S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

桜を見上げることもなく桜が散ってしまった・・・

2008-04-23 17:05:42 | Weblog
きのうまで、たまっていた仕事を必死にやった。
もう精も根も尽き果てた・・・・

きょうはやっと25日ぶりに半日休みをもらったので、家の中があまりにもきたなくて、どうにも気になっていたから、お掃除をせっせとしました。

それから買い物もゆっくりしていなかったので、洗剤は無い、醤油は無い、という状態だったので、買い物に行った。

やっと人間らしい生活に戻ったなあ・・・・って感じです。

嵐のような4月が過ぎて行き、桜も散ってしまい、今年は桜をしみじみ見上げることもなくて、終わってしまいましたが。

それでも会社が忙しいのはうれしいことなので、贅沢は言えません。


光市の殺人事件の差し戻し控訴審で、死刑判決。

死刑という極刑がまず最初に在りきではなく、たくさんの犯罪のなかで、どうにも避けられない、更正もありえない、ということで最後にくだされるのが死刑という刑だと思う。

むずかしいけれど、わたしたちはこれから裁判員制度で直面することにもなる。
人が人を裁き、そして「死」という判決をくだすことの重みを噛み締めなければいけないだろうと思う。

本村さんはたとえ犯人が死刑になってもけして癒されることもうれしいということもなく、またその重みを背負って生きていかなければならないので、これが犯罪被害者になってしまった人の辛さでもあるわけだから。

わたしは息子が勾留されて公判請求がでた日に夢を見た。
「死刑」という判決をくだされた夢だ。
その夢の中でどれだけ苦しく、引裂かれるような思いを味わったか・・今でも覚えている。

明日は論告求刑の日だ。

検察は「うつ病だろうとパニック障害だろうとその人の基準で不安を覚えたらそれは犯罪だ」と主張した。

それはすごくおかしな言い分だ。
そうしたら普通の人は、こわくて社会生活を普通に過ごせなくなる。

そんな理不尽な理由の不安がまかり通るなら、だれだって病気になったほうが生きやすくなる。

わたしたちの戦いはまだ続いています。

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