S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

意識、革命、宇宙・・・・のち爆睡

2008-11-14 17:05:53 | Weblog
神と崇めるほど・・・・ではないけれど、とても大好きな埴谷雄高と吉本隆明の対談の本「意識、革命、宇宙」という本を読んでいる。

埴谷雄高は台湾で生まれたんだけれど、その頃の台湾では日本人はかなり威張っていて、人力車に乗っていて方向が違うと台湾の車夫さんの頭を蹴飛ばしていた・・・っていうのを見ていて、子どもの頃、埴谷雄高は日本人が大嫌いになった、ということを言っていた。

これはたぶん田母神氏の認識とはだいぶかけ離れた面も日本人は持っていたということかもしれない。

埴谷雄高は未完の小説「死霊」を残して死んでしまったけれど、この人の頭の中には、明確に整理された部屋が三つある・・・・・

この思考は左翼運動で拘束され、独居房に入れられ、その壁に対峙し、カントを読み、孤独のなかで生まれた思考でもある。


宇宙的なものの考え方もおもしろい。
ってことで、テンプレートも宇宙のアンドロメダ星雲?に変えました。

徹底的にものを考えるためには、こんなあたふたした日常のなかではなかなかむずかしいのかもしれない・・・


と思いながら、本を読んでいて、もう眠くなってくる・・・・

だめだ・・・

考えが睡魔にやられて、支離滅裂になっているきのうの夜だった・・・

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