のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

小出裕章氏 / 「あふれ出る汚染水対策:冷却水の使用は、断念すべきか」

2013年08月27日 21時16分24秒 | Weblog
Masao Ookubo‏@leonardo1498さんのツイートです。

――被爆隠蔽RT “@huromu: 石原伸晃がサラっと、(SPEEDIの福島から関東、東京までの危険被爆線量データについて…)我々も知っていた。けど、黙っていたんだ。と発言。
@cinamochan @rolling_bean @iwakamiyasumi @yurikalin(2013年8月26日 - 15:15 )――

秘密保全法の流れで言うと、

当然の義務の履行。

「よし、よし、ドンマイ!」

と言う話にしかならんのでしょうね。

逆に、

被ばくの恐れを洩らしでもしようものなら、

どんなだったでしょう。

「国の機密」と

認定されただろう可能性の大きさを考えると、

恐ろしいです。

――秘密保護法案 国の機密漏洩、懲役10年 安保4分野、厳罰化 
http://news.asahi.com/c/ac2pbatV5eij7sa5 … @cinamochan @rolling_bean @iwakamiyasumi @yurikalin @kunitoshiinai @hanayuu @Akira50(2013年8月26日 - 7:25 )ーー

今、SPEEDIに並ぶ

情報の隠ぺいが問われている

事柄があります。

「増え続ける汚染水が海にまで溢れだしている」

という事態です。

小出裕章氏が

2013年8月23日放送の報道するラジオ

「福島第一原発事故 汚染水の問題は」において、

「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」

と述べられました。




ブログ「みんな楽しくHappy♡がいい♪」で

文字起こしがされてます。

☆ 記事URL:kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-321

海外から

懸念の声が

多数寄せられています。

ただ、政府は、

一途に

原発外交を続けている関係で、

諸外国からの批判には

「我、関せず」

という状態です。

日本では

まるで判断の鍵を

漁業組合が

握っているような報道をしてます。

――漁業組合が許可すれば汚染水を海に流してもよいのですか?
地下水放出「前向きに」県漁連会長が表明―福島http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7283156.html (下記「資料ー2」参照)… @cinamochan @rolling_bean @iwakamiyasumi @yurikalin @kunitoshiinai(2013年8月24日 - 7:50 )――

バイパスを通されるのが

「“汚染される前”の地下水」

ということであれば、

東電の責任で放出するしかないでしょう。

これを

漁業組合の判断にかからせるなど

もっての外、

卑怯の一語に尽きます。

つまり、責任回避以外の何物でもない目的であるのは、

前に述べた通りです

(拙ブログ記事「中国新聞 / 「原発汚染水漏れ 対症療法もはや限界だ」参照/リンク)。

厳しい視線を向ける諸外国に対して

「原発を輸出するための

形振り構わぬ安全キャンペーン」に

奔走する日本の外交。

その温度差があまりに酷く、

日本は

世界から孤立する危険さえあります。

それは、

次に紹介する東京新聞に

詳しいです

(「資料ー1」に示した日経新聞の見方は、

楽観的に過ぎます)。



「漏えいした放射性物質の核種は、

ストロンチウム90と思われます。

もし、それが通常の場合、

たとえば、原子炉実験所にあるとすると、

それが1㍑あたり30ベクレル(以下、単位を㏃/㍑と表記)を越せば、

流せません。

8千万㏃/㍑という汚染レベルは、

その300万倍の量の

汚染水が

問題になってます。

300トンの流失で

汚染度は24兆㏃に達します。

10兆㏃とは、

広島原爆が

まき散らした放射能に匹敵するとのことです。

現在、フクイチにある

汚染水の量は、

43万トンもあるそうです。

今後も漏れ続ける

だろうことを考えると、

もう水による

冷却は断念した方がよい」

(上掲動画のビデオタイム11:00~)

とされるのが

小出氏のご意見です。

控え目に

しゃべっておられますが

今度こそ

耳を傾けるべきと思いました。

もう後がないです。


■資料-1

「福島原発の汚染水漏れ、欧米メディアも重大な関心」

   日経新聞(2013/8/26 21:52)

☆ 記事URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2603X_W3A820C1EA2000/

 東京電力福島第1原子力発電所の汚染水漏れ問題を巡り、欧米メディアの報道が相次いでいる。原発事故の処理の難しさや放射能汚染、日本経済への影響など分析は多岐にわたる。海外の各国が福島原発と安倍晋三政権の対応に再び重大な関心を寄せている状況を映している。

 英紙ガーディアンは社説で「福島原発のメルトダウンによる影はさらに長く、暗くなった」と指摘。事故後、世界中で原発の安全対策コストが跳ね上がる現状を踏まえ、英国でも政策転換が起きる可能性に言及した。

 米紙ニューヨーク・タイムズも「事態は東京電力の手に負えないほど大きいかもしれないことが、いよいよ明確になった」と報道。英紙フィナンシャル・タイムズは原発への市民の不安がデフレ脱却の障害になるとの見方を示した。同紙は「原発停止が長引けば安倍首相の経済政策、アベノミクスの基本的な前提のいくつかが崩れることになるだろう」と分析した。

■資料ー2

「地下水放出「前向きに」=県漁連会長が表明―福島」

   時事通信 8月22日(木)20時30分配信

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000146-jij-soci

 東京電力福島第1原発の汚染水問題で、福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は22日、傘下漁協の組合員向け説明会を同県相馬市で開いた。野崎哲会長は、原子炉建屋地下で放射能に汚染される前に地下水をくみ上げ、海に放出する東電の計画について「個人としては、安全確認をしながら前向きに考えたい。組合員が同意する形に持って行きたい」と述べた。
 県漁連は9月中にも意見を集約し、同意の可否を判断したい考えだが、組合員には風評被害の懸念や東電に対する不信感が根強く、曲折も予想される。 

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