S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

現実という津波が押し寄せる

2011-03-10 16:45:47 | Weblog
「憲法9条を変えるべきだとは私は思わない。憲法が変わることは米国にとって悪い。日本に在日米軍が不要になるからだ。憲法が変われば米国は日本の国土を米国の国益を促進するために使えなくなる。日本政府が支払う高価な受け入れ国支援は米国の利益だ。我々は日本でとてもいい取引をしている」

ケビン・メア氏という人の沖縄に対する発言ばかり騒がれているが、この人の発言で問題はこれでしょ、っていうのがあった。

メアさんという人は、アメリカは日本に多額の米軍のためのお金を出していて、日本でとてもいい取引をしている・・言い変えたら、日本はアメリカの言うなりになってお金を出している。ということを、この人が暴露したわけだ、

ニュースも新聞もこっちを大々的に報じるべきなのに、沖縄への差別発言ばかりを報道している。

これだけ、対等に交渉せずに、いいなりにお金を出しているアメリカと日本の関係がおかしい!とジャーナリスト精神があるなら、言ってみろってんだ。


小沢さんじゃないけど、ありとあらゆる無駄を削減してからの増税なら仕方ないが、カン政権になり、天下りは増えているし、、アメリカへの予算は増え、事業仕分けはただのパフォーマンスにすぎず・・それで、増税なんてふざけた話だと思う。


わたしはきのう「中小企業緊急雇用安定助成金」の申請をしに行った。

ものすごい書類をたくさん作らねばならなくて、ここ数日は必死に作っていた。

就業規則、給与計算の方法、こまかいことが、ものすごくハードルが高いのが、この助成金ってやつだ。

担当の職員の人は「普通社会保険事務所の先生が持ってくる会社が多く、先生に頼まないで持ってくる会社はほとんどないんです」と言った。けれど社会保険事務所の先生に依頼すれば、手数料が毎月発生するわけで・・・会社が大変だから助成金を申請するんだから、その手数料さえ、会社にはもったいない、だから、必死に初体験の、書類に格闘しながら、やるわけで・・・

雇用保険は毎月引かれる・・・それなのに、こうしてもらおうとする時の、面倒くささはハンパではない。


税金もしかり・・・国民は細かい規則にのっとって、税金を払い、年金を払い、消費税を払い、所得税を払い、そして相続税を払い・・・やっているのに、米軍の為に、思いやり予算といい、かなりふんだくられている気がする。
そして、カンさんは、缶カラが転がるような缶高い声で、消費税増税を叫んでいる・・・・

ボタンを掛け違えている。

助成金はこの市だけで、500社近い会社が受けているという現実を知った。

どこが景気が良くなり始めたと何を基準にカンさんは言うのか?頭の中には世の中の20%の大企業の為に・・というのかしかないのだろう・・・

2時間近く、書類の不備を指摘され、ハードルの高さを突きつけられ、毎月の提出書類の説明をされ・・・

世の中の現実と、ものを視る視点の自分との違いなんかも・・・よくわかった日。




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