in a murmur

昔の名前で出ています。

涙そうそう

2005年01月30日 | 雑記
今日はよく泣いた一日でした。

まず、昼からの大阪女子マラソン。
弘山晴美選手の粘り強い走りに涙…。
3位でしたが、2時間26分を切る好タイムで完走されました。
弘山さんは36歳、わたしとほぼ同世代。
シドニーオリンピックの出場選手に惜しくも選ばれることがなかったあの頃よりも、今のほうがずっと身体も精神も強くなった、という言葉がとても嬉しかった。
まだまだ若い者には負けませんっ!と思ってしまうわたしはもはやおばちゃんだけど、一途に目標に向かって真摯に努力している人を見ると、わたしの気持ちまで真っ直ぐになる気がします。

そして夕方にもらった元教え子・ひろみちゃんからの電話。
某有名私立短大に進学した彼女から連絡をもらうのは11ヶ月ぶりです。
『短大の英語のスピーチコンテストで、学長賞(1等賞)をもらいました~!』とのこと。
おおぉ~!!さすがは我が教え子っ。快挙であるっ。偉い、偉い、よくやったっ!!今度カラオケに連れてってあげよう~♪と褒めまくると、ひろみちゃんは『学長に、○○さん(ヒロミちゃんの苗字)は帰国子女かな?それともネイティヴの先生に英会話を習っていたのかな?って聞かれて、4歳のときからずっと同じ日本人の先生に習っていましたって答えたら、地方にも素晴らしい先生がいるのですね~ってビックリしてましたよぉー。』と言いました。
なんだかそれを聞いたらまた涙…。
ひろみちゃんは、わたしがオーストラリアから戻って、会社の試験を受けて、研修を終えて、初めて受け持った生徒のひとりだったのです。
あれから今年の4月で15年。
会社を辞めて、個人で教え始めてからは5年になります。
結婚してからは家事も子育ても適当で、一時はどっちが大事?と聞かれたら『仕事』と即答していましたし、いつでも情熱のようなモノを持って取り組んできました。
学長さんがおっしゃってくれた言葉を聞いて、あぁ、今までの仕事を認めてもらえたのかも…と、ジーンとしてしまいました。
来年度の始まる4月以降のレッスンについて、明日までに続行かどうか決めてお返事をしますね、と生徒さんや保護者のかたに話をしていました。
実は今日の今日まで迷っていたのです。
が、ひろみちゃんの電話を切った後、答えはすんなり出ました。
自分で言うと本当に格好悪いのですが、15年間頑張ってきました。
家族に、特に夫には多大な協力と我慢を強いてきました。
が、今は夫の体調も万全ではなく、環境も変わり、子どもたちもどんどん大きくなり…今までと同じように仕事を続けることは難しいと感じるようになりました。
そして何よりソーイングにハマってしまいましたっ。(笑)
夫には経済的には今まで以上に甘えることになるので大変心配…いや、心苦しいのですが、
愛し合って結婚し子どもも3人授かったのですから、そして何よりもっと二人の時間を作って欲しいと望んだのは夫ですから、頑張ってわたしの布代も稼いでいただきましょう~。
わたしはホントに欲張りでやりたいことがたくさんあります。
そのほとんどがソーイングなのですが、ソーイングを始めるまではやりたいことがみつからない…ってのが悩みだったので、これはとても良いコトと思っています。
4月からは布を買う量は減ってしまうかも、と不安ですが、その分少し落ち着いて縫い縫いに没頭しようと思います。
そして夫と、家族と向いあう時間を増やせるように努力したいと思います。
生徒さんは会社の同僚だった友人・H(立派に独立して、大きなお教室を主宰しています。)に引き継いでもらえることになっているので、安心しています。
これまでの仕事の悩みだった英会話受験英語からも開放されると思うとほっとしている自分がいます。
わたしはやっぱり実践英会話派なので。
なのにここ数年、自分の英会話能力の衰えを痛感しています。
そのうち話せなくなる日も近いと思われまする。
なんとかしなくては…novaにでも通うけ?!

そして最後は、大叔母が亡くなったとの知らせを聞いて。
親戚はみな92歳の大往生と言っていましたが、泣けて泣けてしかたがありませんでした。
わたしは内孫だったので、祖母ともよく遊びに来ていた大叔母とも仲がよかったので、残念でしかたがありません。
祖母は88歳になるのですが、さっき会ったときはとても気を落としていて、心配になりました。
そのような訳で、明日から型紙の発送を始めようと思っていたのですが、少し遅くなりますことをお許しください。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
…しかし、長いっ