などという予告編（？）も出しており、さてさて旅の日々で毎日複数回アップしてきた諸々の記事をまとめたり、写真を差し込んだり、文書校正などなどしようとしたが、なかなかうまくいかない。
皆さんからいただいたコメントやら励ましを消すわけにもいかないし、携帯から微妙に伝わる臨場感も捨てがたいということで、実況版は残しておいて新装改訂版を新しくアップすることにした。
記事がダブるので鬱陶しいかもしれないけれど、こちらは旅の記録ということで気が向いたらお付き合いくださいませ♪
ということで、あらためまして「旅 ～ 北海道 + 東北 2008」のスタートです。
恒例の夏休みツーリングのテーマを「北へ！」「やきそば」「実況中継」という脈絡のない三つにして、６泊７日（内、船中２泊）の旅に出た。
今回の相棒は独式一号機で、実に一年ぶりの本格稼働なのとそろそろ寿命なのでバッテリーが少々不安。
充電器でフルチャージもしたし、夏場なのでまあ大丈夫でしょう…（という甘い考えが命取りになるとはねぇ）
よくできた我妻はワシがツーリングに出る時（だけ）は快く送り出してくれるのがありがたいなぁ…などと、我妻に感謝しつつ横浜を出発！
予想外に渋滞していた首都高をすり抜け、仙台発のフェリーに乗るべく東北道に入り快調に歩みを進める。
などど書いたが、実は早々に栃木ICで降りて今回の旅のテーマのひとつである焼きそばを目指し、栃木駅近くの好古壱番館でジャガイモ入り焼きそばをいただくことにした。
実はワシはジャガイモはちょびっと苦手なのだが、結構美味しくいただきましたなぁなどと満足して食べ終わり、いざ出発しようとしたら独式一号機のエンジンがかからない…
まさかの不安が的中 → バッテリーが突然の心肺停止状態！
焦りまくっていたら東電の検針員のオネイサンが声をかけてくれ、知り合いのバイク屋さんに電話などしてくれる。
しかし特殊なバイクなので交換用のバッテリーなぞあるはずがないのはもちろん、ブースターケーブルの接続すらできない…
そのバイク屋さんが近隣のBMW屋さんに連絡をとってくれたものの、軒並み定休日とかお盆休みとかでなすすべがない。
とりあえず有能な秘書もできる我妻がバッテリーの用意ができる仙台のＢＭＷ屋さんを探し出してくれた♪
いろいろ悩んだが、行くも地獄（？）帰るも地獄（？）なら前に進むしかない！
東電のオネイサンに教えてもらったバイク屋さんに山の上まで運んでもらい重力式の押しがけでエンジンはかかったもののエンストなぞしたら一巻の終わりになる。
その手前でスタンドに寄ってもらい満タンにしたのでガソリンもギリギリだが保つだろうということで、東北道をひた走る。
当然ながらノンストップで、水も飲めない状況。
エンジンかけっぱなしなら停めても大丈夫なのだが、リスクは最小限にしたいので我慢の走行に徹する。
調子に乗って飛ばすとガス欠もあるので大人しく走るが、交換の時間も読めないのでバランスが難しい。
東北道から仙台南部道路に入ったところで燃料残量警告灯が点くが、無事にバイク屋さんに到着♪
到着後に、試しとセルを回してみたが、エンジンが再び息を吹き返すことはなく、本当にギリギリセーフというところでした。
カバーを外す大仕事だが手際良く作業を進めて、フェリーにも十分に間に合う。
プラッツ仙台の皆さん、東電のオネイサン、栃木のバイク屋さん（と我妻）ありがとうございました♪
思いもよらないバッテリー交換で時間を食ってしまい、当初予定の石巻焼きそばはパスすることになったが無事にフェリーに乗船する。
ほぼ定刻に苫小牧に向けて出航する。
とっとと風呂に入って生ビールというところなのだが、今日は焼きそば一皿しか食べていないのにもかかわらず、疲れてしまったのか去年と同じようにインチキスパゲティと生ビールでお茶を濁すことになった。
しかし、いやはやなんとも大変な１日でした。
（続く…）
