自走式移動胃袋～ The nomadic stomach ～

川崎・龍盛菜館で同じメニュー

2019年05月26日

ブログというかSNSを続けていると、ふとした拍子…という感じでリアル友達が出来ることがあります。　実際に会ってイロイロと話をする中で、本名すら知らないけれど、常の生活や各種脳内活動のことがバレバレであったり、実生活での関係では言えない本音なんかも言い合えたりする不思議な関係になることが多いのです。

ワシのSNS主戦場はブログなのですが、普段使わせてもらっている御礼という気持ちで食べログ連携をしているのですが、１年半ほど前にソチラ経由でスッと懐に飛び込まれるような感じで仲良くなったL-Bサンという方がいます…いや、いました…です。　会ってみると、家庭環境、職業、趣味は全く違うのは分かっていたのですが、同じ学年、同じ区の生まれ、同じ勤務地…ナニヨリ食に対する姿勢と好みが似ている等々の共通点があることが分かり一気に距離が縮まりました。　ワシが「広い海とかで種類も違うけど棲息領域が同じってとこですかね？」と言った時の微笑が印象的でした。

そんなL-Bサン… 先月、令和に入る直前の 4月26日に逝去されていたことが分かりました。　食べログのコメントのやりとりやイイネが4月も半ばになると途絶えていたので覚悟をしていたのですが、本当のコトが分るのが嫌でコチラから生存確認をするのを躊躇っている中で、やはり同じ学年の食べログナカマからメッセージで教えていただいたのです。　なんとも言えない思いです。

L-Bサンは、こよなくナポリタンと炒飯を愛されていたので、食べログでは絡めての追悼記事が上げられている中、ワシはどうしようかなぁ… と思ったらとあるコトに気づきました。　亡くなられた4月26日はGWの直前、その翌日の 27日から 5月 6日まで、L-Bサンのコトは「せめてイイネがこないかなぁ…」なんて思いつつ、ワシははるたび_2019 と称して横浜＆川崎エリアから出っ放しだったのです。　そして、明けて出勤した時のヒルゴハンのことを思い出してみると、曳かれたワケではないと思いますが、ナント、L-Bサンと初めて会った時と同じメニュー＝チャーハンとハーフワンタンのセットをいただいておりました。　ちなみに、常に行く店なので写真は撮ったものの記事にアップするつもりはなかったのです（疑）

L-Bサンとリアルにお会いしたのは、2018年の4月が初めてですが、その時に行ったのと同じ店、同じメニュー… しかも、事務所を出た時に行こうと話していた店からグイと90度曲げて… ただの偶然だと思います（笑）

さて、ソノ初対面の時の話ですが、その前からやりとりをして、ワシの勤務地とL-Bサンの住まいが至近ということが分かっておりましたので、ワシが土曜日に出勤しているのに合わせてもらい待ち合わせをしたのです。　

「マッチ棒みたいなヤツです」と教えてもらっていたので、待ち合わせでは一発で分かったのですが、休日で自宅から来ているはずなのにピシッとしたスリーピースを着ていらしたので、ちょっと悩んで柱の陰から電話してみたのです。　実は、L-Bサンも急遽仕事になったとのことで東京から駆けつけてくれたというのには驚きました。　そして、川崎は住み始めてそれほど経っていないので詳しくないとのことなのでご案内したのが、ワシ御用達の龍盛菜館でした。

ソノ時のチャーハンは今回のようにキッチリとカップタイプに盛られていませんでしたが、ＪＡＬ規格だのサイズ問題やタイプ別分類の談義になったのが面白かったのデス♪　このアタリは下ネタ系の拙ブログでのＮＧワード連発でしたが、いやはや、初対面とは思えないような会話を楽しめました。　ちなみに、L-Bサンは断面愛が薄かったのと、ブロガー／食べロガーなのに写真をあまり撮られないので、遠慮していましたが今回はキッチリと載せておきます。