6/19(金)、本日は二日間お世話になった、「民宿 鷲の宿」に別れを告げ、オホーツク海岸沿いを北上し紋別を目指します。
目覚めると昨日と違い、霧はありません、朝食を急いですませ、あこがれのギンザンマシコを目標に知床峠(標高738m)に向かいました。
到着すると、羅臼岳もはっきり見え、コンディションは良好のようで、今日こそと期待が高まりました。先客が10数名、大砲組は駐車場内の山側に陣取っていました。状況を伺うと、期待に反して今日はまだ出ていないとのこと、さらにここ4日間は見られてないと言われてがっかりしましたが、逆に4日も出てないとなると、この好天気、出るに違いないと意を決して機材をセットしました。
この場所は、駐車場の端の壁際でやや高く脚立がないとファインダーが覗けないくらいで、同行の背の低い女性はこの場所は無理で、道路を挟んで国後島を見下ろす、展望台付近で探索していただきました。これが幸いして、この女性陣が最初に見つけてくれました。しかも写真もちゃんと撮られています。
小生があわてて、そちらに向かいましたので大砲組の皆さんもほとんどがこちらについて来ました。
しばらく皆さんと談笑しながら待ちましたが、見られるのはアオジくらいでハイマツの下に潜ったまま出てくれません。
天気も良くなり陽もさしてきました、このように陽がさしてくると、ハイマツの実を食べに出てくると、事前に調べていましたので、今日は一日中、粘る覚悟で待ちました。
別の場所のグループに動きがあったようで、急いで駆けつけると、今出てすぐに隠れたとのこと、飛んで行ってはないようで、しばらくこの近くで待ちました。するとほどなく、綺麗な雄が出て餌取の姿が見られました、これ幸いと夢中でシャッターを切りまくりました。すると傍に雌も出てきました、寄り添ってはくれず両方にピントは合わすことができませんでしたが、なんとかツーショットも撮ることができました。
何回も来てもこのように近くで見られることは、無かったと話される方も居て、この幸運に大満足、大感謝です。
興奮冷めやらぬ中、皆さんにご挨拶して、つぎの目的地に向かいました。
ギンザンマシコ(銀山猿子、学名:Pinicola enucleator、英名:Pine grosbeak、科属:アトリ科ギンザンマシコ属、体長:20cm、時期:冬鳥)
北海道の大雪山山地やそのほかのハイマツ帯で繁殖し、主に北海道の平地で越冬する。銀山は地名(現在の後志支庁仁木町)による。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 81頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D4s
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2015年06月19日10:28~
撮影場所:北海道羅臼町知床峠
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
道東探鳥ツアー5日目、ギンザンマシコ(知床峠)
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