明日はいよいよお袋の四九日。
いわゆる満中陰。
建前では、お袋が彼岸の人になってしまう日だ。
これまで、何度、心の中で
「ここにいてや」、と叫んだことだろう。
群衆の中にいても、
子どもの頃の記憶の糸をたぐり
自慢の秘話を
お袋に語って聞かせた。
そうしながら、
もっとたくさんな自慢話を作って見せるから
だからここにいて欲しいと願い、
何度、涙したことだろう。
しかし、あるとき、今月初めだったろうか、
「ここにいて」という願いを捨てた。
と言うか、捨てたほうがよいと思った。
死者には死者の歩むべき道がある、
登るべき階梯があるのだ、きっと、
だから、束縛してはいけない・・・
どんなに切実でも、だ。
なぜ、道を阻んではいけないかって言うと、
死って、出発だから、
旅立ちだから、だろ?
「行ってきます」
そう言わせてあげなくっちゃあ、と思った。
生の中に死がある、と考えるより、
死の中に生があると考える方が自然だ。
生が死を産み出すんじゃない。
逆なんだ。死が生を産み出す――。
考えたら、死って、元に戻るだけのことだ。
死は、大地。
この世からすれば、
地の深く、あの世は「行く」ところかもしれない。
しかし、あの世からすれば、
「帰る」ところに違いない。
「行ってきます」と言うお袋を、
誰かが「お帰りなさい」と迎えてくれるのではないか。
だから、僕の方を振り向かせてはいけない。
第一、ずっと僕のそばにいられたんじゃ、恥ずかしいじゃないか。
トイレの中とかね。
ズビズバ~!
結構、下心満載で生きている。
いわゆる満中陰。
建前では、お袋が彼岸の人になってしまう日だ。
これまで、何度、心の中で
「ここにいてや」、と叫んだことだろう。
群衆の中にいても、
子どもの頃の記憶の糸をたぐり
自慢の秘話を
お袋に語って聞かせた。
そうしながら、
もっとたくさんな自慢話を作って見せるから
だからここにいて欲しいと願い、
何度、涙したことだろう。
しかし、あるとき、今月初めだったろうか、
「ここにいて」という願いを捨てた。
と言うか、捨てたほうがよいと思った。
死者には死者の歩むべき道がある、
登るべき階梯があるのだ、きっと、
だから、束縛してはいけない・・・
どんなに切実でも、だ。
なぜ、道を阻んではいけないかって言うと、
死って、出発だから、
旅立ちだから、だろ?
「行ってきます」
そう言わせてあげなくっちゃあ、と思った。
生の中に死がある、と考えるより、
死の中に生があると考える方が自然だ。
生が死を産み出すんじゃない。
逆なんだ。死が生を産み出す――。
考えたら、死って、元に戻るだけのことだ。
死は、大地。
この世からすれば、
地の深く、あの世は「行く」ところかもしれない。
しかし、あの世からすれば、
「帰る」ところに違いない。
「行ってきます」と言うお袋を、
誰かが「お帰りなさい」と迎えてくれるのではないか。
だから、僕の方を振り向かせてはいけない。
第一、ずっと僕のそばにいられたんじゃ、恥ずかしいじゃないか。
トイレの中とかね。
ズビズバ~!
結構、下心満載で生きている。
どう答えたらいいんだろうか・・・
とずっと考えていました。
結論を言いますと、
あの世のことはよく分からない
ということになりますかね、
残念ながら。
ただよく分からないから、
存在しないと考えてしまうのも
早計な気がします。
生きている間、
自分が海水の一滴たりえるのは
上のコメで述べましたように
願えば、可能です。
この世とあの世、
裏っ返しの関係にあるんではないでしょうか。
こっからは想像ですけど、
没交渉ながらつながっている、
ただ、それが見えないだけだ・・・と、
僕個人は、考えています。
でも、頑張って下され♪
ラブレターを書く前に、遺言書を書いてしまいそうな今日この頃です。
下心の形も個人差があるようですね。
春じゃけん、楽しんでくださいませ
目に見えないだけに
受け取る世界像に個人差があります。
何にしろ、
いずれ自分も行くところと考えると、
気が休まります。
そのときを迎えるまでは精一杯生きる
ということですね。
前にブログで言ったことあると思いますが、
私が行くとしたら自分が作ったあの世だって!
この世で記されてることは全部人間が創ったものだから、私は信じないって!
でも、身はやはり土に、水に、空に帰って逝くのは確かですね。
結局はその人が思うところへ逝けるのでしょう。
忠太さん、これからも自分の信ずる道を歩んでくださいね。
願えば、そうなるように思います。
せいぜいがんばって見ます。
たとえが違うかもしれないけど・・・
母なる大地 父になる大きな海 と
言葉にあるように戻っていくのでしょうか?
もしそうならば、いいんですけどね・・・・。
私のところも年末に叔母、年を明けて叔父が逝ってしまいました。
忠太さんは今までお母さんの看病を一生懸命されたのですから、お母様も天国で忠太さんの幸せを願っておられることでしょうね。
下心満載でええじゃないですか…(笑)
忠太さんの第2の人生の幕開けですわ。
素敵な出会いがあるとええですな。
とうとうたどりついたんですね。
祖母が亡くなった時、焼き場で最後のお別れをする時、入っていく棺に向かって
「ええとこ行きやー」
「お父さん、迎えに来たってよー」
と叫んでいた伯父達の姿が印象に残ってます。
やっぱり、別れは本当に辛いけど
「いいとこ行きよー」と送り出してあげたいです。
後ろ髪ひかれたり、「心配で行くに行けない」と思われないように、精一杯見栄を張って(笑)
「大丈夫やで。行ってらっしゃい」って言ってあげて下さいね。