九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

ブッポウソウ(広島県三次市)

2017-08-05 18:12:37 | 野鳥

 今日は暑いなと思っていたら、先ほど、テレビで福岡県糸島市前原で今年の全国最高気温の38.9℃を記録したとの報道がされました。これは、台風5号の北上とともに流れ込んだ非常に暖かな空気の影響とのこと。この台風5号は今後北部九州に接近するようで、先の豪雨で甚大な被害が出た地域が心配です。北朝鮮にでも行ってくれたらと思います。
 
 宮古島もまだ完結していませんが、口直しに、先月帰省した時に訪れたブッポウソウの子育ての様子を掲載します。

7/14(金)、日本野鳥の会の先輩に情報をいただき、前々から一度は行きたいと思っていたブッポウソウの里に出掛けてきました。
 広島の実家を早朝5時過ぎに出発、目的地の広島県三次市作木町には、9時前に到着しました。およそ120kmほどでしたが、国道54号線の広島市を抜けるころから大渋滞に巻き込まれ予想外の4時間近く掛かりました。ナビに従いましたが、ルートを間違えたようでした。

  教えていただいたとおり、最初に伊賀和志駅の直ぐ側にある観察小屋に立ち寄り様子を伺いましたが、近くの巣箱には来ていないようでした。そこで確実な民宿に向かいました。途中には巣箱が何か所か設置してあるのが見られました。
 途中、森の中と巣箱の近くの電線に止まっているのが見つかりましたが、道路が狭く車の中から数枚シャッターを切って、民宿に向かいました。

 巣箱は直ぐに見つかりましたが、人の気配はありません、しばらくしてご主人が双眼鏡を持たれたご婦人二人と戻って来られました。厚かましくお願いして、観察小屋(作業小屋のようでした)の軒先で撮影する許可をいただき待機しました。
 ご主人は二人のご婦人に、巣箱に設置したビデオカメラで記録した映像で色々と説明されていました。

ほどなく、餌を咥えた親鳥が戻ってきましたが、ほんの一瞬で手持ちでは全く撮影できません。巣箱に入ってゆっくり出てくるものと思っていましたが、巣立ち間際で親は巣箱の中には入らず、直ぐに飛び去りました。そこで三脚をセットし、カメラのフォーカスポイントを巣箱に固定して、後は、来た瞬間にシャッターを切って連写しました。
 かなりの頻度で帰ってきましたが、ただ、外に出ることが出来ませんでしたので、アングルも変えられず同じようなシーンばかりになりました。長居は出来ませんのでお礼を言って撤収しました。

 帰りに再び、伊賀和志駅の観察小屋に寄りました、一人だけ居られましたが朝から出ていないようでした。来るのが遅かったようで、次回はもう少し早くしたいと思いました。

 今迄遠くばかりでしたが今回は、近くで見られ、情報をいただいた、先輩に感謝します。


ブッポウソウ(仏法僧、学名:Eurystomus orientalis、英名:Eastern Broad-billed Roller、科属:ブッポウソウ科ブッポウソウ属、体長:30cm、時期:夏鳥) 
 「ブッポウソウ」と鳴くと思われていたので「仏法僧」。そうではないことが分かっても、名前はそのまま。
ブッポウソウは「姿の仏法僧」、コノハズクは「声の仏法僧」である。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 283頁)

  

  

  

  

   


撮影機材:カメラ:Nikon D500
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
撮影日時:2017年07月14日09:12~ 
撮影場所:広島県三次市


全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

ブッポウソウ(広島県三次市)


                       ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑ 

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