代替エネルギーで
有望なのは、何でしょう。
風力ですかね。
それで、
話題にしたいのが
「定家蔓」(ていかかずら)です。
この花、
春に普通に咲きます。
でも、花の格好に特徴があります。
筒状の白い花の
先が5枚に分かれ、
プロペラのように見えます。
プロペラ…なんです。
風車、連想しません?
だから風力発電ということで、
この花にちなんだ
昔話を紹介したいと
思いました。
さて、
「定家蔓」って名前は、
能の謡曲「定家」に由来します。
定家は、新古今和歌集など、
あの歌人の
藤原定家のことです。
歌人に
関係するだけあって、
こんな可憐な花なんですよ。
ところで、
安珍と清姫の物語は、
ご存知ですよね。
紹介したい昔話って、
実は、
あの男女を
逆にしたお話です。
つまり、
追う、追われる男女の関係が
ひっくり返っています。
それが
定家さんにまつわる話なんですよ。
藤原定家のように
和歌の世界で
名を成し
その人ありと、
存命中でも
よく世間に知られていたでしょう。
しかし、恋をしたら、
ぶっちゃけた話、地位も名声もないです。
そうなんです。
ドイツのゲーテ作品に登場する
主人公さながらです。
たとえば、若きウェーテルのように
定家さん、
式子内親王という女性に
ぞっこん惚れ込んじゃいました。
契りを結ぶまではよかったのですが、
その幸せな生活も
病気せいだったんでしょうか、
死に別れの
運命が待っていたんですね。
諦めきれないのが
定家さん。
何日も、何日も嘆き続けて
蔓になってお墓に纏いついちゃって
離れなくなった――
ということです。
ところで、定家さんには、
「時雨亭(しぐれてい)」
という
庵を作っていました。
ある僧侶が
雨宿りのため
中で休むことにしました。
しばらくして、
里の女がその亭を訪れます。
雨が止み、
式子内親王が不憫でならないから、
墓参りを
してやってくれないかと、
その僧侶に頼みます。
僧侶が
お経を唱え
式子内親王の菩提を弔っておりますと、
蔓が
はらりと落ちました。
成仏したんですね。
実は、旅僧をお墓に導いたのは
式子内親王の霊でした。
定家の愛に応えられないのが
申し訳なくて
自分も恋の苦しみから
脱せられなかったのです。
そういうお話です。
私たち日本人が
原子力発電の苦しみから脱せられないのも、
誰かの執心が影響してるわけですね。
どっからか
原子力村の「絆」という名の
執心を断ち切る
専門の僧侶を連れてきた方が
いいのかもです。
有望なのは、何でしょう。
風力ですかね。
それで、
話題にしたいのが
「定家蔓」(ていかかずら)です。
この花、
春に普通に咲きます。
でも、花の格好に特徴があります。
筒状の白い花の
先が5枚に分かれ、
プロペラのように見えます。
プロペラ…なんです。
風車、連想しません?
だから風力発電ということで、
この花にちなんだ
昔話を紹介したいと
思いました。
さて、
「定家蔓」って名前は、
能の謡曲「定家」に由来します。
定家は、新古今和歌集など、
あの歌人の
藤原定家のことです。
歌人に
関係するだけあって、
こんな可憐な花なんですよ。
ところで、
安珍と清姫の物語は、
ご存知ですよね。
紹介したい昔話って、
実は、
あの男女を
逆にしたお話です。
つまり、
追う、追われる男女の関係が
ひっくり返っています。
それが
定家さんにまつわる話なんですよ。
藤原定家のように
和歌の世界で
名を成し
その人ありと、
存命中でも
よく世間に知られていたでしょう。
しかし、恋をしたら、
ぶっちゃけた話、地位も名声もないです。
そうなんです。
ドイツのゲーテ作品に登場する
主人公さながらです。
たとえば、若きウェーテルのように
定家さん、
式子内親王という女性に
ぞっこん惚れ込んじゃいました。
契りを結ぶまではよかったのですが、
その幸せな生活も
病気せいだったんでしょうか、
死に別れの
運命が待っていたんですね。
諦めきれないのが
定家さん。
何日も、何日も嘆き続けて
蔓になってお墓に纏いついちゃって
離れなくなった――
ということです。
ところで、定家さんには、
「時雨亭(しぐれてい)」
という
庵を作っていました。
ある僧侶が
雨宿りのため
中で休むことにしました。
しばらくして、
里の女がその亭を訪れます。
雨が止み、
式子内親王が不憫でならないから、
墓参りを
してやってくれないかと、
その僧侶に頼みます。
僧侶が
お経を唱え
式子内親王の菩提を弔っておりますと、
蔓が
はらりと落ちました。
成仏したんですね。
実は、旅僧をお墓に導いたのは
式子内親王の霊でした。
定家の愛に応えられないのが
申し訳なくて
自分も恋の苦しみから
脱せられなかったのです。
そういうお話です。
私たち日本人が
原子力発電の苦しみから脱せられないのも、
誰かの執心が影響してるわけですね。
どっからか
原子力村の「絆」という名の
執心を断ち切る
専門の僧侶を連れてきた方が
いいのかもです。
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