のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「原発、40年稼働の歴史」とは、何を物語っているか

2012年07月23日 14時11分14秒 | Weblog



原発には、「作業員」という名の“命の投げ売り隊員”がいます。

暴力団が命の投げ売り隊員にする

日雇い労働者を手配します。

隊員を迎える東電等、

電力会社の社員は、

線量計をいじくって、最大限、間違いなくガン死者を増やします。

これって、管理?

ノー、ノー、隠ぺいです。

この間、しかし、

実は作業員自身も

この隠ぺいに加担しています。

ここらへんが

原発労働のいたたまれないところです。

どういう形で隠ぺいするか――

と言うと、

動画にもありますように

“鳴き殺し”です。

つまり、自ら線量計を外してしまう、

ということらしいです。

格納容器内部は、

暑いし、それだけでも十分、ストレス要因なのに

「ピーピー」鳴る音に

耐え難いものを感じるのでしょう。

福島原発事故収束のため

働いている人たちも似たことが言えそうです。

ただ、こちらでは、

180人に及ぶ人たちに

そもそも最初から

線量計を持たせていなかったことが

判明した、という報告が

この番組の中でなされています。

これらのことは、

当然ながら、行政も了解済みなんですね。

99年までで、

原発で働いていた27万人の内、

6万5千人の容体が把握されていないと言います。

生死も不明と言うから驚きます。

これが原子力行政なのですね。

使い捨て文化は、

たくさんな人の命を

そうやって今まで、溝(どぶ)に捨ててきたようですね。

ウラン核分裂に利用した圧力容器は、

鋼鉄製なので溶けないよう、2500度前後に温度を下げ­なければなりません。

その為に熱エネルギーの70%を捨てています­。

それでもなお、原発に拘るということは、

残り30%の熱エネルギーであっても、

火力発電のエネルギーの比­ではないという事でしょう。

圧力容器は、この高い温度と中性子による

絶え間ない攻撃に晒されています。

発生した圧力容器自体の損傷は、

容器本体そのものの脆弱性に他ならないから、

修繕が不能です。

だから修繕せず使用­してます!

では、点検のとき、

作業員たちが何をしているのかということが

当然疑問になります。

何をしているのでしょう?

修繕せずに済ますための、多分、エクスキューズでしょう。

ぶっちゃけた話、

格納容器内部の掃除レベルの作業ではないでしょうか。

思うに、

番組コメンテーターの指摘にもありますように、

作業員の安全性が

確保されるような点検であってこそ、

安全なんだということ、

理解すべきです。

それをしていないようだったら、

国家犯罪です。

国家賠償法に相当する違法な事実隠しがあるとして

第三者機関を設立して、

被害の実態を明らかにすべきです。

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