きょう5月11日 午後1時3分
私の、たった一人の母親が千の風になりました。
3月までは、普通に会話も出来る状態でしたが、
4月頃から寝たきりになり、発話も出来ず
呼びかけに頷く程度まで弱り切ってしまい、
きょう、とうとう力尽きたようです。
84歳でした。
5月2日が母の誕生日でしたが、誕生日を迎えて1週間ほどで亡くなってしまいました。
きょうの明け方、病院から電話があり、
意識が無く、血圧も下がり呼吸も途切れ途切れになっているので、病院に来て欲しいとの内容でした。
私は勤務があったので、勤務明け1時に病院に着いて、息を引き取ったかたちになってしまいました。
死因は、末期腎不全と老衰でした。
怒ると怖かったけど、穏やかで茶目っ気のある母でした。
私は母に似てるようで、会う人会う人に瓜二つと言われたり。
中学生の時に大喧嘩をして、家出して知り合いの家に行って母親を困らせたり(この時、母は心当たりのあるところに電話をかけまくっていた様でした)
枚挙にいとまがないほど、たくさんの思い出があります。
おととい、母に面会に行き、何を話すでも無く顔を見て、帰るわなと話しかけて頷いていたのが最期になりました。
頑張り屋の母親でした。
まともな親孝行もしてあげれず、苦労ばかりかけた、ダメな息子だったと思います。
思い出に残っているのが、料理の出来ない私が母の為に卵焼きを焼いたのですが、美味しいと言ってくれたのが、嬉しかったです。
今までありがとう。
お疲れ様、ゆっくり休んで、父親とまた口喧嘩してください。
僕はこちらで、何とか頑張っていくからね。