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新青森を出発した新幹線は南下を続けます。
八戸でちょっと減って、盛岡辺りでちょっと増えて、そして到着した仙台にはほとんど雪はありません。


次の目的地は山形なのですが、乗り換え時間に仙台駅前を一回りしてみると、久々(って48時間くらいか?)の雪のない世界が楽しめます。
ところが、仙山線という山形へ向かうローカル線乗ってしばらくすると再びの雪化粧を目にします。 そして、思い出深い山寺の辺りは雪もしっかりと深いデス(涙)

それでも定刻に北山形駅(山形駅のひとつ手前)に到着しまして、ホームから(駅前ですけど)遠くに我が愛しの栄屋分店も見えます。


実はこちらでマイミクでもあるKZサンと待ち合わせていたのデス♪
昨秋のツーリングで、コチラからお誘いしておきながら、諸般の事情でお会いする機会を持てなかったので、ようやく出会えたのが嬉しかったですねぇ(笑)
その場での挨拶もほどほどにしまして、とりあえず山形一寸亭に連れて行っていただきます。

最初に頼んだサイドオーダーは基本的にKZサンにおまかせですが、三代続いたハマッ子でありながら山形県民の血が色濃いワシにとっては、この赤カブとか青菜(せいさい)、そして菊の花に泣かされます。


基本メニューを肉蕎麦にして、KZサンのオツレが小(温)、KZサンは二日酔いっぽいとのことで大(冷)、そしてワシが特大(冷)を頼み、待つ間に北海道ネタなどを中心にモロモロの話をしますが、初対面なのに何故かうち解けた感じが不思議デス♪
さて、ほどなく出揃って比較もしやすい肉蕎麦3連発であります。

光の加減でワシの特大が見づらくなっておりますので、あらためまして単品でご紹介いたします。

新蕎麦からほどないしっかりした蕎麦が澄んだ汁にたっぷりと沈んでいます。 この場合の肉は鶏肉で、ほどよい歯ごたえで全体でシッカリとしたハーモニーをつくります。
KZサンが頼んだ大の倍量とメニューに書いてありました特大に少々ひるみましたが、食べ始めればスイスイといただけます。
途中で箸休めのイカ天や野菜天もイイ感じの揚げ方ですし、漬け物も懐かしい味なのですし、オツレの方も含めて会話も弾み楽しい食事でした。


ふと気づくとKZサンがさりげなく伝票を処理され、「あっ…」と言う間もなくスッカリご馳走になってしまいました。 ありがとうございました(嬉)
その後もオマカセで、腹ごなしがてら紅の蔵という山形のPR館のようなトコロに連れて行っていただきます。 ワシがおみ漬けなどを仕込んでいると、さりげなく燻製玉子とかをおみやげに買ってくれたり、さらにスペシャルなおみやげなどもいただいてしまいます(汗)
「わざわざ寄ってくれたから…」
と照れながら笑うKZサンとオツレは(モノを貰ったからというわけではありませんが)とっても素敵で、横浜に来てくれたらフルアテンドさせていただこうと密かに心に決めた瞬間でした。
再びクルマに乗り住宅地に入り込んでいきます。 どこに行くのかなぁ…と思っていると、なんとさりげなくリクエストしておいたどんどん焼きのお店に連れて行ってくれました。

お好み焼きの変形であるどんどん焼きは、同じ名前の食べ物は日本各地にあるようですが、山形産の特徴は割り箸にまかれているのと、具に魚肉ソーセージが入っていることのようです。

停めたクルマの中で食べるベタなソース味の超炭水化物系食物は原価率が相当に低そうですが、ある意味全国区になれるB級グルメかとも思ったワシでありました。
新幹線の時間まで細かく気にしていただいた上で、立ち寄ったKZサンのオフィスでトドメのコーヒーまでご馳走になりまして、大満足となった山形での2時間あまりでした。 感謝、感謝デス♪
実は拙ブログのなかよしリンクであるとあるお方から「山形には『そばしるこ』という、餅の変わりに蕎麦を使ったものがあるはず♪」
と、調査依頼を受けたのですが、残念ながら遠く離れた庄内(鶴岡)のお店まで行かないとないので、アッサリとあきらめます。
さて、山形駅にまで送っていただくとこちらも雪で少々怪しい感じです。

当社予定では山形から米沢に出て、一時下車して駅弁(牛肉どまんなか)を買おうと思っていたのですが、偶然か常設かは分かりませんが、山形駅でかかる駅弁が売られていたので、一直線に帰ることにしました。

山形駅のホームに滑り込んでくるつばさはミニ新幹線と呼ばれている車体幅の狭いタイプですが、それ故にスマートな感じがします。

さてさて、これにて旅程の大半を消化して後は帰るばかりですが、今回の東日本巡業=大人の遠足シリーズは気づかなかったり、気づかないふりをしたりの綱渡りの部分もあったのですが、どうにかこうにか楽しいままに終了できそうです。
なんて思っていたらKZサンから
「自宅に着くまでが遠足です(笑)」
のメールをいただきました。
そして、これが「自選式ミステリーツアーPartII」が「大人の遠足」に変わった瞬間でありました(爆)
(もうちょっと続く…)