6/18(木)、知床峠の濃霧で小清水原生花園まで足を延ばし、若干疲れましたが、今夜もお世話になる、「鷲の宿」に戻り(シマフクロウを絶対見るとのことでバックアップのため連泊としていました。)風呂で疲れを癒し、早速夕食をいただきました。今日は女将さんも居られ、ビールもお酒も十分いただけました。
食事を終えると、昨夜に続いてシマフクロウを待ちました。以前は車の中から観察、撮影していたようですが、今では食堂兼観察場所がプレハブで3棟あり、此処で観察・撮影します。昨夜の状況から(先達にアドバイスもいただきました)、小生は川のそばにある廃車のマイクロバスの中から撮影することにしました。餌を持ち帰るときの飛び出しを正面から撮るのが狙いです。何方も来られず小生の貸切となりました。
ここのシマフクロウは足輪が着けられていて、青と黄色が雄親、金色が子供(と言っても4,5歳)、無しが雌親とのことで、この日は先ず19時35分頃金色の子供がやって来て、青・黄の雄親、無しの雌親と順次見られました。雄親が一番多く来ました。
狙いの飛び出しも一回だけほぼ正面から何とか撮影できましたが、ほとんど反対側に飛んでいってしまい後姿ばかりとなってしまいました。
そこで、一人で待つのは退屈となり、観察棟に戻りました。 21時30分頃を最後にしばらく来なくなり、いつまで待っても切がないので22時30分までと決めました。1時間過ぎましたのでそろそろと来るのではと思いましたが、明日は紋別までの長距離?となりますので決めたとおり撤収しました。
部屋に戻って外を見ると、なんと2羽が同時に来ています。後5分粘ればツーショットが撮られたのでくやしい思いをしましたが、二晩連続で見られましたので、満足です。
明日の天気が良くなり霧が晴れ、あこがれのギンザンマシコに出会えることを祈って、床につきました。
シマフクロウ(島梟、学名:Ketupa blakistoni、英名:Blakiston's fish owl、科属:フクロウ科シマフクロウ属、体長:71cm、時期:留鳥)
「しま」は「縞」ではなく「島」で、「特定の限られた場所」の意味。日本では北海道だけに分布するから。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 186頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D4s
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
撮影日時:2015年06月18日19:35~
撮影場所:北海道羅臼町
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
道東探鳥ツアー4日目、シマフクロウ-Part2(北海道羅臼町)
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