S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

春の日差しは明るい空虚。

2008-04-02 16:54:08 | Weblog
3月31日の夜、眠る前に、ふと友だちのことを考えていた。
2ヶ月に一度ぐらい会っていたのに、最近12月ごろから彼女から連絡がなくなっていて、わたしも仙台のじいちゃんのお葬式とかがあって、1月も連絡とらなきゃと思いながら、そのまま・・・・

3月は息子の裁判もあったりして、ずっと会えずじまいだったので、会いたいなあと思って、眠るまえに考えていた・・・


死んじゃった・・・・
彼女はわたしが彼女のことを考えていた31日に死んじゃったのです。

今朝、知ってびっくりして、すごく悲しくなって、

わたしのお姉さんと同じ年齢だったけれど、最近、足がうまくあがらないと言ってたけど、身体の調子が悪いとは言ってなかった・・・

時々、お昼をいっしょに食べにいって、いろんな話をしていた友だち。

いなくなったことで、春の日差しがぽっかりとうつろだ。
空に穴があいていて、向こうの世界にふと通じているような気持ちになる。
わたしもすぐにその穴から向こう側にいけるような気もする。

この世界にいなくなること。
それはこの間、仙台のじいちゃんが逝ってしまった日にも空は青く輝いていて、つうっとその空に吸い込まれてしまった存在の静かな哀しみが胸のなかいっぱいにあった。
今日もそんなことを街を見ながら思っていた。

さよなら、友だち。

またいつか会えるね、きっと。