お昼過ぎ、病院に行きますと
お袋のベッドの傍に看護婦さんがいました。
「胃ろうの手術は、脳梗塞の症状が治まってからですかね」
と尋ねました。
先生に伺ってきますからと、
その方は、場を離れられました。
しばらく経ってから、戻ってこられ、
ものすごい剣幕で
「脳梗塞は入院前(!)に起こったのか、
これから起こるのか不明です。
処置については、事前に承諾されたのでしょ?」とまくしたてられました。
「はあ・・・」
「この件に関して、他の看護婦等に相談されましたか」
「いいえ」と答えると、踵を返してその看護婦さんが病室を後にしました。
(あの看護婦さん、僕の質問に答えとらんやん・・・)
いつものように検診があり、看護されました。
しかし、気のせいか、お袋のベッドの回り、正確に言うと、
会話を交わす看護婦さんと僕との間に緊迫した空気が流れました。
(なぜなんだろう)
医療スタッフがごっそり入れ替わっていました。
昨日、「これから1週間よろしくお願いします」と自己紹介していた
看護実習生の姿も見えませんでした。
寝たきりの人を除き、同室の患者も変わっていました。
(ここまでするか・・・)
ふっと理由が分かりました。
入院中の患者が脳梗塞を引き起こしても放置されていた――
という事実は、大病院にあっては許されない
それこそ、火事にも匹敵する大事件だからでしょう。
しかし、僕にとっては、どうでもいいことです。
もう一度、お袋の笑顔を見れるよう
力を尽くしてくれさえすれば、それでよいのです。
病院の対応は、
JRの尼崎脱線事故の際に幹部職員が取った態度を連想させました。
医療過誤訴訟が怖い、というのは理解できます。
しかし、何だかとても寂しく、情けなかったです。
ベッドの方を見やると、
お袋が、はあはあ、ぜいぜい、苦しそうにしてました。
お袋のベッドの傍に看護婦さんがいました。
「胃ろうの手術は、脳梗塞の症状が治まってからですかね」
と尋ねました。
先生に伺ってきますからと、
その方は、場を離れられました。
しばらく経ってから、戻ってこられ、
ものすごい剣幕で
「脳梗塞は入院前(!)に起こったのか、
これから起こるのか不明です。
処置については、事前に承諾されたのでしょ?」とまくしたてられました。
「はあ・・・」
「この件に関して、他の看護婦等に相談されましたか」
「いいえ」と答えると、踵を返してその看護婦さんが病室を後にしました。
(あの看護婦さん、僕の質問に答えとらんやん・・・)
いつものように検診があり、看護されました。
しかし、気のせいか、お袋のベッドの回り、正確に言うと、
会話を交わす看護婦さんと僕との間に緊迫した空気が流れました。
(なぜなんだろう)
医療スタッフがごっそり入れ替わっていました。
昨日、「これから1週間よろしくお願いします」と自己紹介していた
看護実習生の姿も見えませんでした。
寝たきりの人を除き、同室の患者も変わっていました。
(ここまでするか・・・)
ふっと理由が分かりました。
入院中の患者が脳梗塞を引き起こしても放置されていた――
という事実は、大病院にあっては許されない
それこそ、火事にも匹敵する大事件だからでしょう。
しかし、僕にとっては、どうでもいいことです。
もう一度、お袋の笑顔を見れるよう
力を尽くしてくれさえすれば、それでよいのです。
病院の対応は、
JRの尼崎脱線事故の際に幹部職員が取った態度を連想させました。
医療過誤訴訟が怖い、というのは理解できます。
しかし、何だかとても寂しく、情けなかったです。
ベッドの方を見やると、
お袋が、はあはあ、ぜいぜい、苦しそうにしてました。
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