ちょいと朝から東京は茅場町に行くことになりまして、横浜からのルートを考えていたのですが、ふと思いついて、40年ばかり前に都の西北界隈のガッコーに通学していた時のルート=横須賀線で東京まで出て、大手町まで歩いて東西線への乗り換えを選択します。 当時は保土ケ谷に住んでいたので、横須賀線しか選択肢はなかったのですが、今回は、なつかしさに加えて東西線への乗り換えは地下ホームからが便利というコトもあって東海道線ではなく横須賀線を選んでおります。 当時は連絡通路という感じで殺風景だったのですが、久々に歩いてみると北口改札や東西自由通路、そして丸の内方面へと繋がるルートも複数できており時代の流れを感じさせます。
まっ、ソンナ感じで茅場町に到着しますが、待ち合わせまで少々時間があるので、サクッと立ちそばを啜ることにいたしましての、そば処 亀島であります。
かけそば250円、天ぷら各種は100円均一という価格設定は、都会のど真ん中でありがたいばかりですが、なんと麺は都度に茹で上げているようです。 ご亭主からは声掛けも丁寧にしていただけるので、気持ちもほっこりいたしますので、若干の待ち時間なんて気にもなりません。
買った食券は春菊天そば(350円)と海老天1本(100円)の組み合わせとなりますが、タイミングもあるのでしょうが、春菊天も揚げたてをいただけました。
値段からはイメージしずらいのですが、蕎麦も出汁も美味しくて朝から幸せな気分になります。 春菊天は衣少な目のサクサクっとするタイプで、揚げるのも難しいだろうなぁ… なんて考えながら啜れば、あっという間に完食です。
御役目は表敬訪問なので小一時間で終了します。 ほっとした感じで昔ながらの喫茶店でブレンドコーヒーをいただけば、川崎の事務所へと戻ります。
さてさて、久々の東京遠征でありましたが、新型コロナというかCovid-19というかオミクロンというか、世間が騒がしいのが困ります。 訪問先もワシ達もソレナリ以上の注意を払っておりますが、なんとなくねぇ…
事務所に戻ってコロナ関係で発表されているデータを眺めていると、1月31日の神奈川県では、検査陽性率がナント 61.9%という数値を発見します。 一瞬、違うデータを見たのかと思ったのは、目安となる数値=5%から10%との乖離があまりにも大きかったからです。 これが、一桁レベルであれば、十分な検査体制が取られており、陽性者の大半を把握できているということになるのですが、検査をした半分以上が陽性者などというのは、その数倍の感染者が潜在しているとみざるを得ません。
不幸中の幸いというか、流行の主は弱毒性のオミクロン株なので過敏に反応する必要はないのですが、直近の某県知事からの一昨日の発信は「全国的に抗原検査キットなどが不足し、検査自体が難しくなっているため、今後、新型コロナとみられる症状がある場合、検査を受けなくても自宅で療養する仕組みが作れないか、国や医療関係者と検討している。」とは、なんとも危機感が薄いものでありました。
かような状況ですから、「みなし陽性者(PCRや高原検査をしないでも、感染者とされる)」という考え方を採用することはやむをえないと思いますが、この数値が36.4%の東京都で「みなし陽性者」を感染者数に入れるとか入れないとかの不毛な議論がされているのはいったいナニを目指しているのでしょうか(呆)