のんきに介護

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内田 樹さん / 「日本が破局の淵に」

2014年08月22日 00時05分01秒 | 日本の現状

典拠:ウィンザー通信*2014年05月23日付記事「『安倍政権の企みで、日本が本当に破局の縁に立っているという事実が、知られていない』内田樹名誉教授」

<安倍某の打算と見込み違い>

安倍某の世界観の骨格は、

岸信介の肯定の過程で作られたものに見える。

特徴は、

一も二もなく、米国への追随を

日本の金看板にしようとしていると言えるだろう。

岸が

CIAのスパイであったことに

誇りを

得るため、

米国を‟神”化しているように見える。

日本は、

今や神となった米国に

守られている、

という幻想を抱くに至っているようだ。

その結果、

「ありがたや、ありがたや」

とばかりに、

米国軍隊の日本占領の費用を

こちらで負担までして

顔色を

窺っている。

しかし、そんな風にして、

日本は一体、何を手繰り寄せてしまうのだろうか。

思うに、

そのような打算が功を奏して

得るのは、悪くて、

単なる‟見込み違い”なのだろうか。

もっと破局的な

事態が待っているだろう。

具体的に言うと、

それは、米国による日本の属国化だ。

すなわち、プライドを投げ捨てて、

毀損されるのは、

国益だ、というわけだ。

少しはそれを分っているから、

朝鮮や中国を

虚仮にする。

しかし、それは、所詮、トリックに過ぎない。

朝鮮にしろ、中国にしろ

それは分かっているのだろう。

だから中国では

習近平主席が福田元首相と、

韓国では、

朴槿恵大統領が

舛添東京都知事と会見したのだろう。

首脳では、安倍某以外、

誰もアジアの緊張を喜んではいないわけだ。

しかし、極東で

緊張を高めた方がいいと

米国の求める通りのことをしてしまっている。


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