こだまが夜わたしを起こす。
外に出たいのかな?と思って廊下に出るとこだまはもう使っていない長女がいた部屋の前にすわって
「こっち来て」とみゃうと鳴いた。
「何?こんな夜中にどうしたの?」といいながら部屋に入った。
薄暗い部屋の真ん中にすわってわたしの方を振り返ってまた「にゃあ」と鳴いた。
ぎょえ!部屋のまんなかに大きな鳥の死骸・・・・・・
羽が無残に散らばって、鳥は顔を食いちぎられ、死んでる。
こだまはわたしに自慢したかったのだ。
おばあにゃんと馬鹿にしていたけど、まだ獲物を捕る能力があることを自慢して褒めてもらいたかった
のだろう。自慢げに「にゃああ」とわたしを振り返って鳴いた。
昔、わたしが子どもの頃家で「大介」という名前の猫を飼っていた。
大きなねずみを捕ってくると、わたしはぎゃーぎゃー逃げ回っていたが、わたしのおばあちゃんは
「よく捕ってきたねえ、えらいねえ」と大介を褒めていた。
こういう時はちゃんとほめてあげないといけないんだよとおばあちゃんはよく言ってた。
思い出して、真夜中にこだまの頭をなでながら「えらいねえ、すごいねえ」と
顔面蒼白でほめていた。
かわいそうに・・・・鳥さん・・・
外に出たいのかな?と思って廊下に出るとこだまはもう使っていない長女がいた部屋の前にすわって
「こっち来て」とみゃうと鳴いた。
「何?こんな夜中にどうしたの?」といいながら部屋に入った。
薄暗い部屋の真ん中にすわってわたしの方を振り返ってまた「にゃあ」と鳴いた。
ぎょえ!部屋のまんなかに大きな鳥の死骸・・・・・・
羽が無残に散らばって、鳥は顔を食いちぎられ、死んでる。
こだまはわたしに自慢したかったのだ。
おばあにゃんと馬鹿にしていたけど、まだ獲物を捕る能力があることを自慢して褒めてもらいたかった
のだろう。自慢げに「にゃああ」とわたしを振り返って鳴いた。
昔、わたしが子どもの頃家で「大介」という名前の猫を飼っていた。
大きなねずみを捕ってくると、わたしはぎゃーぎゃー逃げ回っていたが、わたしのおばあちゃんは
「よく捕ってきたねえ、えらいねえ」と大介を褒めていた。
こういう時はちゃんとほめてあげないといけないんだよとおばあちゃんはよく言ってた。
思い出して、真夜中にこだまの頭をなでながら「えらいねえ、すごいねえ」と
顔面蒼白でほめていた。
かわいそうに・・・・鳥さん・・・