こ~んばん~わ
3月27日にデビュー5周年を迎えるアイドルグループ・日向坂46が、デビュー5周年を記念した公式BOOK『H46 MODE vol.1』(光文社)を3月19日に発売した。
そんな日向坂46からキャプテン・佐々木久美、松田好花、上村ひなの、平尾帆夏にインタビューを実施。4人が各期を代表して『H46 MODE』の魅力を語ったほか、これまでの5年間を振り返りながら、自身の転機を明かした。
3月27日にデビュー5周年を迎えるアイドルグループ・日向坂46が、デビュー5周年を記念した公式BOOK『H46 MODE vol.1』(光文社)を3月19日に発売した。
そんな日向坂46からキャプテン・佐々木久美、松田好花、上村ひなの、平尾帆夏にインタビューを実施。4人が各期を代表して『H46 MODE』の魅力を語ったほか、これまでの5年間を振り返りながら、自身の転機を明かした。
■■デビュー5周年公式BOOKはメンバーが見ても楽しい内容に
――今回、日向坂46デビュー5周年を記念した公式BOOK『H46 MODE』が発売されます。
佐々木:乃木坂46さんの『N46 MODE』を見て憧れていたので、“私たちも同じ形で出させていただけるんだと嬉しかったです。
松田:私も『N46 MODE』見てました! 普段の制服を着ている姿じゃなく、雑誌のためにスタイリングされたお洋服やコンセプトがとてもかわいくて。
――先輩である乃木坂46さんの『N46 MODE』を、やはりチェックされていたんですね! 今回の『H46 MODE』はメンバーの皆さん全員が様々な企画に登場しています。
上村:まるまる1冊日向坂46で作っていただけることなんて、なかなかないことなので、とてもレアなことだなと思います。さらにこうしてデビュー5周年の記念で一期生さんから四期生まで全員をフィーチャーした企画を誌面に載せていただいて、とても嬉しく思います。
平尾:四期生は先輩と初めて一緒に雑誌撮影する子も多くて、純粋に一緒に撮影できるのがとても嬉しかったです! 個人的に私も『N46 MODE』を購入していたので、個人としてもグループとしても嬉しいなと思いました。付録のトートバッグとか習い事に持って行ってずっと使ってました!
――それは個人的に思い入れもありますね! 皆さんの中で印象的な企画・撮影はありますか?
松田:「日向坂46 メンバーランキング」! なかなか普段話す中では見えてこないようなことがとても詰まっているので見ていて楽しいです。
――松田さんは「しっかり者ランキング」で1位を獲得されたそうで。
松田:いやぁ~ちょっとびっくりしますね! こんなに票が入ると思わなかったです(笑)
佐々木:圧倒的じゃない? 他のランキング1位と比べても票数多いよ!
平尾:こういうの雑誌! って感じがしておもしろいですよね!
上村:うんうん!
松田:企画してくださったからこそ普段の会話じゃ出てこないものも見えてきて。
佐々木:彼女にしたいね~とか言わないもんね(笑)。心で“かわいい!”と思っても直接は照れくさくて言えないことも多いので、こういうランキングは私たちも新鮮だし、おひさまも楽しんでくれるんじゃないかなと思います!
――確かに。そんな佐々木さんは「私服がおしゃれランキング」で第1位に選ばれています!
佐々木:嬉しい……! 背筋が伸びますね! これからも私服には気を使っていこうと思います(笑)私1つ気になるところがあって、「ギャップがある人」で小西(夏菜実)が自分を選んでいるのおもしろいですね(笑)
松田・上村・平尾:(笑)
松田:本当だ! そういうパターンもあるんだ(笑)
佐々木:誰がどこに入れているのかまで載せてくださっているので、おもしろいよね(笑)。
上村:見入っちゃいますね!
――「いちばん彼女にしたい」1位の河田陽菜さんが彼女にしたいのが佐々木さんで、佐々木さんも河田さんに投票していて両思いとかもわかってしまいますね。
松田:本当だ!! 両思いじゃないですか!(笑)
平尾:素敵!!
佐々木:ちょっと恥ずかしいです~(笑)
松田・上村・平尾:(笑)
■■デビュー1年でコロナ禍に…そんな中でも着実に積み重ねてきた5年間
――5周年記念ということで、ここまでの5年についてもお話を伺いたいのですが、この5年間というのは長く感じましたか? それともあっと言う間ですか?
佐々木:ちゃんと5年を過ごしたなという感覚があります。デビューして1年でコロナ禍になり、思うような活動ができなかった。でも、それは私達だけでなく、どなたもそうだったと思います。デビューしてすぐということもあり、みんなで“どうしよう……”と不安になってしまい、おひさまには会えなくて、ぽっかり空いた気がするんですけど、その期間のおかげで得られたことや身になったこともある。そこも含め5年間をしっかりと過ごしてきたなと思います。
上村:5年間で色々あったと思うんですけど、私は今楽しかったときのことしか覚えてなくて。やっぱりその中でも一番印象深いのはライブ。ありがたいことに『ひな誕祭』を毎年やらせていただいています。ライブってリハーサル期間があって、その期間はスタジオにこもってメンバーみんなで練習をしているので、とても濃い時間なんです。それを経て迎えるライブ本番もさらに濃い時間なので、人生の中で最高に楽しい時間を何回も経験させていただいてるなと。これからもずっとずっと1stシングル「キュン」から全ての曲を楽しく披露していけたらいいなっていう風に思っています。
■■四期生の成長がグループの刺激に「先輩・後輩関係なくみんなで切磋琢磨」
――やっぱりおひさまと会えるライブが印象的なんですね。四期生も加入から約1年半が経ちました。
平尾:毎日がありえないスピードで終わっていくなと感じてたんですが、振り返ると“まだ1年半なんだ!”と。ありがたいことに本当にたくさんの経験をさせていただいて、目まぐるしい毎日だったんですが、文字にしてみるとまだこれぐらいなんだと感じました。
――先輩方の3人から見て、最近の四期生から成長を感じる部分はありますか?
松田:『新参物』を経験した四期生のパフォーマンスは、圧というか伝わってくる気合いみたいなものがすごく増したなと思います。今回のシングルから初めて表題曲が選抜制になって、また違うフレッシュさを足してくれてグループを魅力的にしてくれる存在だなって思います。
上村:『日向坂になりましょう』など四期生だけの番組もやって、着々と修行を積んで成長している姿を見ていて、学ばせてもらうことも多いんです。一応先輩なんですけど、全然私たちもできていないことが多いな、もっともっとがんばりたいなと刺激を受ける存在です。
――キャプテンの目には、四期生の成長はどのように映っていますか?
佐々木:四期生は最初、不安を抱えていたと思うんです。個人的にそれを拭うためにもっと何かできたんじゃないかと考えたりしていたんですが、昨年のツアー「Happy Train Tour 2023」でも、みんなの顔つきが変わっていくのが目に見えてわかって。“あ、ちゃんと自分たちで進んで、成長しているんだ”と感じました。
あと、このちゃんも言っていましたが『新参者』でも、力強くて心にガツンとくるパフォーマンスを見せてもらいました。先輩だから四期生に教えることもあるけど、四期生が教えてくれたこともたくさんあって、改めて私達ももっとがんばらないといけないと思わされました。先輩・後輩関係なくみんなで切磋琢磨できるグループになれているんだなと感じています。
――四期生の成長が刺激になっていると。先輩方からの言葉を聞いて平尾さんはどう感じましたか?
平尾:嬉しいです! なかなか先輩方が四期生に対して思っていることをここまで聞くことができる機会はないですし、ありがたいです。
四期生は、初期の頃から“おひさまや先輩に認めてもらおう”“早くグループの一員になれるようにがんばろう”という思いを全員が持っています。『新参者』のときも、変わらずその思いを持っていたので、そう言っていただけてとても嬉しいです。まだまだ何もできてないなと感じるので、これからもっと力になれるようにがんばりたいです。
――今回、日向坂46デビュー5周年を記念した公式BOOK『H46 MODE』が発売されます。
佐々木:乃木坂46さんの『N46 MODE』を見て憧れていたので、“私たちも同じ形で出させていただけるんだと嬉しかったです。
松田:私も『N46 MODE』見てました! 普段の制服を着ている姿じゃなく、雑誌のためにスタイリングされたお洋服やコンセプトがとてもかわいくて。
――先輩である乃木坂46さんの『N46 MODE』を、やはりチェックされていたんですね! 今回の『H46 MODE』はメンバーの皆さん全員が様々な企画に登場しています。
上村:まるまる1冊日向坂46で作っていただけることなんて、なかなかないことなので、とてもレアなことだなと思います。さらにこうしてデビュー5周年の記念で一期生さんから四期生まで全員をフィーチャーした企画を誌面に載せていただいて、とても嬉しく思います。
平尾:四期生は先輩と初めて一緒に雑誌撮影する子も多くて、純粋に一緒に撮影できるのがとても嬉しかったです! 個人的に私も『N46 MODE』を購入していたので、個人としてもグループとしても嬉しいなと思いました。付録のトートバッグとか習い事に持って行ってずっと使ってました!
――それは個人的に思い入れもありますね! 皆さんの中で印象的な企画・撮影はありますか?
松田:「日向坂46 メンバーランキング」! なかなか普段話す中では見えてこないようなことがとても詰まっているので見ていて楽しいです。
――松田さんは「しっかり者ランキング」で1位を獲得されたそうで。
松田:いやぁ~ちょっとびっくりしますね! こんなに票が入ると思わなかったです(笑)
佐々木:圧倒的じゃない? 他のランキング1位と比べても票数多いよ!
平尾:こういうの雑誌! って感じがしておもしろいですよね!
上村:うんうん!
松田:企画してくださったからこそ普段の会話じゃ出てこないものも見えてきて。
佐々木:彼女にしたいね~とか言わないもんね(笑)。心で“かわいい!”と思っても直接は照れくさくて言えないことも多いので、こういうランキングは私たちも新鮮だし、おひさまも楽しんでくれるんじゃないかなと思います!
――確かに。そんな佐々木さんは「私服がおしゃれランキング」で第1位に選ばれています!
佐々木:嬉しい……! 背筋が伸びますね! これからも私服には気を使っていこうと思います(笑)私1つ気になるところがあって、「ギャップがある人」で小西(夏菜実)が自分を選んでいるのおもしろいですね(笑)
松田・上村・平尾:(笑)
松田:本当だ! そういうパターンもあるんだ(笑)
佐々木:誰がどこに入れているのかまで載せてくださっているので、おもしろいよね(笑)。
上村:見入っちゃいますね!
――「いちばん彼女にしたい」1位の河田陽菜さんが彼女にしたいのが佐々木さんで、佐々木さんも河田さんに投票していて両思いとかもわかってしまいますね。
松田:本当だ!! 両思いじゃないですか!(笑)
平尾:素敵!!
佐々木:ちょっと恥ずかしいです~(笑)
松田・上村・平尾:(笑)
■■デビュー1年でコロナ禍に…そんな中でも着実に積み重ねてきた5年間
――5周年記念ということで、ここまでの5年についてもお話を伺いたいのですが、この5年間というのは長く感じましたか? それともあっと言う間ですか?
佐々木:ちゃんと5年を過ごしたなという感覚があります。デビューして1年でコロナ禍になり、思うような活動ができなかった。でも、それは私達だけでなく、どなたもそうだったと思います。デビューしてすぐということもあり、みんなで“どうしよう……”と不安になってしまい、おひさまには会えなくて、ぽっかり空いた気がするんですけど、その期間のおかげで得られたことや身になったこともある。そこも含め5年間をしっかりと過ごしてきたなと思います。
上村:5年間で色々あったと思うんですけど、私は今楽しかったときのことしか覚えてなくて。やっぱりその中でも一番印象深いのはライブ。ありがたいことに『ひな誕祭』を毎年やらせていただいています。ライブってリハーサル期間があって、その期間はスタジオにこもってメンバーみんなで練習をしているので、とても濃い時間なんです。それを経て迎えるライブ本番もさらに濃い時間なので、人生の中で最高に楽しい時間を何回も経験させていただいてるなと。これからもずっとずっと1stシングル「キュン」から全ての曲を楽しく披露していけたらいいなっていう風に思っています。
■■四期生の成長がグループの刺激に「先輩・後輩関係なくみんなで切磋琢磨」
――やっぱりおひさまと会えるライブが印象的なんですね。四期生も加入から約1年半が経ちました。
平尾:毎日がありえないスピードで終わっていくなと感じてたんですが、振り返ると“まだ1年半なんだ!”と。ありがたいことに本当にたくさんの経験をさせていただいて、目まぐるしい毎日だったんですが、文字にしてみるとまだこれぐらいなんだと感じました。
――先輩方の3人から見て、最近の四期生から成長を感じる部分はありますか?
松田:『新参物』を経験した四期生のパフォーマンスは、圧というか伝わってくる気合いみたいなものがすごく増したなと思います。今回のシングルから初めて表題曲が選抜制になって、また違うフレッシュさを足してくれてグループを魅力的にしてくれる存在だなって思います。
上村:『日向坂になりましょう』など四期生だけの番組もやって、着々と修行を積んで成長している姿を見ていて、学ばせてもらうことも多いんです。一応先輩なんですけど、全然私たちもできていないことが多いな、もっともっとがんばりたいなと刺激を受ける存在です。
――キャプテンの目には、四期生の成長はどのように映っていますか?
佐々木:四期生は最初、不安を抱えていたと思うんです。個人的にそれを拭うためにもっと何かできたんじゃないかと考えたりしていたんですが、昨年のツアー「Happy Train Tour 2023」でも、みんなの顔つきが変わっていくのが目に見えてわかって。“あ、ちゃんと自分たちで進んで、成長しているんだ”と感じました。
あと、このちゃんも言っていましたが『新参者』でも、力強くて心にガツンとくるパフォーマンスを見せてもらいました。先輩だから四期生に教えることもあるけど、四期生が教えてくれたこともたくさんあって、改めて私達ももっとがんばらないといけないと思わされました。先輩・後輩関係なくみんなで切磋琢磨できるグループになれているんだなと感じています。
――四期生の成長が刺激になっていると。先輩方からの言葉を聞いて平尾さんはどう感じましたか?
平尾:嬉しいです! なかなか先輩方が四期生に対して思っていることをここまで聞くことができる機会はないですし、ありがたいです。
四期生は、初期の頃から“おひさまや先輩に認めてもらおう”“早くグループの一員になれるようにがんばろう”という思いを全員が持っています。『新参者』のときも、変わらずその思いを持っていたので、そう言っていただけてとても嬉しいです。まだまだ何もできてないなと感じるので、これからもっと力になれるようにがんばりたいです。
■■松田好花、休業期間で気持ちに変化「一度離れてみて…」
――これまでの自身、もしくはグループにとって転機になった出来事はありますか?
平尾:はい!(挙手)四期生曲を出させていただいて、ポジションでいうと三列目が多かったんです。もちろん場所の問題じゃないですが、悩んでしまうことが初期の頃から多くて“誰にも見られてないのかな……”と思ってしまうことあったんです。
でも、ありがたいことにだんだんと私のことを好きと言ってくださる方も増えてきて、2ndアルバム『脈打つ感情』の四期生曲「ロッククライミング」で初めてセンターをさせていただいたときは、何か一つ自分の中で吹っ切れたなと感じました。
ちょうど『新参物』の期間だったので、ありがたいことにセンターということでたくさんお仕事もさせていただいて、自分の中でも気持ちが前向きに変わったことが多かったなと思います。
松田:私はやっぱり休業した期間ですね。休業する前と後では自分の心の持ちようが変わったのかなと。“人に頼ってもいいんだ”ということを思えるようになって、ありのままの自分をより出せるようになったのかなって思います。休業前は、自覚はなかったんですが振り返ると自分のことに精一杯で周りが見えてなかったような気がするんです。一度離れてみて、日向坂46に対しての愛とかありがたさに気づけましたし、気持ちの面でいちばん変化のあった時期だと思います。
上村:私はまだ転機というものを作れていないかもしれません。そんな中でも昨夏に10thシングル「Am I ready?」でセンターを務めさせていただいたのですが、ちょうどその時期にドラマ『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』をやらせていただいたり、1st写真集『そのままで』を発売させていただいたりと一度に大きな夢をたくさん叶えさせていただきました。
去年の夏はポジティブなこともネガティブなことも含め、人生の中でも一番様々なことを考えた時期でもあったんですが、振り返ってみると、光栄な時期だったなと思います。昨夏を転機にできるように、これからがんばりたいですね。
佐々木:転機ってすごく難しいですね……私がすごく心に残ってるのは、渡邉美穂の卒業。けやき坂46のときも日向坂46になってからも同期を送り出したリしていたんですが、美穂の卒業で初めてセレモニーで送り出すという経験をしたときに“あ、このグループでみんなとやることって永遠じゃないんだな”とすごく実感したんです。
それまでは未来を結構ぼんやりと見ちゃっていたんです。美穂が卒業して羽ばたいていくところを見てから、本当に一瞬一瞬が大事な活動をさせていただいてるんだなと改めて思うようになって、そこからメンバーや活動に対する意識が変わりました。その時の気持ちや思いをちゃんと大事にしようと思うようになりました。セレモニーという形でおめでとうを伝えて、送り出せる嬉しさもあったので、自分より先に卒業するみんなのことをそうやって送り出せたらいいな……そういうグループであるためにがんばろうと思いました。
――メンバーの卒業を経て、メンバーと活動できる今の尊さを実感できたと。
佐々木:おひさまも言ってくださる「推しは推せるときに推せ」という有名な言葉もありますが、私も「メンバーはメンバーであるうちに推せ」みたいな気持ちで活動したいです。
■■これまでの5年間は“ハッピージャーニー”「荒波も凪も」
――新たな名言が生まれましたね。では最後にここまでの5年間を一言で表すと、どんな言葉になりますか?
佐々木:会議しましょう! いろいろあったもんね……
松田:一言か~! なんだろう……
上村:う~ん……
平尾:難しい!
佐々木:航海! レグレットじゃない、ジャーニーのほう! ハッピージャーニー!
松田:素晴らしい!!
平尾:久美さんが船長です!
上村:確かに。荒波も凪もあって。
佐々木:新しく仲間が乗ってきたり降りたり。島に寄っていろんなことを経験していく。これまでの5年間を一言で言うとハッピージャーニー! これからも続いていく航海だと思います!
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――これまでの自身、もしくはグループにとって転機になった出来事はありますか?
平尾:はい!(挙手)四期生曲を出させていただいて、ポジションでいうと三列目が多かったんです。もちろん場所の問題じゃないですが、悩んでしまうことが初期の頃から多くて“誰にも見られてないのかな……”と思ってしまうことあったんです。
でも、ありがたいことにだんだんと私のことを好きと言ってくださる方も増えてきて、2ndアルバム『脈打つ感情』の四期生曲「ロッククライミング」で初めてセンターをさせていただいたときは、何か一つ自分の中で吹っ切れたなと感じました。
ちょうど『新参物』の期間だったので、ありがたいことにセンターということでたくさんお仕事もさせていただいて、自分の中でも気持ちが前向きに変わったことが多かったなと思います。
松田:私はやっぱり休業した期間ですね。休業する前と後では自分の心の持ちようが変わったのかなと。“人に頼ってもいいんだ”ということを思えるようになって、ありのままの自分をより出せるようになったのかなって思います。休業前は、自覚はなかったんですが振り返ると自分のことに精一杯で周りが見えてなかったような気がするんです。一度離れてみて、日向坂46に対しての愛とかありがたさに気づけましたし、気持ちの面でいちばん変化のあった時期だと思います。
上村:私はまだ転機というものを作れていないかもしれません。そんな中でも昨夏に10thシングル「Am I ready?」でセンターを務めさせていただいたのですが、ちょうどその時期にドラマ『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』をやらせていただいたり、1st写真集『そのままで』を発売させていただいたりと一度に大きな夢をたくさん叶えさせていただきました。
去年の夏はポジティブなこともネガティブなことも含め、人生の中でも一番様々なことを考えた時期でもあったんですが、振り返ってみると、光栄な時期だったなと思います。昨夏を転機にできるように、これからがんばりたいですね。
佐々木:転機ってすごく難しいですね……私がすごく心に残ってるのは、渡邉美穂の卒業。けやき坂46のときも日向坂46になってからも同期を送り出したリしていたんですが、美穂の卒業で初めてセレモニーで送り出すという経験をしたときに“あ、このグループでみんなとやることって永遠じゃないんだな”とすごく実感したんです。
それまでは未来を結構ぼんやりと見ちゃっていたんです。美穂が卒業して羽ばたいていくところを見てから、本当に一瞬一瞬が大事な活動をさせていただいてるんだなと改めて思うようになって、そこからメンバーや活動に対する意識が変わりました。その時の気持ちや思いをちゃんと大事にしようと思うようになりました。セレモニーという形でおめでとうを伝えて、送り出せる嬉しさもあったので、自分より先に卒業するみんなのことをそうやって送り出せたらいいな……そういうグループであるためにがんばろうと思いました。
――メンバーの卒業を経て、メンバーと活動できる今の尊さを実感できたと。
佐々木:おひさまも言ってくださる「推しは推せるときに推せ」という有名な言葉もありますが、私も「メンバーはメンバーであるうちに推せ」みたいな気持ちで活動したいです。
■■これまでの5年間は“ハッピージャーニー”「荒波も凪も」
――新たな名言が生まれましたね。では最後にここまでの5年間を一言で表すと、どんな言葉になりますか?
佐々木:会議しましょう! いろいろあったもんね……
松田:一言か~! なんだろう……
上村:う~ん……
平尾:難しい!
佐々木:航海! レグレットじゃない、ジャーニーのほう! ハッピージャーニー!
松田:素晴らしい!!
平尾:久美さんが船長です!
上村:確かに。荒波も凪もあって。
佐々木:新しく仲間が乗ってきたり降りたり。島に寄っていろんなことを経験していく。これまでの5年間を一言で言うとハッピージャーニー! これからも続いていく航海だと思います!
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