S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

「タービン建屋」っていう言葉を頭から消したいなあ・・・

2011-03-30 16:22:18 | Weblog
日を追うごとに被害が増大していて・・・・気が遠くなりそうだ。
今まで、わたしの頭の中の辞書にはまったくなかった新しい言葉「タービン建屋」という言葉が
追い払っても追い払ってもぐるぐる回っている(苦笑)


地震、津波だけなら、なんとか踏ん張って希望を持って必死にがんばれると信じるけれど、
原発が足を引っ張っている。

放射性物質は土、牛、野菜へと影響をひろげ、そして海、そして日本だけでなく、フィリピンなどでも
放射性物質が微量に検出されている。

日本で暮らすわたしたちはできるだけ被爆しないように今は気をつけるしかないと思う。

風にのって運ばれる放射性物質は半径何十キロ外だから安全という機械的なものではないから。


日本が危機的状況になればなるほど、総理大臣がカン氏ではなく小沢さんだったらどんなに
よかっただろうと・・・・考えても今更、仕方がないけれど毎日そう思う。

「国民の生命と財産を守る」これが絶対にゆずれない政治の基本理念だからだ。

カン氏は日本がこういう危機に直面する前から胡散臭く、守らねばならない国民を守る姿勢など
あまり感じられなかった。民主党のHPからはずっと前から「国民の生活が第一」という
ことばが消えた・・・

そしてみごとにこの震災で人間性、何もない政治理念、権力への執念、増税、自民党との
どさくさまぎれの連立?などが垣間見え、今までの自民党と東京電力とのずぶずぶの関係が見え、
原発のものすごい利権が見え、電力会社からマスコミにいく巨額のお金も見え・・・

いろんなことが見えてくる。

のっぴきならない状況になればなるほど、その人の人間性が浮き彫りになるのと同じだ。

見えてくるものが多くて、落胆するものも多いし、怒りも多いけれど、なんとか今は
現場で命がけでがんばっている方々に感謝しながら、生活するしかない。
なるべく明るく元気で。