自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

はるたび_2013_オキナワゴハン

長々と続いておりますはるたび_2013ですが、8泊9日のツアーもようやく折り返しにたどり着きましたので、ちょっと気分を変えましてオキナワゴハンの基礎知識とヲススメレストランをサクッとご案内しておきましょう…というのは、ナカヨシさんが沖縄に行くらしく一般人にも役に立つ情報提供しようなんて気持ちもあることはあります。

沖縄のアサゴハン

沖縄は総じて朝が遅いので朝食についてはいささか苦労いたします。 ビジホモーニングでも沖縄風のメニューが加わりソコソコイケルのですが、沖縄らしいというコトではいわゆる薬膳系で健康重視の食事がヲススメかもしれません。 有名なのは沖縄第一ホテルで、地元野菜を中心に50品目の食材を使っているそうです。 他のホテルにもそれっぽいメニューが設定されたりもしております。 そうそう、ワシは未訪ですし、台湾系だったりしますが、金壺食堂のバイキングもアサゴハンにはよさそうデス♪



そうそう、那覇市内には24時間営業の定食屋も何軒がありますのでアサゴハンに使うというのもひとつの手ですね。

沖縄そば

沖縄では「そば」ではなく「すば」と呼ぶようですが「そば」でも問題なく通じます(笑) そばといっても蕎麦粉が入っているわけではなく小麦粉を灰汁で練り込んだもので、伝統的には茹で上げてから自然冷却、油をまぶして放置、食べる時に再び湯に通す…といったのが麺の特徴です。 スープは昆布&鰹節と豚骨が微妙に組み合わされ、和風のアッサリからコッテリまで店によって特徴を出しています。 汁麺では好みが分かれるかもしれませんが、同じ麺を使った焼そば(イカ墨練りこみバージョンあり)は万人受けするかと思います。

ちなみに基本の「(沖縄)そば」は豚三枚肉が、「ソーキそば」は豚アバラ肉が、「軟骨そば」には同じ豚アバラ肉でも骨まで齧れるモノがトッピングされています。 トッピングのバリエーションとしてはてびち(豚足)の煮込みや、野菜炒め,、ゆし豆腐などがあります。



ワシとしてはやはり首里そばがイチオシですが、自分で開拓するのもよいかと思います。 最近では玉家がヒットでした。

お忘れなきようにお願いしたいのは、沖縄そばにはジューシーという炊き込みご飯がツキモノということです。 是非、セットで召し上がることをヲススメいたします。

食堂

沖縄には「○○食堂」というネーミングの食堂が多くあります。 おおむねは沖縄っぽいオカズの定食と沖縄そばを提供してくれていますが、ボリュームの多いのが特徴ですね。 ちなみに沖縄食堂ではメニューには単品ぽく書いてあってもゴハンと味噌汁/ 小さいそばが付いてくる定食になりますからご注意ください。



この注意喚起の意味もあって「○○食堂でゴーヤチャンプルーを頼んだんだけど単品だと思ってゴハンと味噌汁を頼んだら、チャンプルーに大盛りゴハンが二つ、味噌汁も丼に入ったヤツと小さいそばが出てきて焦った…」というギャグがあるのですが、これは単品と定食の勘違いに加えて、沖縄で味噌汁を頼むとキッチリとメインを張れる具沢山のモノが出てくるということも示しております。 まあ、最近は観光客と分かればキチンと聞いてくれます。 

ちなみに、「おかず」というメニュー名もありまして、これは店により適当に使われており、煮物だったり揚げ物だったりをテキトーに「おかず」と称しているようです(笑)

ちなみに沖縄独特のネーミングのメニューもあるのはあるのですが、逆に内地と同じ名前でも内容が違うものもあり、たとえば白飯に野菜炒めを乗せたモノを沖縄ではちゃんぽんと称します。 又、沖縄のカツ丼には結構な比率で野菜炒めがトッピングというか、白飯とカツの間に大量投入されていることがあったりするわけです。



レストラン

食堂が和食という区分に当てはまるかはともかく、洋食系のレストラン=旧Aサイン(米軍認証)を持っている店には揚げ物中心のランチというものがあります。フルスペックのAランチから若干スペックダウンしてBランチとかCランチとかがあるのですが、それ以外にもスキヤキとかフライライスとか謎のあるメニューも散見されます。



ステーキハウス

ステーキがビーグルなのかという疑惑はありますが、沖縄じゃ明らかにビーグルです。 本当にやっているかどうかまで知りませんが、沖縄じゃステーキにマーガリンを付けるといっても驚きません。 尚、沖縄では夜の〆にステーキというのも比較的フツーに行われているようです。



そうそう同じステーキハウスでもパフォーマンス系のお店も結構ありますね!



それ以外にアメリカンな店というと、ハンバーガーショップがありますが、沖縄で独自の城を作っているのにA&Wとかjefがありますねぇ… 訪問する機会がありましたら是非、ルートビアー(ノンアル)も合わせてお試しくださいませ(微)

パーラー&カフェ

沖縄をドライブしているとパーラーという看板を掲げた店をよく見かけます。 簡易食堂乃至屋台的な店なのですが、これはやはりオープンエアを好む南国独特の営業形態なのでしょうか? バーガーとはタコライスとか簡単な飲食物が提供されているようです。 まあ、コチラもパーラーという名前ではありましたが…



後はですねぇ…カフェも増えているように思います。 パーラーが思いっきりラフなのに対して、ヲサレ系のカフェは海カフェとか山カフェとかに分類され、それなりに流行っているようですねぇ…



やはり沖縄ですとブルーシールアイスとかぜんざいとかも外せません。 ワシは甘いモノが苦手なのでめったにはいただきませんが、これはこれで沖縄の味と思います。



居酒屋

観光客向けの店でも十分沖縄食を堪能できるように思います。 肴であれば、もずく、島らっきょう、ジーマミードーフ、ミミガー、海ぶどう、ラフティー、グルクンなどなど、沖縄っぽい食をいただくなら居酒屋が一番かもしれません。



あとは、民謡(島唄?)酒場ですかね? 地元民が集う店であれば、客が勝手に歌いだしたり踊り出したりするのでしょうが、観光客相手の店でもそれなりにリードしてくれるので十分に楽しめると思います。



それとディープ系の飲み屋ですが、ワシはあまり行ったことはありません。 噂では一杯1000円の明朗会計の店が多いので怖がることはないそうです。 山羊系はこの前レポしたし、イラブー(海蛇)とかイカスミ汁とか…モロモロありますねぇ…でも…まあ…なんか中途半端なオキナワゴハンの紹介記事になってしまいましたが、このアタリにしておくことにしてご容赦いただきましょう。 

次回からは八重山諸島編のスタートとなります。

(続く…)

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コメント一覧

とも2
沖縄料理
> ハマイカさん

タコライスのチーズなしはフツーにオーダーできるものなので今度お試しくださいな(勧)

沖縄食は健康的なモノから超B級まで幅が広いのが面白いですよね♪

ハマイカオリ
沖縄料理!
沖縄料理大好きです~。
でも、普通の居酒屋・定食メニュー以外あまり食べてないんですよね。。。
だから、いまだにタコライスさえ食べたことがありません!
というのも、チーズがだめで。。。とけていれば食べられるのですが、あのピザ用チーズがそのままかかっているのは、苦手なんです。。。
「チーズ抜きで!」って注文してみようかなあ。。。
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