のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「戦争がなくても人類は――」

2013年03月06日 12時10分53秒 | Weblog

「戦争はなぜ起きるのか」というサイトに

面白い記事を

掲載されていました。

内容は、

一言で言うと、

戦争が

人口削減策として

肯定されている

世界観があるようです。

極端な形、

そのようなビジョンを取り出して、

「最も高貴な王の技」、

「神の救済」

などと無責任に

持ち上げる人がいる、と。

しかし、

それらの意見に対し、

心配しなくとも

ただ、どの生物も

増加した後には必ず自然減少しているように、

戦争がなくても

人類はいつの日か必ず減り始めます――

という趣旨の反論をされています。

下記に転載しておきます。

 

■ 資料

「武器輸出三原則の骨抜き」について
ご意見・ご要望 :
安倍総理

   

戦争はなぜ起きるのか」(2013年03月03日)

   ~たんぽぽ日記 戦争のない世界へ~

☆ 記事URL:
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/11108273.html

今朝の朝日新聞の朝刊に、「武器輸出三原則 骨抜き」
安倍内閣が武器輸出三原則の大幅緩和に乗り出したという記事が出ています。

米軍事産業「ロッキード・マーティン」が開発しているF35ライトニングステルス戦闘機を、日本企業が共同製造するというもの。

三菱重工がF35の機体を生産、
IHIはエンジン、三菱電機がレーダーなどの電子機器を製造すると書かれています。


わが日本は徳川幕府の時代には、外国を侵略することはありませんでした。
それが、明治維新によって国家統一軍が創設されると同時に、
1894年には「東学党の乱」を口実に朝鮮に出兵し、
そのまま朝鮮に居座り続けて日本に併合してしまいました。

よく第二次世界大戦前の戦争は軍部によって主導されていたなどと言われておりますが、朝鮮出兵を企画したのは政治家である山縣有朋でした。


9.11テロを口実にブッシュが戦争を開始したように、
「戦争」とは政治家が始めるものです。

日本は朝鮮出兵後も、
日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と、
アメリカに徹底的に破壊されつくされるまで、
戦争に明け暮れていました。


なぜなら、それが政治思想の中枢を成している、
「哲学の実現」であるからです。

政治家たちはよく「私の政治哲学では」などと口にしますが、
哲学とは「死の訓練」であり、
哲学の理想は「肉体のない、魂だけの世界の実現である」とプラトンらが言っているように、
戦争は哲学の理想を実現するために行われる、人間の肉体を破壊する政治的作業なのです。


50年以上も続いた戦争により、
我が国は朝鮮半島だけではなく、
中国やアジア諸国を侵略し、
戦後、二度とそんような罪は犯さないー
という誓いを世界に立て、

「戦争の放棄(平和憲法)」を宣言し、
「戦争を助長する武器輸出の自粛」を守り続けてきました。


ところが、ここにきて、
貴方を始めとする政治家たちが、
「平和憲法破棄」
「武器使用制限の緩和」
「武器輸出原則の緩和」
「自衛隊を国防軍に格上げ」
「徴兵制度の復活」
「尖閣における中国との軍事衝突」
「竹島の韓国からの奪還」
「北朝鮮への軍事的制裁」
などを謳い始めるようになりました。

どれもこれも、
過去の戦争への反省を忘れ、
再びこの国を哲学的理想の実現、
すなわち「戦争への道」へと引きずり込もうとしている政策ばかりです。

平和を求める人間が、
「平和憲法」を破棄するはずがありません。

この平和憲法は、人間文明の歴史の中で、
もっとも優れた唯一無二の法律であります。

聖書や過去の宗教や政治は、
戦争によって地球上の人口問題の解決を目指し、
その悪しき人殺しの技である戦争を、
「最も高貴な王の技」、「神の救済」などと呼んできたわけですが、

平和憲法は戦争ではなく、
共存によって人類が生き続ける道の実現の可能性を示しました。


確かに地球の人口は70億人に達しています。
ローマクラブでも問題視され、
ダボス会議などでもこの問題は採り上げられているでしょう。

ただ、どの生物も増加した後には必ず自然減少しているように、
戦争がなくても人類はいつの日か必ず減り始めます。

戦争は、まだ寿命に達していない人間を殺してしまう殺人です。
国家は殺人を罰していますが、
実は国家自身が最も恐ろしい大量殺人という罪を犯しているのです。


こうしことから、貴方が進める「武器輸出緩和」に私は絶対に反対です。
日本は再び戦争の渦の中に飛び込むのではなく、
平和憲法を根拠に、
この戦争の渦を止める防波堤となるべきなのです。

貴方が戦争を推進し、
あなたの兄である安倍寛信氏が務める三菱が兵器製造で戦争で儲けるようなことになれば、

貴方がたご兄弟は、戦争を生み出して稼いだ「死の商人」として、
長くこの国の歴史に汚名を残すことになるでしょう。

そのようなことにならないよう、
貴方が武器の輸出や戦争を思いとどまり、

この戦争に明け暮れた世界に平和をもたらす、
「真の救世主」としての政治家に成長されるよう、
心から願っている次第です。

どうか、悪の途である戦争という選択は捨てて、
中国や韓国、北朝鮮やロシアとの友好を図り、
国民が安心して寿命を迎えることができる国造りを推進していただくようお願い申し上げます。


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