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スタンプワーク刺しゅう Tansy and Damselfly

2013-02-27 12:01:41 | スタンプワーク刺繍
20130227
スタンプワーク刺しゅう


テキスト
Jane Nicholas著
Ttumpwork  Medieval Flora



Tansy and Damelfly
イメージ 1
タンジー(エゾヨモギギク、ヨモギギク)&Damselfly(糸とんぼ)
仕上げ前ですが・・・
花は25番刺しゅう糸、2本取り、1回巻きを3色の糸を使用して、同心円、同じ向きに刺す。
スタンプワーク刺しゅうを始めた頃は苦手だったフレンチノットステッチがうまく刺せる様になって楽しかった。


イメージ 3
羽の長さは2cmで幅は一番広いところで0.5cm、その中にフライステッチをするので、
メタリック糸  Kreinik Cord が必要だった。
ちゃんとpterostigma(縁紋)も4つ見えるでしょう?


付録
 並べ方を変えたら・・・最初の箱にぴったり収まりました。
イメージ 2


タンジー
ユーラシアに広く分布する毎年花を咲かせる多年草で、
日本でも北海道に分布しており、エゾヨモギギクやヨモギギクとも呼ぶ。

北アメリカにも野生化したものが見られる。

中~大型の草花で、草丈は1mを越すこともあります。殺菌・防虫効果があり、
乾燥葉はハーブとして虫除けなどに使われていた。

明るい花色と、細かく切れ込む繊細な雰囲気の葉姿もよく、観賞用にも。
葉は細かく切れ込んだ羽毛状で深緑色、樟脳のような強い香りを持つ。
主な開花期は夏で、茎の先端にボタンのような形をした黄色い花が数輪まとまって咲く。

花の形から、ボタンズ(buttons)、ゴールデンボタンズ(golden buttons)などの英名がある。

利用・歴史
鑑賞用や虫除けなどのほか、茎葉からは緑がかった黄色、花からは黄色の染料が採れます。
古くは、葉で風味を付けたケーキやプティングはタンジーズと呼ばれて、イースターに食べる習慣がありました。
また、お茶や生葉をサラダなどに利用されました。
現在は有毒成分が含まれていることがわかっているので、食用は避けます。
ちなみに味は苦いのだそうです。
タンジーの名前はギリシア語で「不死」を意味するアタナシア(athanasia)に由来し、
かつて死体の防腐に利用されたことや花持ちがよいことなどに基づくとされます。

ギリシア神話では、最高神ゼウスが美少年のガニメデを不老不死にするためにタンジーを煎じたものを飲ませたとされます。
ヤサシイエンゲイより