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阪神5001形電車(2代)

2023年01月15日 22時14分00秒 | 阪神

こ~んばん~わ




写真は阪神西宮駅1番線に停車中の各駅停車・大阪梅田行き。

編成は5025 - 5026 - 5027 - 5028(5025が大阪梅田側、5028が神戸三宮側)。


普通系車両初の量産冷房車
└高加減速の普通用車両「ジェットカー」の冷房化は、1970年の5261形5271Fの投入以来中断していたが、急行用車両の冷房化完了に続いて1976年より順次着手された。このうち、ジェットカー第1世代で1958年から1960年に新造の初代5001形・5101形・5201形の32両については冷房化改造を行わず、冷房付きの新車の導入で代替することとなった。


車体
└車体の外観は3801・3901形の3905Fと同様の形態であり、従来車より運転台が広く、乗務員室扉は幅と高さが5cmずつ拡大、車体長は10cm長くなっている。前面・側面の行先表示器は設置されていない。側窓はユニット窓、客用側扉は両開きであり、扉上部の戸閉機で開閉される。

屋根上には奇数車には7基、偶数車には6基のMAU-13HA分散式冷房装置を搭載し、偶数車の連結面寄りには下枠交差式のパンタグラフを取り付けた。車内の座席はロングシートで、他の普通系車両と変わりのない車内見付である。

この他、5011以降の連結面の窓がHゴム固定式に変更された。客用扉横の縦手摺の端部が5001Fが直角なのに対し、5005F以降は丸くなっており、後年製造された5131・5331形でも端部の丸いものが採用されている。


主要機器
└台車は3801・3901形同様のS形ミンデン空気ばね台車で、住友金属工業製造のFS-391Aを装着する。この台車は5101・5201形が換装を進めていたFS-391とほぼ同じ台車で、車輪径も760mmで従来のジェットカー各形式と変わらない。

編成はMc1-Mc2の2両固定ユニット、制御装置は電動カム軸式の抵抗制御で、2両分8個の主電動機を制御する1C8M方式である。主電動機は出力90kW、駆動装置は中空軸平行カルダン駆動方式、ブレーキは電磁直通ブレーキHSC-Dで、発電併用・抑速制動付きである。


変遷
・4両固定化
└1987年12月に普通運用が終日4連化されたことに伴い、1988年から4両固定編成化改造を実施、中間に連結される車両の運転台を撤去し、乗務員扉部分に客用窓を設けて客室に改装する工事が行われた。同時に前面・側面に行先表示器が設置され、旅客案内の向上を図った。旧運転台部分には簡易運転台が設置され、前面の貫通幌は撤去されてステンレス製の飾り枠が取り付けられた。前面床下の連結栓は撤去されていない。

また、当初改造の5021F・5025Fでは冷房装置の配置に変更はなかったが、改造工事の途中から先頭車最前部の冷房装置をCU-10Hに換装した編成が登場した。この4連化工事は1991年に完了した。

・保全工事
└登場後15年前後経過した1994年から保全工事と称する工事を実施、翌1995年にかけて中間車の神戸寄りの座席を2名分撤去し、車椅子スペースの設置やドアエンジンの交換が行われたほか、5021F・5025Fでは先頭車最前部の冷房装置をCU-10Hに換装した。

このさなかに阪神・淡路大震災が発生したが、本形式の被災車両はなかった。

・連結器交換
└2009年の近畿日本鉄道との相互直通運転に先立ち、2006年度から先頭車の連結器をバンドン型連結器から廻り子密着連結器へ換装することとなった。5013号車を手始めに換装を開始し、2009年までに全車が完了した。


運用
└第1編成である5001 - 5002の2連は1977年3月14日に竣功、3月11日付で廃車となった5001形(初代)および5201形5201 - 5202「ジェットシルバー」の代替として、4月に竣功した5003 - 5004の編成とともに本線および西大阪線の普通運用に投入された。また、同年8月までに5261形の冷房改造が完了したことから、本形式は5261形とともに、早朝深夜およびデータイムの西大阪線では2連、それ以外の時間の本線普通およびラッシュ時の西大阪線では4連を組成するなど、冷房車のみで分割併合を実施した。

第2編成の登場後しばらく増備はなかったが、11月竣功の5005 - 5006の編成から1979年3月26日竣功の5015 - 5016まで合計6編成の投入によって5101・5201形の台車・主電動機・駆動装置未換装車の代替を完了、3月30日竣功の5017 - 5018の編成からは廃車となった5101・5201形から換装済みの台車・主電動機・駆動装置を流用、新製車体と組み合わせて就役させた。

その後は5101・5201形の廃車とともに本形式の新造を続け、1981年1月に最後の5201形が廃車された後、同年3月に本形式最後の編成である5031 - 5032の2連が竣功した。これにより、当初の目標どおり本形式2連×16本によって5001形(初代)、5101・5201形計32両の置き換えを完了した。

全車就役後の本形式は、5261形をはじめこの時期までに冷房改造を完了した5151形や5311形、5231形の代替として1981年夏から就役した5131・5331形とともに、形式を問わず前述のような普通系車両の分割併合運用を行っていた。そのため、同形式だけで4連を組んだほか、これらの各形式とも分割併合のうえ4連を組むことも多かった。

1987年の普通車終日4連化以降は、4連固定編成で運用されている。5011を含む5009F(5009 - 5010 - 5011 - 5012)では、5009 - 5010間と5011 - 5012間との連結面の窓の形状が異なっている。

2019年3月時点では廃車は1両も発生しておらず、4両編成8本32両全車が在籍しているが、初期車は車齢40年を越えていることから、2015年度より5700系への置き換え計画がある。


編成
・登場時(1986年8月15日現在)


・固定編成化後(2006年4月1日現在)


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