単に「みんなでこういったメニューをお揃いで売り出そう!」という勢いだけじゃ、町おこしなんてできないコトは判りきっているのだからこそ、訪れるヒトの期待を最低限のレベルで裏切らないようにすることだけはしていただきたいものです。
気分を立て直しつつも気持ちは焼きそばモードなので、オススメ第9位にありました藤沢炒麺をいただくことにします。
どうやらほうとう&オーガニック系で有名な元祖へっころ谷でも扱っているようです。 小田急藤沢線の六会にほど近い古民家風の建物は国道沿いという雰囲気を感じさせません。


この店は近くに親戚もいるのではるか昔に行ったことはあるのですが、ワシはオーガニック系の店が苦手なのでつい向かいの高砂食堂に行ってしまうので相当久しぶりの訪問です。
落ち着いた感じの店内で待つことしばしで、我妻はミニほうとうとミニとろろ(玄米)で勝手に作ったセットがやってきます。

ワシは温玉藤沢炒麺(春味)を大盛りでいただきます。

地元の春野菜をたっぷりと湘南シラスをつかった炒麺の麺はほうとう(要は小麦粉の平打ち麺)なのが意外です。 もっとも、コチラのほうとうは山梨のようにドロドロと煮込むというより、冷やしもあるくらいなのでコレはコレでアリかと思います。

焼そばというのは決して健康志向にならない食物と信じておりましたが、いやはや健康的な焼そばでありました。 決して不満とか物足らないということはなく大変美味しくいただきましたよ(笑)
待つ間に見たメニューもイロイロと面白そうなものもありましたので、後20年くらいして人間が枯れてきた頃、そしてまだクルマの運転に不自由しないような頃には時々通いたいと思います。