猫まんま

こだまが、暑くなってからあまりごはんを食べないで、痩せてきたので、いつもより少し高いキャットフードを買った。
それなのに、ああ、それなのにまったく食べない！
シーバなんか、中にチーズまで入ってるんだよ・・・・・硬くもなくておいしそうなのに、そっぽ向く。
怒る！せっかく買ったこれ、どうすんの！
おなかすいて、足元にまとわりついて鳴いていても食べない・・・ショック。
猫はほんと気まぐれ。すごーくよく食べていたものだって、ある日まったく食べなくなるし、わけわかんないよ。
昔、わたしが子供の頃飼っていた猫の大介（だいすけ）は、魚も猫まんま（ごはんに鰹節をかけたもの）も食べたのに、こだまは、魚もお刺身も猫まんまも食べないのです。
こういうときはあぶない。以前も少し離れたＫさんの家に入って、そのお家の猫のご飯を食べてた。
そんなことがあってから、なおさらこだまがよそんちのご飯を食べてしまわないように、気を使ってきたというのに・・・・親の心、子知らずだよ、まったく。

かくいう我が家の次女も、小さいときは、となりのおばちゃんちで、朝「おかあさんといっしょ」を見ながら、おやつをもらって食べていた。
いないなあ、と思うとすぐとなりの家にはだしで行ってしまっていたし、実家に帰ったときは、いないと思って青くなって探したら、知らないお家にあがりこんで、お昼ご飯をちゃっかり食べていたのだ。猫みたいな娘だったっけ・・・・・

こだま、ちゃんと家のご飯食べておくれ！

人間社会の悲しみ・・・・

きのうのミサイル騒ぎで、一気にＭＤ推進の安部の晋さん有利か？
なんだか考えがまとまらない・・・・・ヤクザな北朝鮮みたいな国がある限り、単純に反戦平和と叫んでいただけでもいけないのだろうか？
こんな状況のなかで、憲法改正へと一気にすすんでいくんだろうか？
世界中の国が核を放棄して、武器も放棄して・・・・・・・なんておとぎ話のようになったらどんなにいいだろうかねえ。
おとなの世界は単純にいかない。もつれた愛情みたいだ。ひとの心の細胞は単なる物質ではないように、複雑です。
だいたい単なる物質でできているであろう人間って、なんて複雑怪奇な動物だろう？
どんな細胞が育ったら、憎しみとか、愛情とか、ねたみ、恨み、喜び、そんな複雑な感情が形成されるのでしょうかねえ？

わたしは死後の世界も、霊も信じないから、感情というものもあまり信じてはいない。
死んでしまったら消滅、天国も地獄もないような気がする。
死んだ人を思い出すときだけは、その人が思い出した人間の傍らによみがえるのだ。それは霊ではない。

膨大なお金を使って、ミサイルを飛ばし、そのミサイルを撃墜するためのシステムをまた膨大なお金を使ってつくり、子供からみたら、「大人って・・・・・」とあきれるほど、ばかなことですよね。
そして、戦争で、政治で犠牲になるのは、必ず弱い者、子供たち、ほんとに人間社会ってばかなものですよね。
悲しくなる・・・・・

平和ボケが吹っ飛んだよ。

まったく、ミサイルをわんさか作るお金があったら、ピョンヤン以外のところに住んでいる、お腹をすかせた子供たちにおなかいっぱい食べさせろ！と言いたい。
朝５時ごろ、長女に「北朝鮮がミサイルぶっぱなした！」とたたき起こされた・・・・・
娘はサッカーのイタリア対ドイツ戦を見ていたら、急にＮＨＫがミサイルのニュースに変わって、教育テレビでサッカーをみていたのだった。
家の庭に落ちたぐらいの勢いで起こされたから、わたしのほうが、びっくりして、窓開けちゃったよ！
万年平和ボケみたいな日本に、冷たーい水をかけられたような感じの朝だった。

金正日もプレスリーの隠れファンで、小泉さんがプレスリーのサングラスかけたから怒り狂っちゃったんじゃないかと？思うような、日本に向かった攻撃？
っていうか、日本にむかってしか方向がないのか・・・・・まさか中国やロシアに向かって撃てないし・・・・・
これで韓国政府も少しは日本にそろえてくれたらいいとわたしは思う。

世界の平和っていうのは、ほんとうに狭い一本橋を渡っているようなもんだと思う。
重たいよなあ・・・・・
街では憲法９条を守ろうというプラカードを持った団体が、行進している。
自国が平和を守って他国に攻撃しないのはもちろんいいけど、攻められたらアメリカばかりに頼ってもいられないだろうなあ、独立した一国としての機能を果たさないといけないとも思うんだよね。

中国で朝、ＮＨＫのニュースを見ていたらしい、お父さんが電話してきた。
「やられる前に、やっちまえ！」あのさあ、やっぱり血の気が多すぎるんだよねえ、この人は・・・・

ネットで献立を決める

きのう、中田選手の涙はかっこ悪いと書いてしまいましたが、引退ということで、感慨がこみあげていたのだな、と今日は思います。
サッカーはチームプレーだから、個人の力だけではどうにもならないところもあってのことかもしれません。ごめんなさい。かっこ悪いは少し言いすぎでしたね。
燃え尽きてしまったのかもしれませんね。
スポーツ選手もかなり孤独な戦士だと思います。

梅雨に入ってから、あまり雨らしい雨も降らないまま、きょうはめっちゃ暑い！
あまり暑いと、何を作ってもおいしくないし、何を食べたらいいのか、献立の思考回路がやられてる。考えられないからネットで献立検索してる。
ビール（ときどき、第三のビールだったり）を飲むともうあまりご飯は入らない・・・・でも夏はビールであまり痩せない・・・・
こだまも夏は食欲がなくて、冬より身体が細くなってる。でも猫は冷房のないところで、家のなかで涼しいところを探しては寝場所にするので、とんでもない部屋のすみっこの荷物の陰に寝ていたりする。

次女は今度の土、日が学園祭で、毎日朝早く学校へ行き、夜は準備でおそく帰ってきて、最後の学園祭なので、けっこう気合入ってるなあ。
クラスでダンスをするとかで、家で音楽をかけて傘をもって踊っている・・・・・甚平さんを着て傘持って踊ってる姿はすごくおもしろい！

お父さんは今日からまた中国へ出張。
あの一大イベントの後の、Ｓ家つかのまの平和だなあ・・・・・・

久しぶりに美術館だ！

ワールドカップは連日死闘のような試合で、すごい！ここまできて、しかもＰＫで負けたイングランドの選手が涙を見せるとこちらも感激しちゃうけど、１次リーグ敗退で、涙を見せた中田選手はいまいちかっこ悪い・・・・

日曜日、久しぶりにひとりでメルシャン美術館に行き、「フンデルトヴァッサー展」を見にいった。
雨が大好きな彼は、「雨が降ると色彩が輝く」と言っていた。ほんとうにとてもきれいな不思議な絵です。自然と人間が調和しながら生きていくということを、すごく考えていた芸術家でもある。それは現代の社会でほんとうに大切なことだと思う。
わたしは美術館は大好き。絵と対峙する時間は自分のなかに、今まで名づけ得なかったけれど、意識することができるある空間の存在が生まれることでもあって、たまに美術館で絵をみることはだいじな時間です。写真も彫刻も好きです。
彫刻は光と影がなければできない芸術だけど、絵は色が大切なものだからとフンデルトヴァッサーは言っていました。
写真はパンフレットの小さな絵を撮ったものです。色がきれいでしょ！

半期に一度の大イベント。

勃発しました！半期に一度、我が家の大ゲンカ・・・・・以前にもこのブログに恥をさらしましたが、我が家のケンカはそりゃあすごいもんです。物は飛ぶし、蹴りは入るし、殴りまくりだし・・・・・
きのうの夜は、発端はわたしの愚痴から、兄妹喧嘩になり、最後はお父さんと息子の壮絶な親子喧嘩に発展しました。
台所の出刃包丁まで出演して、そんなお父さんと息子のなかに妹たちが半べそで、割って入り、４人で魑魅魍魎・・・・・・？
わたしはもう慣れているので、お芝居を鑑賞しているように、そんな４人の姿を黙ってみていた。怒号が飛び交い、ホント我が家は近所の家からなんて思われてるか・・・・おそろしい。
我が家のすぐ裏は警察署の官舎があり、警察の署長さんとかが住んでいる。「ぶっ殺してやる！」とか大声がしたら警察沙汰にもなりかねないなあ、とわたしはのん気に思ったりしていた。
こんな修羅場でビビッていたら、Ｓ家の母は勤まらないのです・・・・・・・
ほんとうにバーゲンセールのように、半期に一度はすさまじい殴り合いの大ゲンカをして、体力、気力を消耗させて、ガス抜きをしているのだろうと母は考えています。
殴り合いが落ち着いた頃に、わたしは今度、切々と説教めいたなだめに入り、それから家族会議になり、自分の意見をみんなが発言したころには、もう真夜中です。こうしてようやくイベント終了です。
もうその頃は、全員ぐったりしています。

いろんな家族がいるとは思うけど・・・・ああ、疲れた。テポドン発射寸前のような我が家でした。
ものが飛び交うので、家のあちこちが壊れます。それからこだまちゃんは、お外に避難することにも慣れました。猫でも気を使うＳ家のイベントです。
それでも、終わったあとは後を引かないので、けっこうあの凄まじさは何だったのか？と思うくらい仲も良くなっていますが。