薪ストーブの愛好家たちが自らの薪を一緒に集めようと数年前に立ち上げた「まきこり」が、
伝統的な箒の作り方を学ぶ会を開くという。
まきこりの構成員ではないけれど、その話を聞いて、まきこりの秘密基地に出向いてみた。
箒を手作りするというのでてっきりジブシ(とんぶり)で作ると思い込んでいたら、
どうも壁に干してあるのはジブシとは違う、
古くから箒の材料として使われてきたアフリカ原産でモロコシの仲間ホウキモロコシだという。
まずは脱穀、この脱穀機かなり古い、製品名と製作会社などが名が背あり、
右から読んでイネコキ、こう表記していたのは新しくても戦争直後だからかなりである。
次に現われたのは金属製トーミ、木製は博物館などでよく見かけるが、金属製は初めて見た。
農的暮らしの方もおり、その方々のおかげで昼食は豊かだった。
無農薬玄米のおにぎり、ゆきこまちの新米に古代米の黒米を混ぜたおはぎ(左上)、
山で盗まれなかったナメコのおろし和え(右上)、
ナメコ・サモダシ・カノカなどキノコや野菜がたっぷり入った豚汁、
味付けは自家製味噌(左下)。
自分で育てたハゼトウモロコシの出来立てポップコーン(右下)、
日頃食べられないものばかり、お腹はいっぱい、気分も満足、美味しくいただきました。
穂先より下を除き、次は作る箒によって太さの異なるものを使うので、太・中・細に選別、
イネコキで種子を飛ばしてもどうしても残ってしまうので、木片の角で丁寧に削ぎとる。
本日はここまで、この続きはまたの日に開催するそうです。