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自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

非適切式移動記録簿_まとめ(7日目~最終日)

なつたび_2021/ 記録簿

リマスターの内、行程=どのように走ったかの記録簿としての「まとめシリーズ」はサクッと4回で終了させましょう。 ちなみにコチラは食ネタは意識してほとんど触れておりませんのは、引き続き「個食のグルマンシリーズ」へとつなげる予定があるからなのですが、その合間にも溜まっている小ネタも出していかないと蔵が一杯になってしまうので、テケトーにバランスを取りながら進めようと思います。

世間ではコロナ禍の爆発拡大にも係わらず何の説得力もない発信と実効性の感じられない「お願い」対策、そんな環境下で開催されるパラリンピック…  まあ、そんな時にコンナ記事を上げていてヨイのかという話はさておきまして、まとめの最終回になります (笑)

=7日目=

さて、前日にフェリー会社から
「明日のむつ湾フェリーは欠航の可能性があります。 決定は明朝7時ですが、今日は全便欠航で、明日はもっと天候が悪化すると予想されるので期待しないでください。」
との親切な連絡が入りまして、急遽の計画変更です。

当初予定が、函館→大間(フェリー)→下北半島(自走)→むつ湾フェリー→津軽半島(自走)→五所川原だったのですが、むつ湾フェリーの欠航情報に加え、下北半島の主要道路のいくつかのポイントが通行止めですので、プランB=津軽海峡フェリーでの函館→青森を選択しますが、トップシーズンなのにアッサリと予約の変更が出来たので助かります… っていうか、移動者は少ないのですねぇ(観)



予定の変更ついでに、一時的に合流している我妻のお相手も少しはすべしということで、フェリーは昼の便にしています。 常であれば、青函の3時間半は早朝便にするか、夜到着の便にして半日はどちらかで有効に使おうとするのですが、 疲れも溜まっているので休養日も兼ねることとしたワケです。

 

1時間ちょい前に到着して手続きに若干手間取りますが、バイクは一番に乗船できるので、とっととスーパービューシートの席に座ります。 横に慣れる座敷席もヨイのですが、混み具合がイマイチ分からなかったので密にならない席を選択したのですが… ケッコー空いてましたねぇ (間)

 

思ったより海は荒れていないのですが、むつ湾フェリーは予定通り(?)に全便欠航されていますから、早めの計画変更が正解でした。


3時間半の船旅はウツラウツラとしたり、文庫本を読んだりして過ごしまして、いつのまにかの青森は定刻よりほんの少し遅れての着岸でした。 ちなみに、バイクの下船はクルマを下ろしきってからのラストというのがヲヤクソクです。

 

途中の行程は全く違うものの、この日のお宿は当初予定通りの五所川原のままで、早めに着いたのでお宿で洗濯を済ませれば、地味に個食のバンゴハン=ヒトリ焼肉でありました。

=8日目=

強烈な前線が日本全体に広がっているのですが、その中でも降り出しが遅いとみられる日本海側に逃げているので午前中は雨の心配はないものの、どこから雨が降るかを見極めるのが本日の勝負ドコロです。


海沿いに出て、鰺ヶ沢から深浦へと五能線と並行して走りますと、雨こそ降っていませんが、天気がイマイチなので気持ちも盛り上がらないままに淡々と南下していきます。

 

途中で名物のイカ焼きをアサゴハン代わりにいただいたり、景観ポイントで休んだりとダラダラ進んでいきますと、ナント五能線を撮るシャッターチャンスに恵まれました。 軽くドーピングをしてみましたが、慣れないコトはしない方がよかったですかね?



しかし、スカッとしない天気です。



ちなみに、出発の時点から雨具のボトムは履いていますし、ベム2のシールドも起こしていますのは、いつ雨が降っても大丈夫なようにですが、雨雲レーダーを見るに午前中は大丈夫のようです。

 

五能線沿いということは白神山地の麓を走っているというコトなのですが、深い山なので海沿いからは山を感じることはありませんし、ちょこっと入っても「山地感」が得られないのも経験しているので、深入り… 山方面に向かうコトはいたしません。



雲行きも怪しいというかドッチに転ぶか分からないので、能代アタリでヒルゴハンを食べたら高速を一気走りすることにいたしますが、このヒルゴハンのクダリは「個食のグルマン」で触れたいと思います。



結果式には秋田自動車道から東北自動車道に入ったトコロで雨に降られましたが、そのかなり手前でフルスペックの防雨装備にしていたので、大きなストレスなくお宿に滑り込みます。 ちなみに、日本全国での天候の悪化が報道されておりましたのを受け、当初組んでいた無茶な工程=内陸に入り込んでの喜多方=から郡山のインター近くでの投宿に変更しております。

=9日目/ 最終日=

さて、最終日は雨… それも全国のドコでもゲリラ式の爆雨が発生する可能性があるとのことで一直線に横浜の我家に向かう以外の選択肢はありません。 この日は幸いなコトに屋根付きのトコロに駐車できていますので、荷造りも楽にできたのがありがたかったですねぇ(謝) そして、前夜から雨雲レーダーを睨んで出した結果は、出発時間を遅らせることで雨被害を最小にできるかなぁ…  ということで、ユックリとした出発にします。



ほぼ全線で速度規制が入っている東北道をいつも以上に慎重に走ります。 フルの防雨装備といってもスパッツを履いていない足回りを中心に首筋、手首と防水が弱いトコロからジワジワと浸水してくる中、途中、都賀西方と蓮田で小休止を挟みます。 そして、都内に入る手前で、推定・瞬間雨量 30㎜/時というかなり強めの雨となりましたので、ここでもプランB ♪ 遠回りにはなりますが中央環状を湾岸ではなく池袋方面に進み山手トンネル経由で雨から逃げることにいたします。 普段は嫌いな長いトンネルですが、今回ばかりはありがたいのヒトコトであります。

 

普段であれば我家に着く前に飼葉をあげるイメージで給油するのですが、この日は直帰! ベイブリのアタリで燃料残量警告灯が点灯しておりますが、余計はコトは考えずに無事に我家に到着いたします。

 

8泊9日のツアーも無事に終了して安堵しておりますが、かようなご時勢ですからイロイロと葛藤はありましたが、非適切式ではない適切式移動はナニカという自身への問いかけでもありました。 先ずは、禁止されていないので、自分の意思に基づいて旅に出る。 そして、第三者に与えるストレスを最小限とするためのベストな行動を取る… って、そんなトコロですかねぇ(悩)

 

ちなみに、今回のパート=7日目から9日目=の走行は、35㌔ + 550㌔ + 290㌔ = 875㌔ / 2580㌔ … ナビが表示する 2573.8㌔とはビミョーに違いますが、まあ… ヨシとしましょう。


あらためまして、今回も旅を応援してくれた皆様、特にいつものように快く送り出してくれた我妻に感謝したいと思います。 ありがとうございました(礼)
加えまして、訪ねた先々で他県ナンバーにも係わらず温かく受け入れてくれた皆様にも御礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。

さてさて、仮になるとは思いますが、一巻の終わりとさせていただきましょう(終)

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コメント一覧

とも2
シュウさん、

コメントありがとうございます。
食ネタは別シリーズでのお届けとなりますので、少々お待ち下さいませ。
シュウさんも新しい環境ですから、ご無理されませんように ^_^
シュウ
とも2師匠
お疲れ様です。
食なしの一巻も、思わずタイトル付けたくなるような、
ベム坊の写真で楽しめました。3–4日のがいかったですねぇ。
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