自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

遍路物語 2008 (完結編 1)

今年の4月末から5月にかけて連載(?)した遍路物語2008だが、実は完結していなかったのですよ。
遍路は四国の八十八ヶ寺を打ち終わった後に高野山へお礼参りに行って一巡の終わりになるのだが、今回は休暇(と体力)の都合で先送りにしたのだ。

たまさか我が師僧が高野山に用事があるというのでお供も兼ねてお礼参りに行くことにした。 ちなみに師僧とは現地集合である。

いつもならバイクかクルマで行くのだが、今回は仕事が忙しく体力をかなり削がれているので、身体に優しい新幹線→南海電鉄を選択する。
新幹線に乗り込む前に新横浜でいくつか売店を覗いたのだが、お気に入りの崎陽軒の炒飯弁当がなく、結局ミニ助六を調達する。



実は乗車待ちの列に、かなりメタボで汗まみれのヲトコが前に並んでおどろおどろしい臭気を振りまいていたので席が近くなるのを恐れていたのだが、もし近くの席だったらゴハンは食べられなかったに違いない。
後で見たら、ヲトコは3人掛けの真ん中に座っており、通路側のヒトは60度以上身体を捻り、窓側のヒトは窓にべったり顔を押しつけておられた。
こうなると暴力だよなぁ~と思いつつ、自戒するワシであった。

さて、最近は新幹線に乗っても静岡や名古屋止まりなので時間を持て余すこともないのだが、大阪までなのでチョロチョロと社内をうろつく。
喫煙席だの多目的何とかとか色々と面白いものもある。
しかし、2時間10分で大阪に着いてしまうのはスゴイなぁ♪



無事に新大阪に到着し、地下鉄・御堂筋線でなんばへ移動すると丁度オヒル時になり、道頓堀で「太郎」に別れを告げようかと思ったのだが時間もあまりないので手近なところで済ませることにする。
ということで、ちょっとばかり暑いのはさておいて「千とせ」に行く。



2人待ちだったが、ほどなく入ることができ肉吸いと玉子ゴハン(大)をオーダー♪



玉子ゴハン(大)は結構大盛りなので、バランス的には(小)がお奨めですね。
ワシワシと食べている時はそうでもなかったが、外に出るとやはり暑い!
夏場に食べるものじゃあないなぁと思いつつ、快速を逃してはならじと南海電鉄に駆け込む。



ようやっと極楽橋に着くと、ケーブルカーに乗り換えて高野山へと登っていく。
やたら外人が多く、たいして数多くはないのだが車中の外人比率は50%を越えているのじゃなかろうか…



既におなじみになった宿坊に移動して師僧と合流。 諸々の準備のお手伝いなどしている内に、夕食の時間となる。
まあ、当然ながら精進料理なのだが見た目は立派だし、味も出汁をうまく使っているので物足りなさ感もなく美味しくいただける。
ちなみにビールは泡般若と称され、修行僧でもない限り禁止されてはいないのだが、この日は後の仕事もあるので禁酒日とせざるをえない…
まあ、たまには健康のためによいでしょう。



二の膳、三の膳付きという豪華版です。



この後は写真撮影の手伝いなどがあり結構遅くなってしまったが、とりあえず無事に予定を終了した。
着いた時は雨上がりということもあり、かなり蒸し暑かったのだが、夜はさすがに涼しくすごしやすく、すんなりと眠りに落ちる。

続く…

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コメント一覧

とも2
むむ…
>まるこサン

久々の登場ですね♪
旅というものは決して完結しないものなのですよ。

ちなみに、ワシも我妻の指令で高野豆腐を買ってきました。

ではでは、最終回をお楽しみに!
(って、こんなシリーズの読者がいたのか…)
まるこ
完結ですか?
とも2さんの自分探しの旅も高野山にて
無事完結なのでしょうか?渋い!
まるこも以前高野山に行き買ってきた
高野豆腐がおいしくてびっくりしたよ♪
精進料理もボリュームあっておいしくて
感動した覚えがあります。
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