を紹介します。
――高見順「戦に負け、占領軍が入ってきたので、自由が束縛されたというなら分るが、逆に自由を保障されたのである。なんという恥かしいことだろう。自国の政府が自国民の自由を、――ほとんどあらゆる自由を剥奪していて、」(「敗戦日記」)ーー
この高見順氏の言葉は
戦後の
多くの日本人が共通に抱いた
気持ちと思います。
僕自身は、
戦争を知らない世代ですが、
戦後の明るい、
活気に満ちた息吹が
まだ多くの人の記憶にはっきり
残っているとき、
この世に生を受けました。
あの透き通るような明るさは、
自由を謳歌する
喜びだったのですね。
昔を振り返って、
懐かしむと同時に、
次世代に伝えていく責務を感じます。
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