前日の続き、沖ノ島への渡島です。
05:25 起床してすぐに、窓の外を見ると空はどんよりとしていましたが、打ち寄せる波は昨日より小さくなっているように感じました。
朝食を済ませ、お昼の弁当をいただき、06:15民宿を出発、集合場所のフェリーターミナルまでマイクロバスで送っていただきました。
06:40 点呼の後注意事項等の説明を受けて乗船準備です。
06:44 いよいよわくわくした気分で乗船開始です。
06:58 大勢の旅館、民宿の女将さん等の見送りを受け桟橋を離れました。
港を出て直ぐに大きく揺れだし、窓に波が打ち付けてきました、外を見ると波高が高く、うねりも大きくなってきました。
07:15 昨日体験した前後の揺れだけでなく、横揺れも加わって、まるでジェットコースターです。船全体が波をかぶり、左右の窓に海水が滝のように激しく落ちています。
後2時間近くもこの状態が続くのかと、船は大丈夫でも小生の体は持つかと心配になってきました。
しばらくして「船長の判断で渡島は困難で中止します」とのアナウンスがあり、ちょっぴりがっかり、一方で安心しました。
07:18 この方向に「沖ノ島が見えています」とのアナウンスがありましたが、小生の視力では現認できませんでした。
07:38 島を一周して大島港に帰ってきました。
中には顔が青ざめて、気分を悪くした人も少なくありませんでした。游漁船のグループの方もこの「しおかぜ」で島を一周し恐怖の体験をしたとのことです。
港には民宿「つわせ」の女将さんがマイクロバスで迎えにきてくれていて、10:00から始まる沖津宮遥拝所での現地大祭まで、休憩させていただくことになりました。
しばらく横になっていましたが、鳥見でもと思い、周辺を散策することにしました。
08:48 民宿の側でおばあさん(お前もおじいさんと言われそうですが)が天草の手入れをされていて、「しおかぜ」が前を通ったので何事かと思ったと話をしてくださいました。
しばらく山に向かって進んでみましたが、鳥の鳴き声は全く聞こえず、とんびが数羽舞っているだけでした。
民宿のご主人のご好意で、沖ノ島が見える、この島の最高峰・御嶽山(標高224m)の展望台を経由して島の北部岩瀬の沖津宮遥拝所に向かうことになりました。
9:20頃、美人女将の見送りを受け、民宿「つわせ」に今回の本当のお別れを告げて出発しました。
09:37 この先に沖ノ島が展望台に到着。
この下の青い屋根の延長線上に沖ノ島が見えているとのことで眼をこらして見るとかすかに見えたように感じました。(皆さんが見えると言っていますので間違いはありません。)
展望台からの景観
反対側眼下には大島漁港から、左は椿ロードで有名な地島、その対岸、小島のように見えるのは神功皇后ゆかりの織幡神社の鎮座する鐘崎です。
摂社御嶽神社
展望台の側には、中津宮の御祭神、湍津姫神の荒魂と天照皇大神を祀る、摂社御嶽神社が鎮座しています。
09:52 沖津宮遥拝所
女人禁制の沖ノ島に行けない女性たちが沖津宮を参拝するために建てられたものです。今回は渡島出来ないため、ここで現地大祭が執り行われます。
遥拝所真下の海岸大きな波が打ち寄せて、空もどんよりと曇ったままです。
10:00 祭典の開始を前に大勢の参列の方々が集まっています。
10:39 神事から各団体の玉串奉天、宮司の挨拶まで滞りなく完了し、直会の行われる中津宮前の海岸に向かいます。
11:00 直会では大島の皆さんにより、刺身、さかなの煮付け、あらだき、あらだきのだし汁をめんつゆにしたそうめん等がふるまれます。このそうめんはやや甘めの味付けでとうがらしの効いたピリカラの絶品です。
フェリーの時間を確認すると、13:00とのことで美味しいさかなに我慢できず、缶ビール(こちらは300円で有料)を注文しました。
中津宮で沖津宮遥拝のご朱印をいただき、渡島中止となったため、昨日お納めした、沖津宮奉賛会費の内一万円を返していただきましたので、沖津宮本殿修復・辺津宮本殿お屋根葺き替え工事等の日本海海戦100周年(平成17年)記念事業が計画されていて御奉賛のお願いがされていましたので、銅板1枚三千円をお納めいたしました。
この後、腹ごなしのため、漁港周辺を散策しました。
12:05 大島漁港の風景最新型の漁船でしょうか。
12:08 夢の小夜島
海中に建つ朱の鳥居と島の松の緑が美しい大島の観光名所のひとつです。丁度干潮で周りでは天草取りの方々が忙しく働いておられました。
13:00定刻にフェリー「おおしま」で大島港を出港しました。
13:25 定刻に神湊に到着しました。
参拝者のため、旅客船「しおかぜ」も臨時便として運行されました。
海軍記念日のこの日、福津市(旧津屋崎町。)の日本海海戦の戦場である玄界灘を一望する大峰山上にある、戦艦三笠の艦橋を模した、日本海海戦記念碑のある東郷公園と東郷平八郎元帥をお祀りした、例大祭の行われる東郷神社とに立ち寄りました。
14:16 日本海海戦記念碑昭和9年(1934年)の建設、東郷元帥の揮毫です。
東郷神社から帰路に着こうとした時、ちょうど現地大祭の記念品の袋をお持ちの方がお一人で下山されていましたので、この方をJR鹿児島線「福間駅」までお送りし、自宅には16時過ぎに到着しました。
今回は自然界の脅威に念願の沖ノ島へは渡れませんでしたが、12年振りの渡島中止とのことでこれも貴重な体験と思います。
島の民宿「つわせ」のご主人はじめ皆さん、その他島の皆さん、宗像大社関係者の皆さんの暖かいおもてなしに感謝感激で、すばらしい思い出となりました。
今回いただいたご朱印
来年また是非とも参列させていただき、沖津宮の拝所ないご朱印をいただきたいと思います。
05:25 起床してすぐに、窓の外を見ると空はどんよりとしていましたが、打ち寄せる波は昨日より小さくなっているように感じました。
朝食を済ませ、お昼の弁当をいただき、06:15民宿を出発、集合場所のフェリーターミナルまでマイクロバスで送っていただきました。
06:40 点呼の後注意事項等の説明を受けて乗船準備です。
06:44 いよいよわくわくした気分で乗船開始です。
06:58 大勢の旅館、民宿の女将さん等の見送りを受け桟橋を離れました。
港を出て直ぐに大きく揺れだし、窓に波が打ち付けてきました、外を見ると波高が高く、うねりも大きくなってきました。
07:15 昨日体験した前後の揺れだけでなく、横揺れも加わって、まるでジェットコースターです。船全体が波をかぶり、左右の窓に海水が滝のように激しく落ちています。
後2時間近くもこの状態が続くのかと、船は大丈夫でも小生の体は持つかと心配になってきました。
しばらくして「船長の判断で渡島は困難で中止します」とのアナウンスがあり、ちょっぴりがっかり、一方で安心しました。
07:18 この方向に「沖ノ島が見えています」とのアナウンスがありましたが、小生の視力では現認できませんでした。
07:38 島を一周して大島港に帰ってきました。
中には顔が青ざめて、気分を悪くした人も少なくありませんでした。游漁船のグループの方もこの「しおかぜ」で島を一周し恐怖の体験をしたとのことです。
港には民宿「つわせ」の女将さんがマイクロバスで迎えにきてくれていて、10:00から始まる沖津宮遥拝所での現地大祭まで、休憩させていただくことになりました。
しばらく横になっていましたが、鳥見でもと思い、周辺を散策することにしました。
08:48 民宿の側でおばあさん(お前もおじいさんと言われそうですが)が天草の手入れをされていて、「しおかぜ」が前を通ったので何事かと思ったと話をしてくださいました。
しばらく山に向かって進んでみましたが、鳥の鳴き声は全く聞こえず、とんびが数羽舞っているだけでした。
民宿のご主人のご好意で、沖ノ島が見える、この島の最高峰・御嶽山(標高224m)の展望台を経由して島の北部岩瀬の沖津宮遥拝所に向かうことになりました。
9:20頃、美人女将の見送りを受け、民宿「つわせ」に今回の本当のお別れを告げて出発しました。
09:37 この先に沖ノ島が展望台に到着。
この下の青い屋根の延長線上に沖ノ島が見えているとのことで眼をこらして見るとかすかに見えたように感じました。(皆さんが見えると言っていますので間違いはありません。)
展望台からの景観
反対側眼下には大島漁港から、左は椿ロードで有名な地島、その対岸、小島のように見えるのは神功皇后ゆかりの織幡神社の鎮座する鐘崎です。
摂社御嶽神社
展望台の側には、中津宮の御祭神、湍津姫神の荒魂と天照皇大神を祀る、摂社御嶽神社が鎮座しています。
09:52 沖津宮遥拝所
女人禁制の沖ノ島に行けない女性たちが沖津宮を参拝するために建てられたものです。今回は渡島出来ないため、ここで現地大祭が執り行われます。
遥拝所真下の海岸大きな波が打ち寄せて、空もどんよりと曇ったままです。
10:00 祭典の開始を前に大勢の参列の方々が集まっています。
10:39 神事から各団体の玉串奉天、宮司の挨拶まで滞りなく完了し、直会の行われる中津宮前の海岸に向かいます。
11:00 直会では大島の皆さんにより、刺身、さかなの煮付け、あらだき、あらだきのだし汁をめんつゆにしたそうめん等がふるまれます。このそうめんはやや甘めの味付けでとうがらしの効いたピリカラの絶品です。
フェリーの時間を確認すると、13:00とのことで美味しいさかなに我慢できず、缶ビール(こちらは300円で有料)を注文しました。
中津宮で沖津宮遥拝のご朱印をいただき、渡島中止となったため、昨日お納めした、沖津宮奉賛会費の内一万円を返していただきましたので、沖津宮本殿修復・辺津宮本殿お屋根葺き替え工事等の日本海海戦100周年(平成17年)記念事業が計画されていて御奉賛のお願いがされていましたので、銅板1枚三千円をお納めいたしました。
この後、腹ごなしのため、漁港周辺を散策しました。
12:05 大島漁港の風景最新型の漁船でしょうか。
12:08 夢の小夜島
海中に建つ朱の鳥居と島の松の緑が美しい大島の観光名所のひとつです。丁度干潮で周りでは天草取りの方々が忙しく働いておられました。
13:00定刻にフェリー「おおしま」で大島港を出港しました。
13:25 定刻に神湊に到着しました。
参拝者のため、旅客船「しおかぜ」も臨時便として運行されました。
海軍記念日のこの日、福津市(旧津屋崎町。)の日本海海戦の戦場である玄界灘を一望する大峰山上にある、戦艦三笠の艦橋を模した、日本海海戦記念碑のある東郷公園と東郷平八郎元帥をお祀りした、例大祭の行われる東郷神社とに立ち寄りました。
14:16 日本海海戦記念碑昭和9年(1934年)の建設、東郷元帥の揮毫です。
東郷神社から帰路に着こうとした時、ちょうど現地大祭の記念品の袋をお持ちの方がお一人で下山されていましたので、この方をJR鹿児島線「福間駅」までお送りし、自宅には16時過ぎに到着しました。
今回は自然界の脅威に念願の沖ノ島へは渡れませんでしたが、12年振りの渡島中止とのことでこれも貴重な体験と思います。
島の民宿「つわせ」のご主人はじめ皆さん、その他島の皆さん、宗像大社関係者の皆さんの暖かいおもてなしに感謝感激で、すばらしい思い出となりました。
今回いただいたご朱印
来年また是非とも参列させていただき、沖津宮の拝所ないご朱印をいただきたいと思います。