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林瑠奈×北川悠理のラップの腕前は? 乃木坂46で積み重ねた“ラッパー”としての軌跡

2022年12月18日 20時31分00秒 | 乃木坂46

こ~んばん~わ



Platinum FLASH Vol.16


 乃木坂46が12月7日にリリースした31stシングル『ここにはないもの』の収録楽曲が、いつにも増してどれもいい。特徴的なのは、初めての組み合わせのユニット曲が3曲収録されていること。中でも、遠藤さくら、賀喜遥香、北川悠理、林瑠奈、弓木奈於の4期生5人による「アトノマツリ」は、乃木坂46としては挑戦的かつこれまでにない曲調の楽曲である。北川と林がラップパートを担っていることがそのことを象徴しているトピックだろう。

 北川と林のラップユニットが初披露となったのは、2021年8月に放送された4期生が出演する音楽バラエティ番組『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)でのこと。「弓木奈於 with スーパーやんちゃんず」が披露するTRF「EZ DO DANCE」にMCの松陰寺太勇(ぺこぱ)がラップ担当として登場。そのラップを指導していたのが北川と林だった。松陰寺から紹介される形で2人は完全オリジナルの「北川悠理 自己紹介ラップ」を披露。北川と林がほぼ1小節毎に代わる代わるマイクリレーしていくのだが、〈サイリウムカラーは水色とオレンジ〉〈I see…(愛し)てくれたら〉といった乃木坂46としてのパーソナルを折り込みながらも、〈I was born in California. 〉〈喜怒哀楽はsorry わかりにくいんだ〉というように子音でガンガン踏んでいくスタイルで、観るものを圧倒。最終回直前には再び半年間の収録の中で楽しかったスタジオの空気感や、これまでの番組のハイライトを詰め込んだラップをパフォーマンスしている。



 同年11月には番組を飛び出し、YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で「北川 vs 林」のラップ3番勝負を企画。「彼岸花」「マシンガン」「ブルーな気持ち」のワードからそれぞれリリックを書き上げ、MCバトル形式でラップ勝負を繰り広げている。先述したオリジナルラップは2人による共作だが、このMCバトルではそれぞれの特色が表れているのが面白い。アメリカ・カリフォルニア州出身の北川は英語と日本語を組み合わせつつ、時にはリリックを詰めこんだ早口のフロウを展開する。一方の林のラップは、ライムが分かりやすく聴き心地がいい。ボキャブラリーの豊富さや縛りのテーマ、ストーリー性といったところは2人とも甲乙付け難いレベルだ。

 休憩時間に北川が林に「ラップできる?」と尋ね、その場で「キタガワ」の4文字で韻を踏んだのが始まりにある2人のユニットは、今年9月〜10月に東阪で開催された『30thシングルアンダーライブ』でついにステージデビューを果たす。お披露目から2年目を迎えた2人は、ビートに乗せたラップでフロアをロックした後、「無表情」にオリジナルのラップパートを取り入れたステージを披露。気持ちのいい押韻や巧みなフロウはもちろん、初お披露目から自信をつけ、さらに息の合った2人のパフォーマンスは強く記憶に残っている。

 そして、今回の「アトノマツリ」でのフィーチャリングに至る。山手線の1周と恋愛をかけたリリックを手がけたのは秋元康、ベッドルーム・ヒップホップともジャンル付けできるメロウなサウンドを乃木坂46では「My rule」を作曲している藤田卓也が担当している。1A(林→北川)、1B(賀喜→遠藤→弓木)、サビ(賀喜、遠藤、弓木)といったように歌割りパートがはっきりしているのはラップ曲としていかにもな構成でもある。林と北川による緩急あるフロウ(特にDメロ)はここまでステージを重ねてきたラッパーとしての成果を見せながら、ボーカルに定評のある賀喜、遠藤、弓木という人選もいい。特に遠藤の素朴な“スモーキーボイス“とも例えられる声質は、曲自体のチルな雰囲気と抜群にマッチしている。



 山手線沿線で撮られたMVは、メンバーの5人がそれぞれのスマートフォンで撮影したセルフメイキング。映像の編集は林、タイトルテキストは北川というこだわりようだ。MV公開を予告するブログを5人同時にアップしているところからも、5人で作り上げた作品というのが強く伝わってくる。ライブでの初披露、ユニット名の決定と、この先楽しみな要素は多くあるが、北川と林が楽曲に取り入れられるまでに歩んできた努力の軌跡が一つの例となって、これからさらなるユニット誕生として後に続いていけばいい。

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