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いよいよ最終日です。
この日の午後の直行便で日本に帰るのですが、午前中はフリータイムです。
でもって敬虔なる真言宗の信者のひとりであるワシとしては、お大師さんの修行された青龍寺を訊ねないわけにはいきません。
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中国における宗教や信仰の話はさておくとして、又たかだか20数年前に再建された寺であろうが、空海縁の地であれば是非ともお参りをしなければなりません。
ちなみに、このお寺は八十八ヶ寺巡礼の零番札所とも言われているので、遍路マニアのワシとしても外せません。
ちなみに一般的な観光スポットではないので、ほとんど観光客(ワシもですが…)の姿もみかけず落ち着いた雰囲気でした。
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その後もお大師さんに縁のある寺院を足早に周り、最後は大雁塔に登ります。
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生憎の天気で遠くまでは見通せませんが、塔の最上部からぼおーっと遠くを眺めます。
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西域への道がここからスタートするのだという思いが、これまでの2週間の記憶と共に胸に溢れます。
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ホテルに戻り荷物をまとめると空港へ向かうバスに乗り込み、そして渭水を渡ります。
この渭水というのが「空海の風景(司馬遼太郎著)」の中でも妙に印象的で、出逢いと別れの場所という刷り込みがワシにはされているのです。
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カラダには長旅の疲れが溜まっているのですが、何とも言えない満足感が心一杯にある帰りのフライトです。
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ということで、長らくのお付き合いをいただきましたが、2006年の6月に行きましたシルクロードツアーも一巻の仕舞いでございます。
あらためまして御礼申し上げます…って誰に?
それは、読者の皆様もそうですが、一緒にツアーに参加された皆様、添乗員のA女史、Gさんを始めとする現地のガイドの皆さん、現地で接した全ての人々、そして我妻を始めとするワシの我が儘を許容してくれた皆々様ですね。
感謝 そして合掌
3年前の旅、それもツアーへの参加という軟弱な記録を延々と書き綴りましたが、一区切りがつけて何となくほっとしています。
拙ブログは半分以上は自己満足のための記録ではありますが、それなりに読者の方もいるのでお気に召したかも少々気がかりです。
といっても、書きたい過去の旅日記もまだまだありますのでボチボチとアップしていきたいと思っておりますので、よろしければ引き続きの御贔屓をお願いいたします。
(オシマイ)