半月ほど前・・・関東地方に雪が降った翌日のことです・・・
私は用事があり中央フリーウェイを西に向かっていました。
あの歌にあるように、右手に競馬場が見えた頃・・・事件は起こったのでありました。
車内に響く衝撃音。そして目の前に突如現れた傷・・・そうです飛び石に当たりました。
前方車とは50m以上の車間距離が空いていたのですが、こればかりは運が悪かったとしか言えない感じ。
前置きはこの辺にしておいて、場所は中央自動車道の国立府中付近でしたのでとりあえず石川PAに入り状況を確認。ガラス表面はえぐれています。ヒビは1cm程度でしょうか。車内側への貫通はなし。運転するに当たって気にならなくはないですが支障にはならないので、とりあえずそのまま車を利用しました。
放置するわけにはいかないですし、とりあえず応急処置的な意味合いでガラス修復を試みます。
*注意*
このブログを読んで、ご自身の車で試す場合は自己責任でお願いいたします。
修理に際し発生した損害や事故等について、ブログ主は一切の責任を負いません。
市販されているガラス修復キットは、UVで硬化する薬剤を注入するものが多いようです。今回はヤフーの期間限定ポイントが余っていたのでヤフーショッピングで680円の修復キットを購入しました。
送られてきた商品がこちら。海外版のパッケージですね。右上には20分で修復とか書いてありますが、20分ではどうやっても修復できません!
内容物はこんな感じ。とりあえず内容物だけで修復は可能ですが、説明書通り修復をする場合は先端の尖ったもの(針やクリップの先など)を用意してください。毛羽立たない拭くものもあると便利です。自分はティッシュペーパーで代用しましたが。
説明書は日本語版が付属していました。修復を行う前に手順を確認しておくことは必須ですね。
内容物を開封したらこんな感じ。修復材は2回分とありますが実質使い捨てでしょうね。
作業手順
以下の作業は日陰で行います。
傷の様子はこんな感じ。
傷の表面を針でグリグリします。これは傷表面の汚れをとり、修復剤がなじみやすくなるようにするための工程です。なお、ガラスの粉はカメラ用のブロアーで吹き飛ばしました。エアダスターのスプレーは薬品や水分が飛ぶ可能性があるのでオススメしません。
付属の丸形シールを傷が中心に来るように取り付けます。注入する薬液が回りにこぼれないようきっちと取り付けます。
注入用の台座を両面テープで装着。
薬剤を約6滴注入してスポイトを使い真空状態・圧縮状態を作ります。薬剤6滴は非常に難しいです。ボトルは押した感じがしない固いボトルな上、台座に先端を入れた状態での作業なので何滴入ったかの確認はできません。もう勘に頼りしかないですね(^_^;) 説明書に真空状態10分・圧縮状態20分放置とありますのでそれに従いました。この段階だけで最低30分はかかりますので20分で修復は終わりません。
上記行程が終わったら薬剤を足してプラフィルムでカバーし硬化させます。硬化時間は日なたで約15分、曇りなら1時間と説明書にありました。作業した日は冬場で気温が低く、日差しもそこまで強いわけではないので、車を日の当たる場所に移動して1時間硬化させました。
硬化が終わったらフィルムを剥がし、付属のカミソリで余分な液剤を削り取ります。液剤の使用量が少なければ削り取りの作業も楽になると思います。私の場合は慎重にやったので10分くらいかかりました。
完成したのはこちら。ぱっと見では傷は見えなくなりました。近づいて目をこらすと汚れのような修復跡が見えますが、ガラス表面もフラットになりましたので概ね満足のいく仕上がりとなりました。
約1年後に車検をむかえるので、それまではこの状態で様子見です。傷が広がったり車検に通らないようならガラス交換ですね。余計な出費だなぁ・・・
なお、今回のようなガラス修復は業者に頼むと状況にもよりますが1~2万円程度で作業してくれるようです。プロに任せた方が仕上がりは綺麗ですし、後々の問題も起きづらいでしょうから自信のない方はプロに頼んだ方がよろしいかと思います。
飛び石によるガラス交換には車両保険を適用することもできますが、2013年以降は等級据え置き対象の修理とはなりません。等級ダウン+事故係数がつき翌年以降の自動車保険保険料が値上がりしてしまいますので、修理費と値上がり額を天秤にかけ検討してください。概ね20万円程度の修理費までは可能なら自己負担で直した方が出費は少なくなるといわれているそうです(チューリッヒの自動車保険お役立ち情報より)。
私は用事があり中央フリーウェイを西に向かっていました。
あの歌にあるように、右手に競馬場が見えた頃・・・事件は起こったのでありました。
車内に響く衝撃音。そして目の前に突如現れた傷・・・そうです飛び石に当たりました。
前方車とは50m以上の車間距離が空いていたのですが、こればかりは運が悪かったとしか言えない感じ。
前置きはこの辺にしておいて、場所は中央自動車道の国立府中付近でしたのでとりあえず石川PAに入り状況を確認。ガラス表面はえぐれています。ヒビは1cm程度でしょうか。車内側への貫通はなし。運転するに当たって気にならなくはないですが支障にはならないので、とりあえずそのまま車を利用しました。
放置するわけにはいかないですし、とりあえず応急処置的な意味合いでガラス修復を試みます。
*注意*
このブログを読んで、ご自身の車で試す場合は自己責任でお願いいたします。
修理に際し発生した損害や事故等について、ブログ主は一切の責任を負いません。
市販されているガラス修復キットは、UVで硬化する薬剤を注入するものが多いようです。今回はヤフーの期間限定ポイントが余っていたのでヤフーショッピングで680円の修復キットを購入しました。
送られてきた商品がこちら。海外版のパッケージですね。右上には20分で修復とか書いてありますが、20分ではどうやっても修復できません!
内容物はこんな感じ。とりあえず内容物だけで修復は可能ですが、説明書通り修復をする場合は先端の尖ったもの(針やクリップの先など)を用意してください。毛羽立たない拭くものもあると便利です。自分はティッシュペーパーで代用しましたが。
説明書は日本語版が付属していました。修復を行う前に手順を確認しておくことは必須ですね。
内容物を開封したらこんな感じ。修復材は2回分とありますが実質使い捨てでしょうね。
作業手順
以下の作業は日陰で行います。
傷の様子はこんな感じ。
傷の表面を針でグリグリします。これは傷表面の汚れをとり、修復剤がなじみやすくなるようにするための工程です。なお、ガラスの粉はカメラ用のブロアーで吹き飛ばしました。エアダスターのスプレーは薬品や水分が飛ぶ可能性があるのでオススメしません。
付属の丸形シールを傷が中心に来るように取り付けます。注入する薬液が回りにこぼれないようきっちと取り付けます。
注入用の台座を両面テープで装着。
薬剤を約6滴注入してスポイトを使い真空状態・圧縮状態を作ります。薬剤6滴は非常に難しいです。ボトルは押した感じがしない固いボトルな上、台座に先端を入れた状態での作業なので何滴入ったかの確認はできません。もう勘に頼りしかないですね(^_^;) 説明書に真空状態10分・圧縮状態20分放置とありますのでそれに従いました。この段階だけで最低30分はかかりますので20分で修復は終わりません。
上記行程が終わったら薬剤を足してプラフィルムでカバーし硬化させます。硬化時間は日なたで約15分、曇りなら1時間と説明書にありました。作業した日は冬場で気温が低く、日差しもそこまで強いわけではないので、車を日の当たる場所に移動して1時間硬化させました。
硬化が終わったらフィルムを剥がし、付属のカミソリで余分な液剤を削り取ります。液剤の使用量が少なければ削り取りの作業も楽になると思います。私の場合は慎重にやったので10分くらいかかりました。
完成したのはこちら。ぱっと見では傷は見えなくなりました。近づいて目をこらすと汚れのような修復跡が見えますが、ガラス表面もフラットになりましたので概ね満足のいく仕上がりとなりました。
約1年後に車検をむかえるので、それまではこの状態で様子見です。傷が広がったり車検に通らないようならガラス交換ですね。余計な出費だなぁ・・・
なお、今回のようなガラス修復は業者に頼むと状況にもよりますが1~2万円程度で作業してくれるようです。プロに任せた方が仕上がりは綺麗ですし、後々の問題も起きづらいでしょうから自信のない方はプロに頼んだ方がよろしいかと思います。
飛び石によるガラス交換には車両保険を適用することもできますが、2013年以降は等級据え置き対象の修理とはなりません。等級ダウン+事故係数がつき翌年以降の自動車保険保険料が値上がりしてしまいますので、修理費と値上がり額を天秤にかけ検討してください。概ね20万円程度の修理費までは可能なら自己負担で直した方が出費は少なくなるといわれているそうです(チューリッヒの自動車保険お役立ち情報より)。
自分も数年前に飛び石で窓ガラスにヒビ。
最初はヒビだと気が付かずに「汚れかな?」と思って放置してたら、どんどん蜘蛛の巣状に広がり始めて、そこでヒビだと気が付きました。
補修業者に持っていったら、ヒビが深いので直せませんとのこと。
結局、窓ガラス交換で8万円かかりました。
今はこんなリペアキットが売られているんですね。
写真で見る限りきれいに直ってますね。
やっぱり何事も初動が大事ですね。
今回は運転中視線に入る場所でしたし、衝撃音とともに傷が確認できたので、対処という意味では良かったのかもしれませんね。ネットなどで見るとヒビがある程度まで広がると応急修理ではどうにもならないようですし、そもそもヒビの大きさ次第で車検が通らなくなるので、気がついた早めに対処するのが良いようです。窓ガラス交換8万円なら安く交換できた方じゃないかなと思います。まぁ、綺麗なフロントガラスになったと前向きに捉えるしかないですね(>_<)
リペアキットですが、プロに頼んだ場合も工法や使用機材的にはほぼ同じ(もちろんプロ用の機材の方がきちんとしたものでしょうけど)ようです。素人作業でここまでできるならプロがやれば傷があったことすら気がつかないレベルで仕上がるのかなと思います。