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さらに、スタジオでは四期生と先輩メンバーで“ノーハンド立ち上がり10m走”が行われることに。MC 若林正恭(オードリー)の「遅い人も見てみたい」という希望により、四期生下位2人の平尾帆夏と宮地すみれ、そして先輩メンバーからは、日向坂の元祖運動音痴キャラ・高瀬愛奈と上村ひなのが出場。しかし、まさかの高瀬が断トツ1位を獲得し、逆に上村は断トツ最下位という結果に。上村は以前、50m走で自己申告ながら三期生最下位の9秒00を記録し、デビュー直後に『ひなあい』で行われた走り高跳びでは、バーまで歩数が合わなかったり、飛んだのに戻ったりと様々なヘンテコ技を見せて運動音痴キャラが定着していたが、今回の結果を受けて、上村も思わず「今日次第で(運動音痴キャラを)認めざるをえない」とこぼした。
また、過去の走り幅跳びの記録も、加藤史帆が3m85cmでトップ、最下位は齊藤京子の1m90cmで、再現度の高いイラストで紹介されるなど、スタジオにいない回にもかかわらず目立っていた齊藤。けやき坂46時代のブログでも、齊藤は「まず最初に言っておきますが、運動神経は悪いです。笑」と認めていたほど(※1)。先述の走り高跳びの回でも、オードリーから「(高跳びが)苦手なメンバーいますか?」と聞かれた際、齊藤は「跳べることがないです」と謎の言葉で苦手をアピール。ただ、苦手なりに跳びたいという気持ちが伝わる全力のパフォーマンスだったことは印象深い。
このように、四期生の体力測定で逆にフィーチャーされた齊藤と上村だが、奇しくも12月4日放送の『日向坂46の「ひ」』(文化放送)に2人で出演。齊藤は「ひなのちゃんとはラジオで初めてのコンビです。嬉しい」と番組冒頭からテンション高め。そしてオープニングトークで齊藤が唐突に「ずっと前から、ひなのちゃんのことがめっちゃ好きで。急に何を言ってるのって感じかもしれないけど、結構ファンなので、本当に嬉しくて」と告白。上村は照れくさそうに「嬉しいです。私も京子さんのことをめっちゃ尊敬していて、大好きな先輩です」と丁寧な返答を見せた。そこからも齊藤は「なんか、アイドルとファンのラジオみたいになりそう(笑)。ファンのみなさんすみません!」と話し、上村への思いが止まらない様子だ。
そんな中でも8thシングル曲「月と星が踊るMidnight」の話になると、「京子さんがセンターと聞いて、めちゃくちゃ嬉しくて」と上村から思いを伝えた。それを聞いた齊藤は「メンバーが言ってくれるのが嬉しい。もっとアイドルを頑張ろうって思えますね」「私はいつか、ひなのちゃんの(表題曲)センターが見たすぎて。『何度でも何度でも』(上村がセンターを務めた6thシングルカップリング曲)がめっちゃ好きなので、私が運営の立場だったら、ひなのちゃんは絶対センターにしたいメンバーです。いつか交代できたら」と語り、単純に上村が好きというだけではなく、上村のアイドルとしての素質を信頼していることが窺い知れた。
2人の共通点は運動音痴なこともあるが、アイドルとしての自分を常に追求しているストイックな人でもあるということだ。上村は以前、『ひなあい』の大喜利企画でフリップを出すタイミングを間違え、前室で泣いている姿を若林が目撃したことがあったり、『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演した際も、アイドルとしての立ち位置を真剣に若林に相談していた。今回のラジオでも「趣味を秘密にしたいタイプ」だと言っていたが、これも魅力的なアイドルであろうとするゆえなのかもしれない。そんな妥協のない上村だからこそ、歌やパフォーマンスにストイックな齊藤と気が合い、互いを認め合える関係性になっているのかもしれない。運動音痴であることも、齊藤はクールなパフォーマンスとのギャップに、上村はおっとりした可愛らしさに繋がっており、最終的にいい形で笑いを生み出している。
今後、この2人がバラエティで新しい話題や流れを作っていく名物コンビになっていくかもしれない。
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