二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

worring back[生活][夢][本]

2014-03-12 21:31:23 | 
●生活

首を絞められたりする怖い夢を見て、起きたら喉が痛くてかすれ声しかでなくなっていた。
また風邪ひいたら嫌だな。
背中も痛い。

と、細かい体調不良をちょくちょく訴えているけれど……。

先週受けたアレルギー検査、まさかの総陰性。
すなわち花粉症でもなければハウスダストにやられることもなく、ダニでもカビでもドンと来いだ。
丈夫じゃないか。

しかしそうなると先週の、医者をも苦笑させた連発くしゃみと鼻水と涙は何だったのか。
鼻炎?
体のことはよくわかんないなー。


●怖かった夢

アメリカ郊外の街みたいなところで、吸血鬼(見た目は普通のおじさんら)が襲ってくる。
吸血鬼と言っても血を吸うわけじゃなく、ただ血を好む存在らしく、わざと血をあたりにまき散らして人を殺したりする。
母と私とあと数人知らない人と、車で街から逃げようとするが、車に何か細工されたらしくスピードが出ないし鍵も閉まらない。
母が運転し、私は助手席。後ろのシートに乗った人たちは走っていく内に車から落ちていなくなる。
街から少し離れて、人気のないサービスエリア?ガソリンスタンド?に止まる。
まだ追いかけてくるから出発しよう、と母に言うが、母はこれでいいと言ってうつむいて黙り込んでしまう。
突然左胸をグッと押される。鈍く痛い。
心臓にカミソリの刃を埋め込まれたんだ、母も吸血鬼になってしまったんだと思う。
首を絞められて苦しい。体が動かない。

という夢。
身内が出てくると嫌だな。
でも、暗い気持ちになったので夢診断を見てみたら
「殺される夢はトラブルが解決する暗示」「体に刃物が入る夢を見るとお金が手に入る」
などの素敵な解釈を見つけたので、まあ良いことだと思っておこう。


●最近読んだ本

・清水哲男『スピーチ・バルーン』
これは詩集。
昔、国語の授業でこの中の一編『フクちゃん』というを読んだのをネットで見つけた。
この詩集はタイトルがみんな『鉄腕アトム』『チャーリー・ブラウン』などマンガのキャラクター。
『轟先生』の中の「人間が死ぬときは雲が滝のはやさで落下してきて…」という一節が好き。

・泉鏡花『寸情風土記』
風土って、どこの風土なのだろう。
文体もあって、おとぎの国のことみたいだけど、大正9年(1920年)だから、この時子供だった人はまだ生きている。
「そんな事は、知らない、知らない。」って終わり方がオシャレ。

・小川未明『砂漠の町とサフラン酒』
美しい女の呪いが作る赤い町と赤い酒。
素敵だ。
砂漠が舞台のお話好き。
ところでサフラン酒って架空のものかと思ったら実際にあるみたい。
ネットで見る限り養命酒の仲間みたいで、作中のサフラン酒のように素敵ではないけど。