けんしゅう前後シリーズその2デス♪
お宿を出まして、二人分の荷物が積められたキャリーバッグをゴロゴロと引いて歩くのですが、石畳に難儀いたします。 ということで、折角の機会ですし、時間を有効活用するために人力車に乗っての移動となりました(弱)
車引きのニイサンの
「観光しなくてよいのですか?」
という問いに、キッパリと
「駅に直行してください。」
と答えまして、向かっていただくのはトロッコ列車の嵯峨野駅です。
予約で一杯かなぁ…と思いつつも試しに聞いてみるとオープン列車がちょうど2席空いているとのことで、チケットを購入します。 多分、結構なラッキーだったと思います。
ゴトゴトと山間を走ります列車から眺める景色は、いまひとつ冴えない天気の下でもナカナカ楽しめます(クリックすると大きくなりますが、ブラウザの「戻る ←」で帰ってきてくださいね)。
終点で下りると10分ばかりゴロゴロとキャリーバッグを引いてJRに乗り換えてみれば、研修で一緒だった岐阜から参加のご夫婦と乗り合わせます。 よもやまと話をしている内に到着しました京都駅で分かれます。
ワシ達はコインロッカーに荷物を預けますと、市バスで清水寺を目指すというベタな京都観光であります。 実はワシは「京都に行く」ということに軽いトラウマがありまして、本格的な観光をしたことなどほとんどないのです(汗) そんな中で、我妻がせめて…ということで引っ張って行ってくれたのだと思います(謝)
さてさて、喉も乾きましたし人も多いということで、早々にタクシーで軽くワープした先は祇園の栖園(せいえん)です。
コチラは拙ブログのなかよしリンク先のヌシさんのトコロがイチオシの京都甘味処になります。 我が読者の皆様ならご承知でしょうが、甘味嫌いのワシとしては清水の舞台から飛び降りるくらいの決断ですよね (笑) しかし、我妻が何も知らずに「ぜんざい」を頼みそうになるのを諦めさせるのに苦労したというのはここだけの秘密です。
落ち着いた雰囲気の中で待つことしばし…琥珀流しというヤツが届けられます。
ひとことで言ってしまうと「寒天」なのでしょうが、独特のプルプルとした喉越しはイロイロな種類の蜜とのコンビネーションで月替わりに楽しめるそうです。
4月:桜蜜
5月:抹茶蜜、抹茶小豆蜜
6月:梅酒蜜
7月:ペパーミント(ソーダ水添え)
8月:冷やし飴(生姜がのせられ和の風味)
9月:葡萄
10月:栗とあずき
11月:柿
12月:黒豆
いただきましたのは「栗とあずき」なのですが、よりにもよってワシの苦手な「栗、芋、南瓜、(甘い)豆」の内、2種も使われている10月に当たるとは… でも、そんなワシでもさすがにこの上品な甘さと喉越しの楽しさは十分に分りますから、甘味好きにはたまらないのでしょう。
お代わりをしそうな我妻をなだめ、戻りは錦小路を通りまして地下鉄で京都駅でした。
未だ観光のために京都に泊まるところまでトラウマを克服できておりませんが、そこそこに京都を楽しめました1泊2日でありました。 少々歩き疲れたワシ達はロッカーから荷物を引っ張り出すと宿泊地であります名古屋へと移動します。