12月8日(火) 8:15宿を出発(1806km)-----8:45福田港(1827km)
9:30福田港出港-----11:00姫路港着
次の3条件をクリアすれば復路フェリー無料キャンペーンなるものをやっていた
1;加盟宿泊施設に宿泊
2;加盟飲食店で500円以上の飲食
3;加盟土産物店で1000円以上の買い物
もちろん、大幅にクリアして小豆島・姫路間のフェリー代10,930円が無料になった
太っ腹な企画に、更に小豆島が気に入った
しかし、定員490人のフェリーの乗客は20名足らず
乗用車はたった2台でした
採石で島の形が変わってしまったと思われる家島
高野山奥の院 15:25着 2031km
駐車場から奥の院まで約1kmで15分程
参道沿いには、織田信長や伊達政宗、豊臣家など有名なお墓がある
企業の慰霊碑なども多く、シロアリ駆除業者の白アリ慰霊碑や
新明和工業のロケット形、コーヒーカップの慰霊碑などが目立ちました
奥の院は撮影禁止でした
奥の院に参詣した後、御供所(ごくしょ)で納経、御朱印を頂きました
御供所は1日2回の弘法大師の食事を作っているところでもあります
御影(おすがた・おみえ)とは、各札所の御本尊が描かれたもの
四国では納経料を払うと御影は無料でしたが、高野山では有料とのこと
白黒とカラーがあるのでどちらか尋ねられたので「白黒」を注文
「8割がたカラーのものをお求めですが」
「白黒で良いです」
「掛塾や表装はしないんですか」
「ええ、白黒で」
「白黒は出ないんで奥からとってこないと」
なんてやり取りで、なんとか白黒を200円で頂く
(カラーは300円だそうです)
金剛峰寺
真言宗の総本山
壇上伽藍山門
金堂
御影堂
根本大塔
壇上伽藍は空海が高野山に整備した、宗教都市高野山のシンボル的建築
(壇上:大日如来が鎮座する場所若しくは修行の場を意味するそうです)
高野山の街並みは標高約800mもあり夕刻迫り冷え込んできたので
金堂の中など見ずに下山した
紀伊見温泉 紀伊見荘 17:30着 2074km
4組10人程の宿泊者
12月9日(水) 8:25発
慈尊院 8:45着 累計2088km
弘法大師の母が晩年を過ごした寺
高野山が女人禁制だったころは、女性はこの寺までということで女人高野と言われている
多宝塔
弥勒堂に乳房型絵馬
女人高野と言われ、子宝・安産などを願って珍しい乳房型の絵馬が奉納されている
弥勒堂は重要文化財、本尊弥勒菩薩は国宝
本堂
大師堂
慈尊院と高野山へ続く参詣道は
「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている
熊野古道ばかりが世界遺産だと思っていました
参詣道は高野山町石道(ちょういしみち)と呼ばれ約22kmある
これも歩いてみたいところですが時間切れとなり群馬への帰路に着いた
四国霊場88か所、お礼参りの1番札所霊山寺、満願の高野山奥の院
そして、四国霊場を拓いた弘法大師の母ゆかりの慈尊院と巡った車遍路
予定していた霊場は全て回り、
自宅に戻ったのは18:30、総走行距離2707km
2回に分けて車で行った四国霊場巡りも、天候にも恵まれ無事終了(満願)
車ゆえの難路もありましたが歩き遍路の大変さは如何ばかりかと改めて思いました
年齢や諸事情を考えると歩き遍路に挑戦する機会は無いかもしれませんが
エセ遍路ながら、もう一度行きたくなる「お四国病」にかかってしまった様です
覚えきれなかった般若心経や見落とした奥の院や石碑など思いは尽きないものです
山には何かがあるものですが、四国霊場にも何かがありました
南無大師遍照金剛
↓そんな訳で 押して頂くとたすかります
*参考文献
・四国遍路ひとり歩き同行二人(解説編 第9版)へんろみち保存協力会編 1000円+税
・四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編 第12版)へんろみち保存協力会編 2500円+税
・四国八十八カ所つなぎ遍路 家田荘子著 ベスト新書 1314円+税
・お遍路ズッコケ一人旅 波 環著 青弓社 1600円+税
・だいたい四国 八十八ヶ所 宮田 珠己著 集英文庫 700円+税
・奇跡の四国遍路 黛まどか著 中公新書ラクレ 820円+税
・読み解き「般若心経」 伊藤比呂美緒 朝日文庫 500円+税
・新釈 般若心経 宮坂宥洪著 角川ソフィア文庫 640円+税
・「般若心経」講義 紀野 一義著 PHP文庫
・ツーリングマップル中国・四国 昭文社 2800円+税
*参考にしたホームページなど
・マイカーお遍路 https://ohenrocar.com/
・四国八十八ヶ所霊場会 https://88shikokuhenro.jp/
・四国八十八カ所出会いの旅 https://www.ko-pri.com/88/menu.htm
・元自衛官の四国お遍路案内 http://travel-rider.jp/ohenro-gyate/
・四国遍路ブームの背景 http://www.henrogoya.com/ronbun/ronbun1henrobumu.html
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