in a murmur

昔の名前で出ています。

○○なんだから~

2005年01月29日 | 雑記
今日、そよかぜちゃんのblogを読んでたら、沈静化していた怒りがまた沸々としてきました。
もちろんそよかぜちゃんに対して、などではありませぬ。
そよかぜちゃんは『自分が「一人目」だったこともあり、一人目に対する気遣いはできる限りやっているつもりですが、二人目としてのさびしさとかもあるんだろうなあ。』と書かれていました。
わたしが憤っている相手はこの気遣いのかけらもない母、です。
物心がついたときから、母わたしは衝突を繰り返してきました。
それは今でも変わらず、5回実家へ行ったとしたら3回は何かしら口論となって『もういいよっ』とケンカ別れになります。
一番最近のことで言うと、実家でごはんを食べているとき、子どもたちは遊ぶのに夢中でなかなかテーブルにつきませんでした。
何度言っても聞かないので『話のわからない子はもう食べなくてよしっ!テレビの部屋に行ってなさいっ』と突き放し、夫と二人でごはんを食べ始めました。
そこにお茶を持って母が現れ、パクパクとごはんを食べているわたしたちに向かって『あんたたちはそれでも親かっ?!子どもたちには食べさせないで、自分たちだけ食べてるっていうのはどういうことっ?!親なんだから子どものことを一番に考えなさいっ。まったく、だから3人とも大きくならないんだよっ!』っと、言いやがった…
もちろんわたしはすぐにブチキレて、思いっきり箸をテーブルに叩きつけて『しょうちゃん、帰るよっ!』と夫を促し、子どもたちを無理やり車に詰め込んで、家に帰ってきました。

わたしは兄と妹がいる3人兄弟のまんなかなのですが、このポジションは最悪です…。(うちの実家に限り、です。)
兄といるときは『女の子なんだから~』妹といるときは『お姉ちゃんなんだから~』。
この『○○なんだから~』の後には概ね『○○なんだから、我慢しなさい。』のように、
自分を押し殺すことを要求され、何かを強制させられるような言葉が続くわけです。
どうにか実家を18歳で脱出し、24歳で結婚し、やれやれ~…と思っていたのに、今度は『親なんだから~』です
(時々、夫の親戚からの『長男の長男の嫁なんだから~』攻撃もありますが、これは結構平気かもです。)
『親なんだから、子どもを第一に考えるのは当然だ』と言いたいのだろうけど、残念ながらわたしはそう思うときとそうは思わないときがあるのです。

昔、母は何かにつけて『親になればあんたもわかる。』と言っていました。
そしてわたしは今、3人の親になったけど、
お母さん…まだ全然わかりません

確かにわたしは女(の子)で、お姉ちゃんで、親で、長男の長男の嫁で…いろんなポジション、いろんな役回りがあります。そしてそれはどんな人も同じと思います。
でもひとつの役だけに縛られるなんて、つまらないではありませぬか。
親のわたしも、嫁のわたしも、『のりかの』なわたしも、全部でわたしなんだからっ。
でもどうして同じコトでも母に言われるとすぐにブチッとくるのでしょうか。
きっと親子でも相性ってのがあるのでしょうねんっ。

*子どもたちのいちばん可愛かった2歳当時の写真を、100円shopで買った小さな写真立てに入れて飾ってみました。
怒り爆発っのときこれを見ると、すこしだけ冷静になれます。(笑)
『イララック』は効きませんでした。(涙)