あす1月17日は、阪神・淡路大震災から30年になります。
(ちょっと長くなります。ごめんなさい🙇♀️)
あの日、1995年1月17日午前5時46分。
その当時、1月15日が日曜日で成人の日で、
1月16日が振替休日で、
1月17日が、3連休明けの火曜日でした。
"明日からまた仕事か〜"
なんて思いながら、16日の夜、眠りにつきました。
そしてあの時。
家の前を大型ダンプカーでも通ったのかと思うくらいの轟音、そして揺れ。
一瞬、何が起こったのかわからず。
幸い、その時私が住んでいたところで、震度4だった覚えがあります。
停電はしたものの、すぐ復電したので、
その時はまだ、大したことないのかなと思っていました。
とりあえず朝ごはんを食べて、会社に向かう為に最寄り駅へ。
利用していた京阪電車は動いていたので、とりあえず乗って。
途中、余震で何回か止まったものの、何とか京橋駅まで着きました。
ここでJRに乗って、天王寺で乗り換えて加美と言うところまで向かう予定でしたが、
JRは止まっているとの事で、京橋で足止め。
たまたま見たテレビの画面に映っていたのは、横倒しになった阪神高速道路、倒壊したビル、燃え盛る神戸の街・・・
この時、やっと起こった事の重大さを感じました。
やっとJRが動いたのがお昼。
天王寺まで行って、遅刻覚悟で会社に電話すると、きょうは休みとするから、もう帰りなさいとの事。
当時、携帯電話なんてまだ普及してない時代。
公衆電話には、長い列が出来ていました。
あとで、勤めていた会社の人(何度か一緒に仕事をした事がありました)が、犠牲となり亡くなったと聞いた時は、言葉が出ませんでした。
あんな、高速道路が横倒しになるなんて、想像もしてませんでした。
父と母と一緒に巡った、三ノ宮やメリケンパーク。
楽しかった思い出、神戸の街が、一瞬にして壊滅的な状況になっている事に、悲しい気持ちになりました。
あれから30年。
昨年は能登半島地震があったり、
今でもあちこちで地震が起こったりしてます。
近いうちに起こるとされている、南海トラフ地震。
阪神・淡路大震災が起こるまで、近畿地方は大きな地震が無かった事もあり、私もそうですが、どこかで油断していたところもあったと思います。
地震に限らず、災害は忘れた頃にやってくる。
この事を、もう一度肝に銘じておきたいと思います。