」でギアを上げていく緩急に富んだ構成は、もはや櫻坂46ならではと言えるもの。





 これに加え、オンラインミニライブを除けばライブ初披露である「縁起担ぎ」や「イザベルについて」といったユニット曲、前述の赤い月と対照的な演出を見せる「ブルームーンキス」、久しぶりの披露となった初期楽曲「最終の地下鉄に乗って」、そして今年のライブを通して“鉄板曲”へと育った「マンホールの蓋の上」やフェスなどを通じてその“鉄板曲”へ仲間入りし始めている「もう一曲 欲しいのかい?」、さらに「承認欲求」「自業自得」を経てクライマックスで披露される新曲「I want tomorrow to come」と、初日だけでも見どころ満載で、これまでの櫻坂46のライブと比較しても非常に高水準なクオリティだった。当の三期生も、向井センターの「引きこもる時間はない」や小島凪紗センターの「マモリビト」といった期別曲や、シングル表題曲やカップリング曲で先輩メンバーに負けず劣らずの存在感を発揮していた。



 ところが、DAY2ではメンバーが放つ気迫や熱量がDAY1とは大きく違い、両公演を観覧した筆者の目にはまるで異なる内容の2公演のように映った。もちろんこれは、決してDAY1がDAY2に劣っていたという意味ではない。『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』や『4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム』という伝説に残るステージを経験してきた彼女たちだからこそ、『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』DAY1を終えたことで「もっと上を目指せる」「まだまだやれる」という意識が芽生えた結果が、DAY2で見せた破壊力だったのではないだろうか。と同時に、さまざまな経験を通じて急成長し続ける三期生の姿が、先輩たちの心に火をつけたという想像もできなくはない。



 DAY2も序盤は前日と同じ構成で進行したが、オープニングの「ドローン旋回中」&「Anthem time」マッシュアップメドレーから空気を一変させる「嵐の前、世界の終わり」でのセンター・山下の気迫は前日以上のものがあったし、それに続く「何歳の頃に戻りたいのか?」で放つ山﨑天のオーラ、「BAN」で見せる森田ひかるの誇り高き佇まいは、DAY1を凌駕するものがあった。かと思えば、「一瞬の馬」では藤吉夏鈴が温かみやしなやかさを伴う動きや表情で観客を惹きつけ、ライブ初披露となる「本質的なこと」では初めてセンターを担う遠藤理子が堂々としたパフォーマンスと憂いに満ちた表情で、唯一無二の世界観を構築する。特に遠藤に関しては加入当初、ダンスの面でほかの同期より悪目立ちしてしまう場面もあったが、『BACKS LIVE!!』などで積み重ねた経験がいい方向に作用し、今やほかのメンバーにはない魅力を持つ個性的な存在にまで成長したことがこの曲からは窺えた。









 「TOKYO SNOW」は繊細さが強調された山下による冒頭ポエトリーパートから、徐々に温かみを強めながらドラマチックに展開していく。雪を彷彿とさせるような、観客による白のペンライトも曲の世界観を作り上げる大切な要素として作用。今後、この季節に行われるライブで欠かせない1曲になりそうだ。その美しい世界観を名曲「桜月」が引き継ぐと、披露するたびに表現力や説得力が増し続けている守屋麗奈の華麗なパフォーマンスとともに、会場が満開の桜(=桜色のペンライト)で埋め尽くされていく。



 また、前日はMCとアンコールのみの出演だった小田倉麗奈が、ユニット曲「標識」で本格的にライブ参加。怪我のため10thシングル活動期間を休養中だった彼女だが、こうしてパフォーマンスに参加できたことは次に繋げるための大切な一歩となったことだろう。昨年の同会場でのライブでも、当時休養中だった遠藤光莉がステージ復帰を果たしたり、同じく休養中だった小池美波が一部参加したが、こうした“誰ひとり置いていかず、一緒に手を繋いで前へ進む”姿勢も実に櫻坂46らしい。



 松田と井上梨名のオリジナルメンバーで披露されるのも久しぶりだった「On my way」や、本ライブが初パフォーマンスとなった「今さらSuddenly」といった選曲、そのあとに「ブルームーンキス」「思ったよりも寂しくない」「最終の地下鉄に乗って」といったムーディーな楽曲が並ぶのも、今年の『アニラ』の特徴と言える。序盤の「何歳の頃に戻りたいのか?」や「BAN」以外は、後半戦まで彼女たちらしい激しく攻めるダンスナンバーは控えめで、どちらかといえば柔らかさが伝わる楽曲が多く用意された印象が強い。



 
しかし、そうしたナンバーを通じて伝わったメンバーの“個”も確実に存在しており、今回のような緩急の付け方ができるようになったことで櫻坂46のメンバー層の厚みを今まで以上に実感することもできた。そう考えると、昨年の『アニラ』で提示された“グループとしての多様性を含むオリジナリティを確立させる”という課題もついに今年でひとつ結果を打ち出すことができたのではないだろうか。

 だからこそ、「Start over!」から始まる攻めの後半戦はより強く響くものがあった。DAY1の時点から強烈な構成だと感じていたが、DAY2は前日以上の気迫が加わり、観ている側も息をするのを忘れそうになるほど見入ってしまう瞬間が多々あった。「Start over!」ではかつて土生が担った支柱的役割を村山が担い、小林由依のパートに村井が入ることで、初期のオリジナルに近いフォーメーションで展開。そこから昨年の『アニラ』を踏襲する演出の「静寂の暴力」へと繋ぐという、動と静の対比が際立つ並びも実に櫻坂46らしい。





 そして、「マンホールの蓋の上」以降の怒涛の畳み掛けは圧巻の一言で、本編ラストを飾る異端の1曲「I want tomorrow to come」で櫻坂46が作り上げるひとつの物語は幕を下ろす。もはや音楽ライブの域を超え、1本の映画か演劇作品かと錯覚するような激怒の2時間強は、櫻坂46だからこその個性だと断言したい。



 この完成された物語があるからこそ、アンコールの「Buddies」や「櫻坂の詩」ではホッとした空間を心の底から満喫することができる。これは観る側のみならず、演者側も同様なのだろう。ライブ本編以上にリラックスした笑みを浮かべるメンバー、観客の声援に涙するメンバーなど、彼女たちが素に戻る瞬間も多々目撃でき、MCでは本編ラストの「I want tomorrow to come」で圧倒的なパフォーマンスを見せたセンター山下が、緊張の糸が切れたかのように涙をこぼす場面もあった。プロとしてステージに立つ者と、等身大の少女としての姿、その両方を目にすることで、我々は櫻坂46という存在にどんどん惹きつけられていくのだと、この日改めて実感することができたのも筆者にとっては大きな収穫だ。



 2024年は前年以上にライブの数が多かった櫻坂46だが、それがすべていい方向に作用し、迷いのなさを見せつけたのが『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』だった。ある種、ウィニングランのような2日間を経て、グループはスピードを緩めることなく、まだまだ前進を続けていく。充実の1年を経て、また新たなフェーズへと突入するであろう2025年はどんなトピックで我々を楽しませてくれるのだろう。奇しくも2025年は櫻坂46の5周年であると同時に、前進グループ・欅坂46の結成10周年という大きな節目を迎える。そんなタイミングだからこそ、我々の想像を遥かに超えるような活動で楽しませ、あるいは驚かせ続けてくれることを願ってやまない。






■櫻坂46『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』
2024年11月24日(日)@ZOZOマリンスタジアム
<セットリスト>
M0.Overture
M1.ドローン旋回中・Anthem time
M2.嵐の前、世界の終わり
M3.何歳の頃に戻りたいのか?
M4.BAN
M5.一瞬の馬
M6.本質的なこと
M7.TOKYO SNOW
M8.桜月
M9.標識
M10.On my way
M11.今さらSuddenly
M12.ブルームーンキス
M13.思ったよりも寂しくない
M14.最終の地下鉄に乗って
M15.Start over!
M16.静寂の暴力
M17.マンホールの蓋の上
M18.もう一曲 欲しいのかい?
M19.承認欲求
M20.自業自得
M21.I want tomorrow to come
EN1 Buddies
EN2 櫻坂の詩

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櫻坂46卒業の上村莉菜&齋藤冬優花、1期生としてグループにもたらした功績と後輩たちに受け継がれたもの

2024年12月03日 21時45分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ





 櫻坂46の10thシングル『I want tomorrow to come』の活動をもって、グループから卒業する上村莉菜と齋藤冬優花。櫻坂46「10th Single BACKS LIVE!!」の12月4日公演では齋藤の卒業セレモニーが行われる(※同日開催予定だった上村の卒業セレモニーは、腰痛があり、一定期間の安静が必要と診断されたため開催見送りとなった)。そこで本記事では、1期生として長くグループを引っ張ってきた2人の功績にフォーカスしたい。

 櫻坂46の前身グループ・欅坂46時代から、1期生として長きにわたりグループを支えてきた上村と齋藤。上村は4thシングル『五月雨よ』で櫻坂46になってから初の選抜入りを果たしたほか、齋藤も6thシングル『Start over!』で選抜メンバーとして活動した。欅坂46時代から磨いてきたパフォーマンスに定評があり、後輩たちからの信頼も厚い2人はグループの精神的支柱のような存在だと言って差し支えないだろう。2人の卒業により、残る1期生は小池美波のみとなる。

 上村は公式ブログの中で、「私はアイドルになりたいというより、 憧れの“乃木坂46さんになりたい” という気持ちでオーディションを受けました」「想像していたのとは違うグループの色で、 悩むことも多かったです」と回想しつつ、「9年間も頑張れたのは、 応援してくださったみなさんのお陰です」と感謝も綴っている。また、齋藤も、「大好きで大切で、人生をかけてもいいと思えた欅坂46というグループの名前が変わるタイミング、 櫻坂46になり、後輩が強く逞しく輝いている姿を見たタイミング、 卒業を意識したり考えたりするタイミングは何度もありました」としつつ、「他の同期よりも少し時間がかかってしまいましたが 私にも櫻坂46と同じくらい他に『好き』なことが見つかりました」と、新たに挑戦したいことが見つかったと明かしている。

 そんな2人の卒業を受け、2期生の大沼晶保は自身のブログにて、「お二人の後輩でいれることが 本当に幸せでそんな先輩と離れることはとてもとても寂しいですが、 残りの間もその幸せを感じながら 私もりなさんとふゆかさんを少しでも幸せな気持ちになってもらえるように 頑張りたいと思います!!」と綴っていた。また、3期生の山下瞳月も、「一緒に活動させて頂けている日々に感謝しながら、一日一日を噛み締めていけたらな…と思います」「加入当初から本当に優しくしていただいたので、頂いたことを私も返せますように」と2人との思い出を明かしていた。BACKSメンバーとして活動することも多かった2人だが、彼女たちがグループに残してきたものは、しっかりと後輩にも受け継がれているようだ。

 欅坂46の草創期から、グループの改名という大きな転換点まで経験してきた上村と齋藤。2人の卒業に対し、SNSでは、「ありがとう、青春でした」「沢山の勇気と希望をありがとうございました」など、2人の功績を称える声が相次いでいる。今回、上村は残念ながら卒業セレモニーの開催が見送りとなってしまったが、齋藤と共に、その勇姿は多くのファンの心に残ったことだろう。

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櫻坂46上村莉菜、腰の痛みで自身の『卒業セレモニー』開催見送り 『BACKS LIVE!!』全日程欠席を発表

2024年12月02日 22時24分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ



櫻坂46・上村莉菜


櫻坂46・上村莉菜、齋藤冬優花


 櫻坂46の一期生・上村莉菜が、あす3日から3日間開催される『櫻坂46 10th Single BACKS LIVE!!』を腰の痛みで欠席し、自身の卒業セレモニーも開催を見送ることが2日、グループ公式サイトで発表された。

 上村は、同期の齋藤冬優花とともに10thシングル「I want tomorrow to come」の活動をもってグループを卒業すると発表していた。そして同ライブのDAY2公演では、2人の卒業セレモニーが予定されていた。

 公式サイトでは「上村莉菜に関しまして、腰の痛みがあり、医師の診断を受けたところ一定期間の安静が必要と診断されました。つきましては、12月3日(火)・12月4日(水)・12月5日(木)『櫻坂46 10th Single BACKS LIVE!!』に関しまして、上村莉菜は欠席させて頂くこととなりました。また、齋藤冬優花卒業セレモニーについては予定通り実施し、上村莉菜卒業セレモニーに関して開催はございません」と報告。

 続けて「出演を楽しみにされていたお客様には、大変深くお詫び申し上げます。皆さまのご理解を賜わります様、宜しくお願い申し上げます」と伝えた。

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櫻坂46、日本人女性グループ初の快挙 香港最大級音楽フェスのメインステージでパフォーマンス

2024年12月02日 22時08分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ



香港『Clockenflap Music & Art Festival 2024』に櫻坂46が出演


香港『Clockenflap Music & Art Festival 2024』に櫻坂46が出演


 櫻坂46が、11月29日~12月1日に開催された香港最大の音楽フェスティバル『Clockenflap Music & Art Festival 2024』に出演した。櫻坂46は11月30日にメインステージある「Harbourflap Stage」で、日本人アイドルグループとして同ステージで初めてパフォーマンスを行った。

【写真】その他の写真を見る

 登場前から「櫻坂46」のコールが湧き上がり、たくさんの観客がその声援に押し寄せるように会場に集まる。Clockenflap特別仕様のOvertureが流れると大きな拍手と歓声が沸き、“櫻ポーズ”の黒いTシャツと白いオーバーオールを身にまとった櫻坂46メンバーが登場。1曲目からキラーチューン「承認欲求」を披露し会場の観客の目を釘付けに。続く「何歳の頃に戻りたいのか?」では、センターの二期生・山﨑天による「Are you ready? Let's go!!」の煽りに熱い歓声が響き渡った。

 続いてMCパートでは、キャプテン・松田里奈が「大家好、我地係櫻坂46!We finally made it to Clockenflap!(皆さんこんにちは、私達は櫻坂46です!ついにClockenflapにやってきました!)」と広東語と英語を交えてあいさつをし、二期生・藤吉夏鈴も「大家好、我係夏鈴!イ尓地好正、多謝!(皆さんこんにちは、夏鈴です!皆さん最高です、ありがとうございます!)」と広東語で現地の観客に感謝を述べた。続く山﨑は、「Are you having fun? Make some noise!! We are very happy to be here in Hong Kong!(楽しんでいますか?皆さん、騒いでください!!香港に来ることができてとてもうれしいです!)」と英語で熱く呼びかけ、観客とコミュニケーションをとりあった。

 続く「BAN」で、センターの二期生・森田ひかるを筆頭に、引き続き圧倒的なパフォーマンスを魅せたかと思いきや、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」では糸を使ったパフォーマンスで、息のあったチームワーク力も披露。「Clap your hands!!」の掛け声で観客のクラップが鳴り響いた「マンホールの蓋の上」、森田と山﨑のWセンターによるダンスからスタートした「摩擦係数」、三期生・山下瞳月が初センターを務めた「自業自得」と激しいダンスナンバーがこれでもかと続く。ボルテージが最高潮に達した中、イントロのベース音から会場を巻き込んだ「Start over!」ではセンターの藤吉の表現はもちろん、メンバーの体に登っていく振り付けのインパクトで、グループのことをあまり知らないであろう観客も思わず声をあげる。最後を飾ったのは最新シングル「I want tomorrow to come」。めまぐるしく変わっていく曲調に合わせて、高速なフォーメーションダンスを繰り広げ、現地のファンの心を奪うパフォーマンスでラストを締めくくった。惜しみない拍手の中、最後まで観客に感謝と愛を伝えながらClockenflapの初ステージを終え、香港という新たな地で“櫻”を咲かした。

 櫻坂46は、今年行われた『櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム』で初の海外チケット販売を実施。11月には韓国のミュージックフェスティバル『WONDERLIVET 2024』に出演したり、自身のオフィシャルTikTokでも海外で流行のダンスを披露。さらに韓国アーティストQWERや、香港アーティストCOLLAR、MIRRORとのダンスコラボなど、積極的に海外に向けた発信を積極的に行っている。

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櫻坂46 守屋麗奈&藤吉夏鈴、“れなかりん“が熱い? 絶妙な距離感が醸し出す2人ならではの関係性

2024年12月01日 23時01分00秒 | 櫻坂46
こ~んばん~わ


 櫻坂46には松田里奈と森田ひかるの“松森”、増本綺良と幸阪茉里乃の“きらまり”、村山美羽と的野美青の“みうみお”など、様々な組み合わせのコンビ名がファンの間で浸透しているが、中でも最近、冠番組やYouTube、TikTok、ラジオ、さらには雑誌の表紙を飾るほどにあらゆる場所で話題に挙がっているのが、守屋麗奈と藤吉夏鈴の“れなかりん”だ。

 「五月雨よ」「ソニア」といった楽曲でシンメトリーのポジションに位置する2人は、「守屋ちゃん」「夏鈴ちゃん」とお互いを呼び合う二期生の同期。その呼び方に表れているように、どちらかと言えば守屋の方が積極的に、藤吉が一歩引いているようにも思えるが、『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系/以下、『そこさく』)で企画された「二期生バレンタイン妄想告白」(2022年2月放送)では、出演時は口数の少ない藤吉が裏では「守屋ちゃんホントに可愛い」と言ってくると守屋が嬉しそうに明かしていた。


 そこから再びれなかりんに注目が集まったのは、今年9月にオンエアとなった『そこさく』での企画「プライベートおでかけダイアリー」。今年4月に守屋と藤吉が2人でドイツにあるノイシュヴァンシュタイン城を見に行ったというのだ。誘ったのは守屋からで、ツアーや宿も守屋が手配。同時期に放送の大園玲が当時MCを務めていた『櫻坂46の「さ」』(文化放送)でも、ゲストに守屋と藤吉を迎え、ドイツ2人旅がトークテーマに挙がっていた。国内でもプライベートで会ったことがなかったのが、いきなりの海外だったようだ。大園を交えて「居心地いいかも」と上機嫌な藤吉。番組終盤で3人は「ご飯でも行きましょう」と約束しており、その後の展開が11月25日配信の『ちょこさく』(Lemino)で明らかになっている。守屋が2人を誘い、大園が迷いに迷い、結果的に守屋と藤吉の(おそらく)国内初のプライベート食事会になったようだ。


 さらにグループSNSでも、れなかりんの供給は多く、山﨑天がカメラマン/動画編集を担当したYouTube動画、通称“てんカメ”にもれなかりんの様子が映し出されている。ラジオでも話題になっていたが、楽屋で引きこもりがちの藤吉は、メイクの時間によく守屋の髪をセットしているという。てんカメでは、ヘアセット中の守屋に藤吉が近づいていき、「夏鈴ちゃんの今日のポイントは前髪です!」と自信満々に答える守屋に、藤吉が「なんだこいつ」と冷たくあしらいながらも、「嘘だよ」と優しく慰める、2人の関係性が伝わってくる動画となっている。

【てんカメ】山﨑天がてんカメ動画編集に挑戦!【秘蔵映像】

 先述したドイツ2人旅がBuddies(櫻坂46のファンの呼称)の間で話題になっている頃、TikTokでは藤吉が守屋のほっぺをつつくという、れなかりんの空気感が滲む投稿がされており、メンバーに「甘えたい」藤吉、「甘えられたい」守屋(『そこさく』11月25日放送より)の関係性となっている。


 それらの反響の大きさが結実したのが、11月19日発売の週刊誌『FLASH』(光文社)で守屋と藤吉が表紙と巻頭グラビアを担当したことだろう。雑誌のインタビューで、藤吉は守屋が活動に対して大変さを見せず、フラットに、タフに取り組んでいること、守屋は藤吉の雰囲気と表現力を尊敬している部分に挙げている。


の商品画像
『週刊FLASH』2024年12月3日号(1754号)


 守屋は『桜月』、藤吉は『Start over!』でシングル表題曲センターを務め、櫻坂46を牽引している2人。雑誌インタビューでも触れられているように、守屋は『ラヴィット!』(TBS系)をはじめとしたバラエティ番組、藤吉は主演を務めた映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』を筆頭に、ドラマ『作りたい女と食べたい女』シーズン2(NHK総合)、最近ではドラマ『モンスター』(カンテレ・フジテレビ系)に出演し、それぞれがタレント/俳優としても活躍している。グループから飛び出すことは、櫻坂46を知ってもらう大きなチャンスでもある。異なるフィールドで活躍する2人だからこそ、互いにリスペクトし合える関係性なのかもしれない。

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