好評だった(?)インドでワシは考えたと比べても遜色のないような経験のはずですが、今になって振り返ってみると印象が薄いような気もします…というか、「インド…」はやっぱり濃すぎたのですかね(爆)
そうは言っても、実際にゴビで走り回っていた4泊5日とその前後を合わせての10日間はかなりの長旅に出ていたような気はしています。 まあ…非日常というか…半分夢の中とかいった感じの旅だったのでしょうか?
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朝起きて → ゴハンを食べて → 用を足して → 走るというシンプルな日々の中でも結構な非日常的経験をいたたしました。
* 平原の真ん中でテントを張って泊まった
* (観光客用だけど)ゲル(移動式天幕)に泊まった
* イロイロなモンゴル料理を食べたが、羊はあまり食べられなかった
* ちょっぴっとだけあった砂丘で立ちゴケした
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* オアシスで昼寝をした
* 馬走式汲み出し井戸で地下水を汲み上げて飲んでいた
* スタンドの手回しポンプでガソリンを汲み上げた
* 本物の遊牧民(だと思う)と出会った
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* ガイドさんがモンゴルの元モトクロスチャンピオンだった
* (半分商売?)だけど本物のゲルを訪問した
* ヲッチャンが持って行ったポラロイドカメラ(なつかしぃ~)が大人気だった
* そのポラロイドで写真を撮らせすべく、まかないのヲバチャンの孫娘が記念撮影にきた
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* 川で水浴びしていたら洗剤の泡が流れてきた
* く~がチャンとお揃いでモンゴル風味満点の腕時計を買ったら、ムーブメントは日本製(Made in Japan)だった
* ウランバートルの一流ホテルにウォッカがなかった
などなど、メモもないのにイロイロナコトが思い出されます…
そんな中でワシはインチキ整備士になったり、砂漠の炎熱商人になったりとイロイロと非日常的なデキゴトを味わいました。
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さて、いよいよゴビを走る最終日になります。 この日の後半はウランバートルに戻るため久々に舗装路を走ります。 非力なセローですから大したスピードが出るわけではないのですが、オン派のワシとしては久々の舗装路がとても嬉しいのデス♪ ほぼ直線路ばかりなのですが、ちょっとでもカーブがあると「かめっ!」(← 分かるかな?)と呟いてインチキハングオフ(コーナーのRもスピードも緩すぎてバンクできない)など決めてみます(嘘)
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最後のウジラットからウランバートル(HUJIRT - ULAN BAATAR)までの 400キロは舗装路メインということもあり、あっという間(でも、10時間くらいはかかったはず)です。 7人に対して6台のバイクなので最後にウランバートル入りする時はワシは丁度ランクルに乗っていたのですが、みんなニコニコしているのが分かります。 町に帰ってきて嬉しいとか、これで風呂に入れるとかではなく、無事にゴールに到達したということでしょうか? なにより怪我や病気、大きなトラブルもなく走り切れたという達成感なのでしょう。
合計で1400キロあまりというオンロードであれば1日2日でも走り切ってしまうような距離ではありましたが、全く未知のゴビというオフロードを走り回ったのは得難い経験でありました。
ゴールのホテルの前での記念撮影ではミンナがヨイ顔をしています(白塗りかけました)!
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ナニワトモアレ、お疲れ様でした!
この後、ウランバートルで2泊し、更に北京で1泊して帰るのですが、この3日間は非日常から徐々に日常に戻るためのクールダウン/ヒートアップとして必要であったように思います。 今だと体力的に厳しいのでしょうが、30台半ばの当時は身体的ダメージはそれほどなかったですし、気持ちは開放されていたのでそれほどの疲れもなくある種の高揚感に包まれた旅の最後でした。
ヲッチャン、KMっちゃん、IZどん、OKハ~ン、コヒくん、く~がチャン! ありがとうね♪
そして、チャンプ、ドライバーさん、まかないのヲバチャン!ありがとうね♪
えっと、我妻…とは出会ってもいないので省略します(冗)
ということで一巻の終わりでありますが、次回予告ができるわけもなく…20世紀ネタはまだいくつもあるのでなるべくボチボチとはアップしていきたいと思います。 実は冒頭の「インド…」が好評というのは「我ながらヨイ出来であった」とのプレッシャーがあり、ある意味、次が書きづらくなっていたということがあります。 でも…まあ…、またヨロヨロと昔の旅日記を書いていこうと思いますので、気長にお付き合いくださいませね♪
(お終い)