セントレア駐車場横に2018年10月12日にオープンしたFLIGHT OF DREAMS(以下FOD)に行ってきました。なお、記事内容は10月12日の様子です。
セントレアへは名鉄で。やっぱ遠いなぁ。
駅を出たら左に曲がって駐車場の回廊にでたらを右に進んでください。駅改札を出てからの案内は親切ではないので迷ったら正面インフォメーションに聞いてください。聞けば簡単にたどり着けます。
回廊を歩きます。
初日だからだとは思いますが9時30分頃について100人くらい待っていました。前売券には列に並ばず入場できると書いてあったので、当日券・前売券で別の列になっているのかと思いましたがそんなことはありませんでした(-_-)
10時きっかりに開館しました。あれだけ並んでいたのだから開館時間早めてもよかったんじゃないですかね(リニア鉄道館とか前例ありますし)。
スタバなどが立ち並ぶエリアを突っ切り
フライトパークが見えてきました
エスカレーターで下ります。なんでこれだけのスペースがあるのに1.5人幅のク○仕様エスカレータにしたのか意味不明。新設施設で1.5人幅採用するところは設計者が頭悪いと思う。
2階はシアトルみたいな雰囲気を味わえるフードコートです。
もう1階下ります。
やっとフライトパークの入口に到着。左が前売列で右が当日券購入列です。当日券購入列は15分くらい待つ感じでしたが、名刺サイズ(くらいの大きさ)のきちんとした入館券が記念に残ります。前売列は待ち時間ゼロですがデジタルデータかそれをA4用紙に印刷した文字列が残るだけです。これで値段が一緒とか前売券買う人はよほど時間に余裕がないか、物好きのいずれかですね\(^o^)/ で、オタクなら当日券がどんな感じかみたいでしょ? 前売券には印刷できない場合は予約番号と引き換えに当日券発行するような事が書いてあるから写真に写っているお姉さんに並べば発行して貰えるか聞いたわけ。そしたらできませんって言うの。じゃぁ、番号しか持っていない人は入れないんですかっていうと、今日はシステムトラブルでバーコードの読み込み行ってないから、その番号を係員に見せれば確認の上入れますって・・・初日からシステムトラブルとか大丈夫なのかこのシステムw
12時過ぎに退場した際に窓口がガラガラだったので上記の件について窓口の責任者のような方に聞いてみました。
A.当日券の図柄がみたいので見本などはないのか?
Q.ありません。(図柄はあ~だこ~だと説明されましたが想像力が欠如している主にはわからん!)
A.前売券購入者で印刷やモバイル機器でQRコードが表示できないお客様への対応は?
Q.窓口で発券するので窓口に予約番号をメモして来て欲しい。ただし今日はシステムトラブルで発券できない。
システムトラブルという特殊な状況もあいまった事もありますが、個人的には前売券を購入するのは馬鹿の所業以外の何者ではないと思いました。一番混雑するであろう初日開館直後でも20分弱の待ち時間なうえ、混雑時には発売しない当日券の発売がありましたから、今後当日券が混雑のため発売されないことは無いと思います。前売券に割引でもあれば別ですが、当日券と同価格(大人1,200円)で、チケット予約の会員登録、モバイル機器での表示や印刷など一手間増えるので面倒なだけだと思いました。
とりあえず中に入ります。
フライトパークのマップはこんな感じ。
順番に紹介
01 Fly with 787 Dreamliner
30分毎に開催される光と音のショーを4階のデッキから見学できます。整理券制なので早めに整理券をゲットしましょう。1階フロアから観るのとは別物の感動がありますので、有料エリアに入るなら必ず見学してください。なお、4階までは健常者は階段で上がりますので歩きやすい履き物が良いかと思います。車椅子などは係員に申告すれば対応して貰えるとのことです。観る場所は個人の自由ではありますが、飛行機の正面から右側がよりよいと思います。
02 Boeing Factory
B787ができるまでを歩きながら見学できます。JALやANAの整備場見学で流れるVTRの787バージョンですが、これが非常にわかりやすく面白いです。
03 Paper Plane Music Field
紙飛行機に好きな絵柄や言葉を書いて飛ばすアトラクションです。飛ばす距離により音が鳴るそうなのですがなかなか難易度が高く、遠くまで飛ばせている人はほとんどいませんでした。どちらかというと子供向けでしょうか。
04 Sketch Airplane
専用の飛行機が書かれた用紙にクレヨンで着色後、スキャンしてドームの中で操縦できるアトラクションです。並んでまで体験したいと思わせる魅力もなく未体験ですが、内容を見る限り子供向け。
05 Airline Studio
こちらは乗客をクレヨンで着色し、機内の疑似空間で疑似客室乗務員体験ができるアトラクションらしいです。子供向け。
06 ZA001 Flight Deck
展示されているB787のコクピットを見学できるコンテンツ。この日は30~40分待ちでした。1度に入れるのが12人までな上に特に制限時間があるわけではないので待ち時間が発生するのも仕方がないでしょう。特徴としてはコクピットの各種計器が飛行時と同様に点灯していることだそうで、日本ではここだけではないかとのことです。なお、コクピット部分だけの公開で客室側は壁です。有料エリアに入るなら確実に見学したいですね。なお、3階程度の高さまで階段で上がる必要がありますので、高所恐怖症・履き物注意です。明示されていませんが、こちらのコンテンツは車椅子など足の不自由な方は体験するのが難しいと思います。
07 787 Dreamliner Explorer
AndroidとiPhone向けのアプリです。入場後チェックインし飛行機の周りを歩くことで部品が手に入ります。全部で63カ所です。私が所持している端末との相性か部品取得はかなり面倒で3個集めた段階で諦めました。その後2度ほどアップデートが来ているので現状改善されている可能性もありますが、かなり面倒なのでそれなりの覚悟を持ってやってください。あとこのアプリは保存やログイン機能がありませんので、アプリの削除やスマホの機種変更をするとそれまで貯めたチェックイン記録や部品がすべて消えると思いますのでご注意を。
08 The Museum of Flight Learning Center
この日(少なくとも午前中)は未開催でしたので内容不明です。週末を中心に不定期開催とされていますが初日なのだから、午前午後各1回くらい開催すれば良いのにと思いました。
09 787 Simulator
有料ですが、1日3名のみ抽選の無料枠があります。有料枠も先着順ですので体験したい場合は入場後すぐにこちらで受付を。この日は10時30分頃の時点で満席だったので内容については不明です。
出口を出ると
Boeing Store
所謂お土産物屋さんです。クリアファイルやストラップなどの定番グッズはもちろんのこと、飛行機の部品(2桁万円以上します)も販売されていて、一般客からマニアまで楽しめるショップです。無料エリアなのでフライトパークに入らないでも買い物はできますし、日本で唯一のBoeing Storeなので来る価値はあると思います。
フードコート部分
ボーイングのお膝元シアトルをイメージしたお店が並ぶフードコートです。無料エリアとなります。わざわざここまで食事に来るのはどうかと思いますが、セントレアに来たついでにこちらで787を眺めながら食事するのはアリだと思いました。
フードコートテラス席
みんなこんな感じに楽しそうに記念撮影してました
感想
正直現状では1回来れば十分かなという内容です。個人的にお金を払う価値を見いだせたコンテンツは01と06だけ。一歩譲って02もという感じで1,200円の価値は見いだせませんでした。施設の運営費や維持費を考えると必要な額なのでしょうが正直高いなぁと思う金額です。逆に無料で楽しめるフードコートは787を観ながらシアトルっぽい食事が取れるので良い施設だと思います。それのためにわざわざ遠方から来るのはオススメしませんが、セントレアに用事があるときに少し時間を作って寄ってみるのは十分にオススメできます。あと1階のBoeing Storeも飛行機好きなら楽しめるんじゃないかなと思います。
あと個人的にオタク真理としては入場記念になりそうなものが欲しかったなと。特にわざわざ初日に来てるんだから飛行機でいう搭乗証明書みたいのが欲しかったです。というか、前売券購入者にも当日券と同様のフォーマットで切符発券して欲しかったです。
こういう施設の運営について興味関心はないのですが、個人的にはFLIGHT OF DREAMSの入館料を500円程度にして、フードコート含めすべて有料エリア扱いにしてしまった方がうまくいくんじゃないかと思ったりも。まだ開業して1週間も経っていない施設ですから、今後よりよい方向で運営されていくことを願っております。
初日の記念・・・
*私の見識が不足しているだけかもしれませんが、普通に考えて前売券って当日券より安いものじゃないの?それとも安いのが珍しいのかしら。
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