in a murmur

昔の名前で出ています。

『川原 泉』を語ろう~♪

2004年10月16日 | 雑記
読書の秋…ってことで。
活字は何でも好きです。小説でもエッセイでも雑誌でもマンガでも、もちろん新聞も大好き
そんなわたくしのNo.1が『川原 泉』さん(以下略称)です。
マンガです。でもわたしの中では、今まで読んだどんな本よりも川原泉のマンガが絶対一番っ!
少女マンガ好きの兄の影響(?!)で『りぼん』『別マ』『別フレ』『LaLa』『花とゆめ』…と月刊誌を読み進め、
2人で集めた単行本を去年bookoffへ売ったときには40,000円強になりました。(笑)
で、唯一わたしが売らなかったモノが川原泉のコミックと文庫本です。
(ちなみに兄は一条ゆかりと成田美名子を残しました。が、それわたしのじゃんっ!です。)
川原泉の作品は、薄っぺらい言葉でいうならば、とても奥が深い、です。
もちろん単純にとっても面白い。
淡々とした画も好きですが、時にありふれた日常を、時に在りえない設定(もう~ドラマチックもドラマチックっ!)を、
これまた淡々とした言葉で淡々と語ります。
その淡々とした、ある種エスプリを感じさせる言葉(エスプリって何?!)、文章が大好きです。
その言葉はある人曰く哲学的でさえあり、わたしの中にじわじわ~っと染みてきます。
ありふれた日常にこそ幸せはある…ならば、川原泉のなかにこそ真実はある…とさえ思うのです。
語ろう~と思ったのですが、全然語れてないじゃんっ。なんだか上手く語れませぬ…。
なので、もしまだご存知ないというかたは是非一度立ち読みしてくださいっ!
それが一番早いです~。

嗚呼~わたしは川原泉になりたいっ。
余分な脂肪をそぎ落とした文章が書けるひとになりたいっ。
でも、きっと無理。いつも無駄に長いし、ねんっ。

今まで川原泉を語れるひとに出会ったことが、ない。
だれかいないかなぁ~…