日向坂46渡辺莉奈 坂道グループ最年少15歳、人生２周目の落ち着き？「ギャップに注目して」

こ～んばん～わ


　日向坂46渡辺莉奈（15）が、27日から東京・日本武道館で3日間開催予定の四期生単独ライブへの意気込みを語った。グループ最年少ながら堂々と落ち着いた立ち居振る舞いで知られ、四期生の最新楽曲「夕陽Dance」でも初のセンターを任された注目株。髪をバッサリ切ったショートヘアも大反響、ブレーク間近の高校1年生の素顔に迫った。


グループ最年少15歳の日向坂46渡辺莉奈

　日本武道館スリーデイズ公演は、けやき坂46（ひらがなけやき）時代の18年に一、二期生が行って以来。当時のライブは映像で見たという渡辺は「伝説、です。『坂道』グループ全体の歴史の中でも、すごく大きい出来事だと思っています」。今なお語り継がれるライブに続く武道館公演となる。「四期生がやらせていただくのはプレッシャーもあります。日向坂46の未来のために、いいものをつくらないといけない、ってみんな気を引き締めています」と強調した。

　四期生単独ライブは、昨年11月の「新参者」公演以来。リハーサル期間、メンバーたちの表情が変わったという。「私たちも9月で加入2周年になりますし、五期生の新メンバー募集も始まったりして、もう『新人』ではないなと思っています」と明かした。「あいさつも『日向坂46四期生の…』だったのが、みんな自然と『日向坂46の…』に変わってきました。だんだんとグループの一員という意識が強くなっていると思います」とうなずいた。

　「同期だからこそバチバチできる部分もあって、それぞれが個人の魅力を発揮してくるんじゃないかなと思っています。私も負けずに、ダンスパフォーマンスを中心に頑張っていきたいです」と言葉に力を込めた。日向坂46では一期生の加藤史帆（26）東村芽依（25）、二期生の丹生明里（23）濱岸ひより（21）が新曲「絶対的第六感」（9月18日）の活動をもっての卒業を発表している。「先輩方がこれからご卒業されていく時に、『四期生がいるなら大丈夫だね』って安心していただけるような存在になりたいです」と誓った。


グループ最年少15歳の日向坂46渡辺莉奈

　四期生全員が出演する映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」（10月25日公開）の役作りも兼ねて、腰あたりまであったロングヘアをカットした。「少なくとも20センチ以上は切りました。人生初のショートカット、すごく緊張しました」とはにかんだ。髪を切った写真をブログで公開すると、ファンを中心に大反響。「これをきっかけに私のことを知ってくださったり、番組とかで見つけてくださる方が増えたと感じていています。バッサリいって、よかったです」と感謝した。

　最年少らしからぬ落ち着いた性格もあり、ファンやメンバーから「人生2周目！？」と言われることもある。「いやいやいや、全然（笑い）。1周目です」と首を横に振りつつも、「ちっちゃい頃から『落ち着いてる』って言われることはあったかもしれないです。日向坂46に加入してから、最年少ということもあってより言われることが増えました」と説明した。

　「今は、そういうところが自分の良さでもあるのかな、って思っています。その分、最年少らしからぬ性格だったり、カッコいい系の曲のパフォーマンスだったり、そういうギャップに注目していただけたらうれしいです」

　日向坂46の未来を明るく照らす15歳だ。


グループ最年少15歳の日向坂46渡辺莉奈

◆渡辺莉奈（わたなべ・りな）　2009年（平21）2月7日、福岡県生まれ。愛称「りなし」など。乃木坂46、櫻坂46を含めた「坂道」グループ全体でも最年少。153・2センチ。血液型A。

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