乃木坂46 梅澤美波、櫻坂46 増本綺良、日向坂46 河田陽菜……お正月特番で脚光を浴びた3坂道メンバー

こ～んばん～わ



梅澤美波1st写真集 夢の近く


　音楽番組のみならず、バラエティやスポーツ番組でどれだけ輝くことができるかは、男女問わずアイドルにとっての一つの大きなステータスとなっている。大晦日の『NHK紅白歌合戦』でその年の音楽特番が幕を閉じるとすれば、年明けからは一気にバラエティ色の強い特番が多くなっていく傾向にある。昨年、日向坂46の影山優佳が『カタールW杯』で知名度と人気を獲得したことを機に、坂道グループはさらなる脚光を浴びるチャンスにあるとも言えるのではないだろうか。本記事では、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46から年始に活躍を見せたメンバーをピックアップしていく。

乃木坂46 梅澤美波、与田祐希、山下美月、久保史緒里『芸能人格付けチェック！2023お正月スペシャル』（ABCテレビ・テレビ朝日系）1月1日放送

　2021年、2022年と日向坂46が出演していたお正月放送の『芸能人格付けチェック！』に、今年は乃木坂46が登場。副キャプテンの梅澤に、山下、与田、久保という、これからの乃木坂46を担う今のグループを代表する4人だ。『紅白』をもって齋藤飛鳥が乃木坂46から卒業した翌日の、新年早々の高視聴率番組、さらに言えば家族で楽しむようなレンジの広い番組に、新たな乃木坂46を定着させようという思いが感じられなくもない。

　2022年春の放送に出演し、「映す価値なし」と格付けされた山下と与田がリベンジを誓う中、結果はラストの「牛肉」のチェックにて「一流芸能人」に返り咲き。ミスは「弦楽六重奏」のみで、ほかの「ワイン」「ビッグバンド」「ミシュラン」「ダンス」「牛肉」では全て正解という、一流芸能人としての感覚を見せつけた。特に「グルメ女王」として紹介されていた梅澤は、チームに大きく貢献していた印象だ。バラエティ的には「映す価値なし」に陥落してしまった方が、ある種おいしい気もしてしまうが、梅澤の「乃木坂の名をここで汚すわけにはいかない」という宣言通りにもなっている。

櫻坂46 増本綺良『ラヴィット！』（TBS系）1月4日放送

　新年一発目のレギュラー放送がスタート。1～3月の「ラヴィット！ファミリー」水曜担当に選ばれた増本が初出演を飾った。『ラヴィット！』には乃木坂46、日向坂46からも多くのメンバーが代々レギュラー出演をしてきているが、年末にオンエアとなった『ゴールデンラヴィット！』にも出演していた守屋麗奈が最も番組にハマっている印象。その守屋、田村保乃、大園玲に続く、櫻坂46のバトンを繋ぐのが増本である。

　この日は2023年初回の放送ということもあり、全編オープニングトークというかなり特殊な回に。「大不思議2」と紹介された増本のクレイジーな部分は、年越しの瞬間は帰省した兵庫県の実家で寝袋に入って暖を取っていたというエピソードくらいで、まだ緊張の方が勝ってしまっていたのではないか、というのが正直な感想だ。「会いたい人 No.1」で登場した芸人・もりせいじゅの「増本におてもと」は気持ちのいいくらいに語呂が完璧である。ちなみに、この日のプレゼントキーワードに使用されていた芸人・守谷日和の漢字が間違っていたことが番組のラストにアナウンスされた時、MCの川島明が「れなぁの方の守屋になっていました」と補足していた。

日向坂46 河田陽菜『再現できたら100万円！THE神業チャレンジ』（TBS系）1月4日放送

　2021年から定期的に放送されている特番『神業チャレンジ』に、ゲストとして河田が出演した。出演尺としては、太鼓の達人の目隠しプレイに成功した櫻坂46の“スーパーもりもり森田ひかる“こと森田ひかるの方が長くはあるが、ワードのインパクトでは河田も決して負けてはいない。

　同じゲストとしても出演していたジェシー（SixTONES）らが挑戦した「15ｍ先のロウソク火消しアーチェリー」の神業には、「失敗すると思う」と全員失敗を予想。間髪入れずの辛辣かつ鋭いコメントに、MCのチョコレートプラネットの2人は慌てながらも「分析してますね」と納得した様子で返す。さらに、「生挑戦！ピタゴラお家ドミノ」の神業に挑むトータルテンボスの大村一家には、「幸せになってください」と応援コメントとは思えぬワードが飛び出し、出演陣から総ツッコミが入っていた。おひさま（日向坂46ファンの呼称）にはお馴染みの河田の天然キャラと素直なリアクションが、これからさらなる層にリーチしていくかもしれない。

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